この本には大きな影響を受けました。
英語を学んできて感じていたのは,とにかく理屈ぬきで覚えなさい,ということです。
言葉というのは理屈ではない,だから「なぜ?」と考えるより,とにかく丸暗記をすることが大切であると教えられてきたように感じます。
しかし,この本はそれを完全に覆してくれました。まさに,コペルニクス的転回で,天地がひっくりかえったようなものです。
この本では,徹底して「なぜ?」を追求しています。
かなり理屈っぽい学生(仮想)が,いじわるな質問をします。素朴な質問ということですが,これを学校の先生にぶつけたら,先生は頭に来て,こんな理屈をいうものではない,英語はそのまま覚えなさいというでしょうね。先生にしてはいじわるな質問です。
それを著者がみごとに答えてくれます。
私はけっこう理屈っぽいので,拍手喝采です。このように教えてくれれば私の英語力はもっともっとついただろうと思います。
英語を教える人は,生徒からいじわるな質問をされても平気なようにこの本を読んだほうがいいですね。
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-3-5 はどう説明するのか。
負の数から正の数をひくのです。正の数はないので,そのままでは引くことができない。
3万円の借金がある(-3万円)。5万円の品物を買いたい。それで,5万円借金した(±5万円)。そして,5万円の品を買った(ひく5万円)。
すると,手元には 8万円の借金が残る(-8万円)
■■■-□□□□□
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わかる解けるできる中学数学1年
負の数から正の数をひくのです。正の数はないので,そのままでは引くことができない。
3万円の借金がある(-3万円)。5万円の品物を買いたい。それで,5万円借金した(±5万円)。そして,5万円の品を買った(ひく5万円)。
すると,手元には 8万円の借金が残る(-8万円)
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