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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「解ける」と思った人が「解ける」
 もうすぐ高校入試ですが,この時期生徒に特に言っているのは
「解けると思ったら解けるが解けないと思ったら解けない」です。

 私は精神論,根性論は大嫌いですが,これは真実です。説明しましょう。

 野口悠紀雄氏の著書に「超発想法」というのがあります。
 これに,「創造力のある人とない人を比べると,ひとつだけ違いがあった。それは創造力のある人は自分を創造力があると思い,ない人はないと思っているということであった」
(これは孫引きです。原典も読んだのですが,手元にないので。また,ぼくなりの言葉で書いています)

 最初は「うそだ!」と思いましたね。精神論的で好きではなかった。

 しかし,考えると納得です。
 例えば,短歌です。

 自分は短歌を作ることがうまいと思っている人は短歌を作ります。実際は下手でも。作って他人に見せる。評価してくれる。もっとうまく作れないかと本を読む。他の人の作ったものを読んで参考にする。つまりいろいろ工夫するのです。そうするうちに実際にうまくなっていきます。
 しかし,できないと思っている人は,作ろうともしない。まして工夫などしない。これでは下手なままに決まっています。

 では,受験生。
 文章問題や図形の問題,関数の問題が出たとたんに,「できない」と思っている生徒が少なくありません。そうなるとできないに決まっています。思考停止ですから。
 実際は易しい問題であっても思考停止してしまえばできるはずがありません。

 ぼくは,過去問題で一見難しそうにみえるが,実は簡単な問題を生徒にさせるときに,強調します。

 「Aくん,Bさん,あなたは解けるはずだ。解きなさい。」と。
 そして,時間をとります。必ず解ける,やってみなさい,と言って。

 そして,解けるのです。
 考えて,そして考えていけば,解けるのです。

 もちろん,解けると思えば必ず解けるとは限りません。難問もある。また力不足もある。

 しかし,逆は真です。「解けないと思ったら,絶対に解けません」

 ぼくは正直に言います。「解けると思っても解けないことはある。しかし,解けないと思ったら絶対に解けないんだ。あなたたちが解けないと思っている問題の中には実際には解ける問題がたくさんたくさんあるんだ。だから,解けると思って問題にぶつからなければいけない。ほらこの問題は解こうと思ったら解けたでしょう」と。


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前置詞の指導
 英語の中で,前置詞は難しいもののひとつだと思います。

 ぼくが思うに,前置詞をむずかしくしているのは,意訳主義だからではないでしょうか。

 There is a book on the desk. を訳すると,「机の上に本がある」

 確かに同じ状況を見せられた場合に,
 英語では,There is a book on the desk.
 日本語では,机の上に本がある

 と言うでしょう。

 しかし,onは「上に」ではない。 on は「接触」を表します。

 だから,英語では,「机に接触して本がある」と言っているのであって,上下関係を表しているのではありません。

 ぼくは,on は「上に」です,と学びました。

 しかし,天井に蠅がとまっていても,onを使うんだよ,と教えられました。
 天井より下にいても on だというのですね。

 こんなときにはこういって,またあんなときにはああいうんだ,それをそのまま覚えなさい。これがこれまでの英語教育。

 onを「接触」と教えればすべては解決します。

 語義を大切にする英語教育が大切だと思うのですね。
 他の単語もそうですが,特に前置詞はそう感じます。
 意訳主義ではなく,直訳主義にして,英語のフィーリングを大切にそのまま訳していく,ということが必要なのではないでしょうか。

 そういう立場で書かれた本がいくつも出ています。

 その中でいちばん手に入りやすくて,また別でも利用価値が高いのが,
 次の辞書です。田中茂範先生の本はおもしろいです。これからも紹介していきたいです。
 この辞書は図で説明されているのでとてもいいです。

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