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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「日本語力と英語力」


 「日本語力と英語力」 

 とてもよかった。ぼくが言いたいことを的確に述べています。多くの人に読んでもらいたい。ぜひ。

 この本は 本書は、齋藤 孝氏と斎藤 兆史氏の対談本です。
 重要なところ,おもしろいところを抜粋したみたらかなりの量になりました。何回かに分けて紹介します。

 まず,英会話と英文法について。


(兆史)
ごく簡単に要約すれば、国語教育を充実させよ,英会話ごっこにも似た低劣な早期英語教育を止めさせよ、型の訓練を中心とした骨太教育を実現させよ、ということになろうか。(p5)

( そういうことです。まったく同感。 )

(兆史)
たとえば、For here or to go?という表現を見てみよう。これは主にアメリカのハンバーガー屋の店員が、客が品物を店内で食するか持ち帰るかを確認するために用いるものである。逆に言えば、その状況以外で用いられることはなく、例文としてきわめて発展性に乏しい。第一、前置詞+名詞と to不定詞をorでつなぐ変則的な構文を初学者に理解させるのはほとんど不可能だから、勢いそのまま覚えなさいと指導することになるが、生徒は、「英語圏のハンバーガー屋では、品物を持ち帰るかどうかをFor here or to go?という表現で尋ねてくる」ということ以外、何を学んだことになるのだろうか。こんな表現は、海外旅行者用の会話本にでも載せておけばいいのである。

店員の最後の台詞に現れる Here you are. についても同様のことが言える。これまた、たしかに四十年前の Here is a pen. に比べて実際の会話でよく耳にするが、対面状況で物を差し出す動作を補うだけの表現だから、これを知らなければ対応に困るような状況は皆無だと言っていい。少なくとも、中学1年次に学ぶべき英語ではない。このように系統的に説明のしづらい「実用的」な表現を教えたがるのが、いまの英語教育の悪いところだ。日本語話者の英語習得の順序を読み違えていると言わざるを得ない。( p8~9 )



 ( うれしくてたまらない。ぼくがこれまで言ってきたことです。まったく同感。「発展性がない」というのがキーワードでしょう。会話中心ではそれをそのまま覚えるだけ。ほかの表現に発展することがない。文法をきちんと学ぶと,単語を換えることで無数の表現に発展できます )

(兆史)
 まして英語シャワーといっても、せいぜいー日にー、二時間、多くて数時間程度でしょう。生まれたときから、英語で話し、英語で考えるという具合に、母語である英語に四六時中触れながら成長する英語話者の人たちとは、まるで状況が違います。ただ英語漬けになればいいというものではなく、日本語話者が英語を学ぶ場合には、日本語話者にふこわしいそれなりの戦略、枠組みがあるはずです。

(孝)
それが、たとえば徹底した型の訓練や、基礎の反復練習ですね。
(p43)



( これもぼくがこれまで言ってきたこと。新聞投稿もしたことがあると思います。さがして掲載したいです。とにかく同感。 )


(孝)
 それはたとえて言えば、長嶋茂雄が送球したあとに掌をヒラヒラさせるのを素人が見て、その”掌ヒラヒラ”を真似して野球をするみたいなものですね。長嶋はそれで野球がうまいわけじゃない。たまたま投げたあとにそうなるだけであって。

(兆史)
 ところが、”掌ヒラヒラ”ごと教えるのがいまの英語教育なんですよ。

(孝)
 基本の形というものは応用範囲が広い。ですから、特殊なケースではなくて、「この文型を覚えておくと、こういう場合にほとんど使えます」というやり方を優先すべきでしょう。(p45)



( 長嶋の掌ヒラヒラに例えるのはおもしろい。)

 けれど日本語と英語とはまったく違った語族に属しますし、日本人が英語を自在に使いこなすまでには相当の修練が求められます。その過程で学習する文法や読解がー見機械的な印象を与えることや、多くの人がその段階で英語学習をやめてしまうために、従来の英語教育が意思伝達機能を軽視してきたかのように思われがちなのでしょう。(p46~47)

 ( これも同感。日本人にとって英語をマスターするのが難しいということです。車の運転ができるために1ヶ月ほど教習所に行くようなわけにはいかないのです。そこのところを誤解しているから,今の英語教育が悪いということで,文法軽視になってしまう )


(兆史)
 コミュニケーション中心主義の英語教育のもと、文法は軽視される傾向にありますが、英語と日本語はまったく異質の言語です。日本人にいちばんあう英語習得法として、まず言葉の骨組みを知る文法の学習は、日本人の英語の学び方に合ったものです。

(孝)
 ネイティブではない人間が外国語を学ぶとき、文法は大きな武器になります。その文法が軽視されるのは問題ですね。文法というのは型でしょう。相撲の四股みたいなもので、型を知っていると応用が利くし、効率よく学習できます。それに型や骨組みがわからないで、雰囲気だけで英語を訳すことはできないですよ。話すにしても、文法がめちゃくちゃでは、論理的な会話はできません。(p85)



( 日本人にとって,英語の文法を学ぶことは大きな武器になる,同感です。 )

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日付つき印鑑購入
印鑑
 新しい印鑑が昨日届きました。

 生徒がやったページに印鑑を押すのです。以前使っていたのが,紛失。整理が悪いからです。いちもあちこちに置いているので,よくなくします。でもこれまでは1,2日もすると出てくるのですが,今回は2週間ほどたっても出てこないので新しいのを注文しました。

 前に使っていたものに比べて,押された印が極端に小さいので,子どもたちは「小さい!!」と言っています。本体の大きさはほぼ同じですが。


商品名:データーネーム12号キャップ式(別注品)
金額 :¥2,714
数量 :1
詳細 :古印 赤
◇ (上1行目) セルフ塾
◇ (下1行目) 庸次

 3,150円以上(税込)で送料無料 なので,以下のものもつけました。

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商品名:データーネーム専用補充インキ赤
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 代引き手数料 : ¥0
     合計 : ¥3,194

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英語の苦手だと思う人こそ,長文読解で点をかせげ
 「英語の苦手だと思う人こそ,長文読解で点を稼げ」

 ぼくはそう言っています。

 長文読解(長文とは言えないかも知れませんが,中学生にとってはなが~い)は,英語の文がずらずらと並ぶので,もう最初からギブアップ状態の生徒がほとんど。

 でも,長文読解は,英語ができなくても点をかせげるのです。

 きのうの授業を再現します。教材は沖縄県県立高校入試問題平成18年度の英語。
 セルフ塾は基本的にセルフラーニングですが,自分で解いたあと,一斉授業で解説をするときがあります。入試対策,定期テスト対策のときの教材はセルフラーニング用ではないので,自分の力では進めないからです。
 
 この方法は,英検の問題でも使える全国で使えると思っています。
{ }内は生徒の言葉や反応。

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

 (長文読解は,英語ができなくても点をかせげることを強調してあと)

 本文は読まないで,すぐに設問を読みます。

問題1 次の各問いに対する答えとして最も適切なものをア-エの中から1つ選び,その記号を書き なさい。

1. What was Yumiko interested in?

 さあ,この質問と似た文はないか,本文からさがしなさい。interested があるんじゃないかな。
(しばらく待ちます)

 { あった }

 あったか。どこにある。

 { 上から4行目(最初の段落の1番最後) }

 おお,そうだね。ほかの人もそこを指で押さえてごらん。( 全員が押さえるか,確認。そうしないと,自分は関係ありません,という感じの子がいます。きのうも1人いたので,叱りつけました }

 では,その文を読んでごらん。

 Yumiko became interested in guide dogs and studied them.

 この文と似たのが選択肢にないかみてごらん。

(選択肢)
1, She was interested in
 ア,people who can't see.
 イ,shopping on Kokusai Street.
 ウ,helping people.
 エ,guide dogs.

 はい,答えは何だと思う?

 { エ }

 そうだ。これで正解。ほら,いまは英語をまったく訳さなかったでしょう。でも,正解にたどりつくことができな。似た単語をさがせばいいんだ。
(その前後を訳して,説明し,やはり正解が「エ」だということを確認)

 次のいくよ。
 
2. Why do people have to wait until they can have guide dogs?

 こんどは少し長くなった。この文と似た文はないか,さがしてごらん。
( 待ちます )

{ あった }

 見つかったか。どこ。(その子のそばにいき確認)
 ほかの人も見つけなさい。(数人ができてから)

 So they have to wait one or two years until they can have their guide dogs.

 という文があるね。では,この文の前後を見て,設問と似たのがないか見つけなさい。
 まあここで so という単語が「それで」という意味だと知っていたら,この文の前に理由があることが分かる。だから前の方をみてごらん。

But there are not enough guide dogs now. というのがあるね。

(選択肢)
→ Because
 ア, there are not enough guide dogs in Japan.
 イ, they need a lot of money to have guide dogs.
 ウ, there are not many training centers.
 エ,they must have four weeks' training.

 さあ,答えは?

{ ア }

 そう,「ア」が正解だ。これも英語に訳せなくても点がもらえた。
(簡単に訳して説明をくわえる)

 次の設問
3. How long does it take for dogs to become guide dogs?

 さあ,似た文がないか,さがしなさい。

 It usually takes two years to *raise guide dogs.  という文があるね。 選択肢をみると

 → It takes
ア,about a year.
イ,two years.
ウ,four years.
エ,ten years.

 だから,正解は 「イ」


4. Who trains guide dogs?

 あっ,これはね。本文を読まなくても分かるよ。常識を知っていればね。訳さないといけないけど。設問は「だれが盲導犬を訓練しますか?」だ。

 では,設問を訳してみるよ。

ア,About 8,000 people do. (およそ8000人の人々がする)
イ,Yumiko does. (ユミコがする)
エ,Trainers at a training center do.  (訓練センターの訓練士が)
オ,Many volunteers do. (多くのボランティアが)

 さあ,答えは何?

{ エ }

 そう。ほら,本文をまったく読まなくても正解できる。
 ぼくは,英検,たしか3級だったと思うけど,本文をまったく読まないですべて正解したことがある。天体の文だったかな。天体のことについて知っていたら,何が答えかすぐに分かった。

 いまは,常識を使って訳して解いたけど,さっきのように似た文をさがして解くこともできるはずだ。

(以上。なお,沖縄県の入試問題ではその後に内容のまとめのようなものや本文と一致するのを答えさせるのが出題されます。これはもう少し英語力がないと解けません)


(以下は,本文です)
One day, Yumiko went shopping with her mother. When she was walking on *Kokusai Street, she saw a man walking with a dog. The man couldn't see with his own eyes, but he walked without a white stick. The dog helped him walk. The dog was a guide dog. Yumiko became interested in guide dogs and studied them.

In Japan, there are about 8,000 people who want to have guide dogs. But there are not enough guide dogs now. So they have to wait one or two years until they can have their guide dogs.

It usually takes two years to *raise guide dogs. The first year, baby dogs are kept by families as family members. The families are called *puppy walkers. They are all volunteers, so they don't get any money for raising baby dogs.

When the dogs become one year old, they are sent to a training center. The dogs are *trained there by trainers for about one year. But not all of the dogs can become guide dogs. After the training,the dogs meet their *owners, and the owners have four weeks'training to learn how to live with their guide dogs.

When the dogs become about 10 years old, they usually stop their job as guide dogs. They are kept by another family and spend their lives as pets,The job of guide dogs is to help people who can't see, but they are also good friends or partners to them.

注:KokusaI Street 国際通り raise 育てる puppy walkers 子犬を育てる人たち trained train制l線する)の過去分詞 owners 飼い主,使用者



問題1 次の各間いに対する答えとして最も適切なものをア-エの中から1つ選び,その記号を書き なさい。

1. What was Yumiko interested in?
1, She was interested in
 ア,people who can't see.
 イ,shopping on Kokusai Street.
 ウ,helping people.
 エ,guide dogs.


2. Why do people have to wait until they can have guide dogs?
 → Because
 ア, there are not enough guide dogs in Japan.
 イ, they need a lot of money to have guide dogs.
 ウ, there are not many training centers.
 エ,they must have four weeks' training.


3. How long does it take for dogs to become guide dogs?
 → It takes
ア,about a year.
イ,two years.
ウ,four years.
エ,ten years.


4. Who trains guide dogs?
ア,About 8,000 people do.
イ,Yumiko does.
エ,Trainers at a training center do.
オ, Many volunteers do.


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