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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

故意に音をずらす沖縄三線
 昨日の翁長洋子筝曲院アトリエコンサートで,おもしろいと思ったことがありました。
 野村流師範 比嘉康春さんとの共演のときです。

 沖縄の三線では,微妙に違う音を出すらしいのです。

 以下,ぼくの解釈を含めながら書きます。ぼくの解釈が正しいかどうか,後で翁長洋子さんに読んでもらいたいと思います。

 ドとレの音の違いは1音です。ミとファの音は半音。要するに0.5音ずつずれているのです。
 さて,三線には,0.1音,0.2音のずれを故意に出すことがあるらしいのです。
 例えば,ド,ミ,ソと弾くところをド,ミ,ソの,ソがふつうのソより0.1か0.1音高いところを弾く。
 三線にはフレームがありません。だから指を少しずらすとソの0.1音高い音を出すことができます。逆に言えば,耳がよくなければソの音を出しているつもりが0.1音高い音になってしまう。怖い楽器です。
 比嘉康春さんは,こういう感じと,指をスゥーとずらして音を出していました。

 モーツアルトの交響曲に「不協和音」というのがあります。ふつうの和音では物足りないモーツアルトが故意にふつうでは耳障りな音を加えた。それがまた斬新な音となったようです。そこが天才なのでしょうね。
 それを沖縄の三線はやっているのだろうな,とぼくは感心しました。
 洋子さんは絶対音階のある人には,沖縄の三線の音は耳障りでいやそうだ,と言っていました。

 ここまでもおもしろいと思いましたが,話は続きます。

 洋子さんが古謝美佐子さん,屋良文雄さんとセッションをした。そのとき急に古謝美佐子さんが歌を歌い出したそうです。天からふってくるようにメロディーがわいて来たのだろうと洋子さんは言っていました。それもまた天才技です。

 ただ,それがレイテン何音かのずれがあったらしいのです。洋子さんは琴ですから箏柱(ことじ)をずらして対応したそうです。しかし,ピアノの屋良さんはどうしようもなくて最後まで鍵盤をたたくことはできなかった。ピアノも弦楽器だが簡単にずらすことはできないですからね。

 さて,洋子さんに質問。三線ではあるひとつの音を故意にずらすのですね。
 古謝美佐子さんの場合にはキー音が最初からずれていて,全体的にずれた音になっていたということですか?
 
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翁長洋子筝曲院アトリエコンサート
翁長洋子コンサート
 4月24日,中学3年のクラスメート,翁長洋子さんから次のようなメールをいただきました。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

翁長洋子筝曲院
アトリエコンサート
Vol.7
~日日新~HIBIARATAシリーズ
「うりずんの風」

4月27日(日)
2時30開場3時開演
チケットは35名様限定で要予約です。
2500円
(お茶とおやつ付)

場所:翁長洋子筝曲院首里
お問い合わせ:090ー8293ー8829まで

出演

「守ネ豊箏門中」しゅれいくとぅむんちゅう翁長洋子 優子 良忠

ゲスト
歌 三線
野村流師範 比嘉康春
歌 花井玲子
フルート 眞栄田えり子



このコンサートでは その時々に合わせ 選曲や曲順はランダムで出演者同志ト~
クを交えて進行します。

興に乗れば 思い切った新しいバ~ジョンも飛び出し 間近な観客と楽しいひとと
きを共有していきたいと企画しています。

主な曲目予定

新曲「春の海」・現代曲「道化師」~フルートとの共演

古典曲「六段の調べ」~古文調歌詞入り~

「仲風」他
比嘉康春氏の歌三線

おなじみの「かぎやで風」は
趣を変えて 翁長の17弦筝と比嘉康春の歌三線の共演でお届けします。

翁長作曲
「琉球・四季おりおり」より~春~ 他

比嘉康春による
春にちなんだ新曲作品も披露する。

うりずんの風の彩りを音に載せて!

「忙中閑有り」

御都合に合わせて
ご一報下さい♪

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 都合をつけて行きました。スクーターで1時間かけて。
 よかったです。生の演奏はいいですね。それもすぐ間近で聞くことができて。

 いろいろ工夫していて,素人のぼくにも楽しめました。歌,フルート,三線との競演。そして,洋子さんの息子さん,娘さんとといっしょ。息子さんのギターとの共演もありました。親子でひとつのことができるっていいですね。
 息子さんとはmixiで知り合ってはいましたが,直に会うのは初めて。やはり感じのいい青年でした。

 ぼくにとって一番よかったのは「かぎやで風」。恥ずかしながら,ぼくは世界がせまいので比嘉康春さんのことは知りませんでした。いまネットで調べると,沖縄芸大の助教授で古典の専門家のようです。その場にいらっしゃる方はみなさんご存じだったようですが。
 新しいことも取り入れているようでしたが,それはどこだかぼくには分かりません。でも,琴,三線,歌がいっしょになって,とてもいい気持ちで聴くことができました。

ぼくの目の前に柱があって,その隙間から,フルートの眞栄田えり子が何とか見えます。

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