FC2ブログ
セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

子どもに愛が伝わっていますか
 前に「客観的世界と主観的世界」について書きました。この記事はそれが分からないと分かりにくいと思います。
 まだ読まれていない方は次のページへどうぞ。
http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-387.html

 さて,

子どもに愛が伝わっていますか―心のかけ橋をきずく“親業” (単行本(ソフトカバー)) 近藤 千恵 (著)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4837916872?ie=UTF8&tag=selfyoji-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4837916872

 という本があります。

 「親業」の本です。「親業」についてはまたの機会に。

 さて,本当は子どもを愛している。しかし,それが子どもにはきちんと伝わっていない。
 つまり,客観的世界においては,親が子どもを愛している。
 しかし,子どもの主観的世界においては,子どもは親に愛されていない。

 お父さんはぼくを嫌っているんだ。どうせ,ぼくなんかどうなってもいいと思っているんだ,と。

 客観的世界と主観的世界,子どもに影響が大きいのは,主観的な世界です。
 客観的に愛しているなら,それを子どもに伝えないと力にならないのです。
 最近の父親はだいぶ違ってきましたが,昔の父親は子どもに愛を伝えるのがとても苦手だったように思います。ぼくも何も学ばなければそのようなものだったと思います。

 数週間前,テレビ映画で「地下鉄(メトロ)に乗って」をやっていました。いい映画でした。
http://www.metro-movie.jp/

http://www.enjoytokyo.jp/OD009Detail.html?TITLE_ID=9373

 暴力的で横暴な父親小沼佐吉を嫌い絶縁状態の主人公長谷部真次。地下鉄に乗るとそれはタイムマシンで,過去に。そこで青年時代の父親に出会う。過去の父親と接する中で父親を理解する。

 まあそういった内容です。真次の主観的世界での父親と客観的世界での父親の間にはとても大きなギャップがあった。それが過去をのぞくことで,そのギャップが埋まるのです。

 これまで書いてきたように,まず

 この子もこの子の人生の中では主人公なのだということを確認する。

 この子も価値があるんだと思う

 その思いをその子に伝わるようにする。

 思うだけではだめです。その思いが相手に届かなければいけないのです

 言わなくても分かってくれる,だけでは伝わらないかもしれません。
スポンサーサイト




アダルトチルドレンとピグマリオン効果
 mixiのコミュ「セルフラーニング」でピグマリオン効果はアダルトチルドレンに効果があるかの意見交換があり,ぼくは次のように書き込みました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=25093093&comm_id=1037793

 アダルトチルドレンにピグマリオン効果は効くかどうか,ですね。

 ぼくは,アダルトチルドレンについてよく知りません。検索してみました。

アダルトチルドレン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: ナビゲーション, 検索
アダルトチルドレンとは、機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなお内心的なトラウマを持っている人のことを指す。Adult Childrenの頭文字を取り、単にACともいう。学術的な言葉ではないため、論者により定義が異なる場合がある。

一般的には虐待やアルコール依存症のある機能不全家庭で育ち、その体験が成人になっても心理的外傷として残っている人をいう。破滅的であったり、完璧主義であったり、対人関係が苦手であるといった、いくつかの特徴がある。また、無意識のうちに実生活上の人間関係に悪影響を及ぼしている場合も多い。


 以上でいいでしょうか。

 とすると,ぼくはアダルトチルドレンにピグマリオン効果は効くと思います。推論で書き込むので,よろしく。

 ピグマリオン効果がありうるのはなぜか。

 それは,教師が心理学者で言われた子どもたちがその後伸びると本当に信じたからです。そう信じるとそれは行動に表れる。その子への質問が多くなる,その子に答えさせる,その子を認めるなどの行動によって子どもたちが引き上げられるのです。そのような行動は無意識かもしれない。しかし,そのような行動が出てくることによって子どもが変わるわけです。

 教師が厳密な平等主義者ならピグマリオン効果は出てこないでしょう。伸びると言われた子も言われなかった子も同じように扱えば,差は出ないはずです。

 さて,アダルトチルドレンの場合。

 Aさんも伸びるとその教師は言われた。しかし,Aさんはアダルトチルドレンであった。
 心の底からそれを信じた教師は,Aさんに関心をむけるでしょう。そしてなぜそのような行動をとるのかも考えるようになる。いまこのような行動をとっていても指導次第で伸びるはずだ,と信じている。
 そして,アダルトチルドレンだということを突き止める。すると,アダルトチルドレンについて学ぶでしょう。そして,それへの対処の仕方も学ぶはずです。
 そして,その子をみながらその子に適した方法で学習を導いていく。

 すると,その子は伸びるのではないでしょうか。

 ピグマリオン効果はなぜ起きるのかは,見えない不思議な力ではありません。その子に教師(親)が関心を向けるということです。

 最初はうそからはじまったかもしれません。しかし,そのうそを信じた教師は,それが実現する方向で行動を起こしているのです。

 また,その教師が研究熱心でなければ効果はないでしょう。ほかの子と同じように画一的な指導をしていたのでは伸びるはずがありません。

 いまシェークスピアのマクベスを思い出しました。
 魔女に「未来の国王」になるという予言を告げられたマクベスです。その国王の座が自然に舞い降りたわけではありません。マクベスが殺人を犯すという行動によって国王の座を得るのです。

 ピグマリオン効果も

 予言 → 教師の行動の変化 → 子どもの伸び

 です。 
Copyright © セルフ塾のブログ. all rights reserved.