「財団法人日本英語検定協会」から「合否結果閲覧」開始のメールが届きました。
セルフ塾での合格者(2008年度第2回検定一次試験)は次の通りです。
準2級 なし
3級 I嶺真子・H聖・H嘉彩香・
4級 I岐清人・ C花優太・H嘉駿・M城亮太・Y平名知親・
5級 I波綾香・O城加奈子・O原千佳・K地陽平・T原祥子・Y良記咲




前略
『新日本歌人』11月号よりのコピーです。僕の作の一首に庸次君がキャラクターとして登場します。ご笑覧を。
との手書きメモとコピーが1枚。
それに
秋葉原事件はなぜだ庸次君とメールを交わすその土壌論
の一首がありました。
ぼくの秋葉原事件についての投稿文(琉球新報)について,叔父とメールで意見交換を行いましたが,そのときのことを思い出しました。
短歌の良し悪しを評価する力はぼくにはありませんが,あのメールのやりとりをぱっと思い出させるものがあります。
叔父仲松庸全は,沖縄人民党,復帰後は日本共産党の党員で,立法員議員,県議会議員をつとめました。いまは前線からは退いて,絵を描いたり,歌を作ったりしていますが,不正を許さない情熱はまだまだ熱いものがあります。ぼくも叔父の生き方から少なからぬ影響を受けています。
中3の問題集だけ「レベル」の文字が抜けてるんですが、その区別を教えて下さい。私は中1しか持ってないのでよくわからなくて・・・^^;よろしくお願いします。
(Yojiの回答)
おかげさまで,1年は2回改訂,2年は1回改訂しました。3年まで進むことができず挫折する人が多いのか,3年は,まだ最初に出版した本が残っていて,改訂版が出していません。
最初に出版したときに,意外にも中学生よりも高校生や社会人の方からの反応が多かったです。お年寄りの方から,よく理解できたとのお便りもいただきました。
それで,高校生,社会人の方にもいいんだよ,という意味で「レベル」をつけたのです。「英語プログラム学習中1」だと,中学1年生が使うものという感じですが,それに「レベル」をつけて「英語プログラム学習中1レベル」とすると,内容は「中1レベル」だけど,高校生,社会人が使ってもいいものだよ,というふうに受け取ってくれるかなあ,と期待したのです。実際はどうなのか分かりませんが。
内容的には,基本的に変わりません。「中1レベル」「中2レベル」そして「中3」と進んでも連続性は保たれています。
まきまきさん,ありがとうございます。2回に分けて回答いたします。
(Yojiの回答)こんばんは。教える立場の私自身も先生の英数の問題集を毎日楽しくやっております。特に英語の説明文の言い回しは可笑しくて吹き出してばかりですが・・・^^
今頃気づいたんですが、中1と中2は「中1、中2レベル」と表示されてるからか中1や中2でやる内容全ては入ってないですよね?もしかして教科書別で範囲が違うのかもしれませんが・・・^^;
教科書の内容と異なるところが多いですね。最初のころは教科書に一応合わせたつもりですが,改訂になってずれが大きくなっています。
一番大きいのは,過去の文をいまは1年で習いますが,ぼくの本では2年になっているところでしょうか。there is(are) は逆に1年から2年に上がっているようです。(ぼくは教科書を定期テスト前にちょっと見るだけなので正確かどうか自信はないのですが)
1年の範囲はていねいにていねいにやらないと分からないので教科書よりかなり詳しくなっていると思います。
ぼくは教科書を意識するよりも,生徒達が英語の力をつけることを重視しました。それで,教科書からずれていてもほとんど気にせずに作ってきたので,教科書とだんだんずれが大きくなっていると思っています。
ただ,便宜的に1年,2年,3年と分けてあるような感じです。最終的には現在学校で学ぶ範囲は網羅していると思います。細かい慣用句や表現は別ですが。
また,現在中学範囲ではない,関係代名詞のwhom,時勢の一致なども入っています。
まきまきさんのコメント
タイトル「生徒の反応」
先日送っていただいた小学3、4年の教材を生徒達に渡しました。
先生!スゴイ
好評で皆大喜びで取り組んでいます。「簡単!簡単!」と言いながら毎日軽く10ページ以上やる子もいて、嬉しいことに採点が大変です^^;
プログラム学習って少しずつの階段のため子供達には取り組みやすいんでしょうね^^
本人も気が付かないうちにレベルが上がってゆくんだと実感しました。
「国語だいすき」も始めたばかりで今後が楽しみです^^
中学生も小学生も先生の教材気に入って頑張っています!
色々お世話になりありがとうございます!
まきまき
少しずつ階段を上ることをイメージしながら作ったので,それがうまくいっているようなのでうれしいです。
1×1のタイルを1とします(□)。それが3つで3(□□□)。
もちろん,それが10個だと10。
その10個のタイルの境目をのぞくと10のタイル1本になります。
小学1年生に初めて教えるときは,タイルのようなチョコレート10個をたてに並べ,それを紙で包みます。すると境目が見えなくなりますが,10個のタイルと変わりないことが理解できます。
10のタイル3本と1のタイル6個だと 36 。

その10のタイルを10本並べて境目を消すと100のタイルができます。10×10のタイルです。

この100のタイルを10枚たてに並べると1000のタイルになります。それは長いので巻いてしまいます。これに触れたときは,「よくこんなこと考えるなあ」と感心したものです。

このようなタイルを用いると10進法がとてもよく理解できます。

「Yojiさん,辞書引き大会で一番になったよ」
「へぇ~,すごいね」
「○○も一番だったよ」と別の子
「なぜ,一番が2人もいるの?」
「クラスが違うから」
小学4年生はいまセルフ塾に5人います。そのうち3人がクラス1位で,1人が2位だったそうです。
2位になった子によると「クラスに天才がいて,・・・・」とのこと。
セルフ塾では,辞書を引くのを課題にしています。
語句のリストを作り与えています。そして,小学4年生は一日5語の意味を調べます。国語辞典を引いて意味を書き写すという作業です。
5人の小学4年生のうち4人は毎日のように意味調べの課題もやっています。もう1人は残念ながら漢字の練習と算数の練習をするのがやっとで,意味調べはほとんどできないという状態。
その4人は毎回辞書を引いているので,とても速く引くことができるようになっています。だから,クラスで1位になるのは当然といえば当然なのです。毎年のように辞書引き大会では上位なのです。それも,子どもたちがきちんとその課題にがんばって取り組んでいるからなのです。
子どもたちって鍛えれば伸びるのですね。辞書を引くのが苦痛でないので,何かあるとこちらも気軽に「辞書を引けば」と言えるのです。
http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-580.html
への感想の続きです。
ひーでー 2008年09月22日 22:55
大変遅くなりまして申し訳ないです。
せっかくなので、コメントさせて頂きます。
皆様がコメントされているような立派なことは言えませんが…
Yojiさんも書かれていましたが、セルフ塾で学べるものは「本物の学力」です。正直、テストで急激なスコアアップを図ることは難しいでしょう。
(その為に入塾は、中学2年や3年からはできなかったように思います。今は制度が変更になったのでしょうか??)
実際に私は英語については、かなり力がついたと思います。今でもそのおかげでそれを糧に英語の学習をしてます。
ですが、それがを実感するのは中学を卒業した後とか、高校入学を迎えてからというように後になってしか分かりません。
それが学力というものではないでしょうか。
それを親が理解できているか、生徒が理解できているか。
親はそれを求めているのか、生徒は何を求めているか。
子供の頃は、そういうことは考えられないはずですから、やはり親が理解すべきでしょうね。
それを理解できていなければセルフ塾にいる意味はないように思います。
ですが、Yojiさんの教育のおかげで、僕を含めセルフ塾卒業生は立派に成長しました(笑)
そのことをうまくアピールし、また親御さんにも分かって頂きたいですね☆
サチベルあッき 2008年09月23日 11:14
大変遅くなりました。
せっかくの機会なので、ふりかえって今の僕が思う事を書きます。
僕はセルフ塾に通っててよかったです。ここでの経験が間違えなく仕事への態度・学習に繋がっています。
特に読書。
三色ボールペンを活用した学習でしたが、今もスキルアップの為に本を読むときに役立っています。
数学や英語でも点を取るだけの勉強でなく、原点をよく理解して取り組む形だったと思います。
理解する楽しみ、達成感と向上心を学びました。
僕の場合、正直学歴に繋がった訳ではありません。それは個人個人の価値観とやる気と環境で差がでるものだと思います。
でも、今僕の考え方や学習法のベースとなっているのはセルフ塾ありきだと思っています。
ちゃんと理解して取り組まないと楽しくないし実らない。
それを経験として学ぶ事ができて本当によかったです。
エリン 2008年09月23日 20:11
庸次さんのmixiを読むと力が湧くのは、庸次さんが私に残してくれたものを実感できるからなのかなぁ~
オーストラリアに来て、嫌でも英語を話さなきゃいけない状態にいる今、本物の学力の大切さをすごく感じるんですよ。というのも、私は庸次さんも知ってる通り数学が英語より好きな子でした。数学っていろいろな例からルールを導き出すっていうセルフ塾流の公式の出し方から暗記しなくてもいい科目なんだと知り大好きに。それが私の思考回路にこびりついてるんでしょうね笑!英語を勉強していても数学と同じように考えてる自分がいるんです笑!オーストラリア人の英語の会話をたくさん聞いてるうちに前置詞の後ろには名詞が来るから動詞が前置詞の後ろに来るとingがつくのか!!(学校で習った気もするけど...実感が伴わないと覚えられないみたいです笑)など。一つ一つの教科にも真髄みたいなものがあって、その真髄は生きる力に大きく影響してると思うんです。セルフ塾に通っている間はその真髄に触れていられた気がします☆
めんたいこ大好き 2008年10月29日 01:38
たしかに、セルフ塾の学習法に近道というのはありませんでした。常に遠回り。なぜそうなるのか、わかるまで考えて、考えて。。理解して、沢山の問いの×が一気に○○○となった時の快感と言ったら…!!おおげさでしょうか?(笑)
答えが与えられるのではなく、自分で考えて答えを出すと言うことは自信につながると思うんです。自分から求めれば答えは見えてくる。もちろん自分がやる気を出さなければ、皆が帰るなか一人惨めに居残りしなきゃいけないんですもん、必死ですよ(笑)
どなたかがおっしゃっていたとおり、学歴よりも、生きる力なんだと思います。これからの人生、席次や受験勉強以上に過酷な問題なんてごろごろしてます。その中で原因・結果・その法則を自分で考えて乗り越えられるか。そこまで行かなくとも、セルフ塾はこれからも、その基礎を自然と学べる場であって欲しいと思います。
現在、小学生の私のいとこがセルフ塾に通っています。正直学校での成績はそれほど良くありません。しかし彼女の母親は、「成績はそんなに気にしていない。それよりも、将来この子が大人になっていく中で困らないように、基礎だけでもしっかりと身につけていて欲しい」と話しています。
以前(9/19),
「本物の学力」と「テスト用の学力」(保護者向け) を書きました。それと同じものをmixiの日記に転載し,mixiともだちの卒業生に感想を求めたらたくさん寄せられました。それをここに転載いたします。
(つかべんさんから)2008年09月19日 11:52
小学3年~中学3年までセルフ塾で学び、現在は大学四年生になりました。
塾に通っている時は、早く帰る為に必死に一日の課題を終わらそうと頑張っていたものの、今では、塾のおかげで現在の自分がいると感謝しています。
『セルフラーニング』=『自己学習能力』
まさに、その通りだと思います。自己学習能力が身についたおかげでここまで頑張ってこれたと感じています。
『本物の学力』とは、自ら学ぶ姿勢を忘れないことを指すのではないかと私は思います。
私はセルフ塾のおかげで、『本物の学力』というものが身についたと感じていますよ。
ヨウジさんとキョウコさんにまた逢いにいきますね★
( 祥(`・ω・´)【緑】 から) 2008年09月19日 12:38
『本物の学力』と『テスト用の学力』、確かにセルフ塾はこの両方がはっきり別れていた用に思います。
中学生の時点で自分はこのことに気付いていたように思います。普段の塾での学習は読解力と理解力、いわゆる基礎を中心にやっていたと思います。
しかし、テスト前はテスト用の勉強をしないといけない。つまり傾向を見て似たような問題を解き、慣れさせる。若干付け焼き刃のような感じがしていました。
だからかわかりませんが、普段の学習よりもテスト勉強の方が楽だった覚えがあります。
しかし、これも基礎が出来ているから解けるのであって出来ていなければ解けなかったと思います。
それがわかるのはやはり、友達に教える時でしょうね。教えられるというのは、自分が理解し、その上で相手に理解出来るようにしなければいけない。基礎が出来て尚且つ相手にわかりやすいように伝えなければならない。そういう場面ではセルフ塾の学習は役に立つと思います。
セルフ塾では生徒が生徒に教えると言う場面が多々あったよう気がします。
親だけではなく生徒もそれをきちんと理解し、わかっているというのはやはり重要ではないでしょうか?
セルフ塾は人間力も上がる気がしますね。
Higaeri* さん 2008年09月19日 20:19
中学は、セルフ塾、高校では、塾には通いませんでしたが、テスト勉強は得意でした。
しかし、一夜漬けで勉強していた教科は、採点されて帰ってきたころには、
点数は、こつこつ勉強した子よりよくても、何もかも忘れているということもよくありました。
多分、一夜に懸ける集中力は、あったのだと思います。
この話で、大切なのは、私の集中力は、セルフ塾で磨かれたのでは、ということです。
そういうのって、短期的には身につかないですよね。きっと。
ちょっと、ずれたかもしれませんが、これでいいですか?
あーさん 2008年09月19日 22:20
目的ですよね。何の為に「学ぶ」のか?
クラスで一番になるためか。だれだれさんよりいい点を取るため。
色々あるかと思いますが、私が思うに「学び」って、意識する「学び」と無意識に経験から学ぶ「学び」ってあるんですよね。
「なぜ?」と思った瞬間から学びは始まってると私は思っています。
セルフ塾の「学び」には両方の要素が入ってる。
意識的に机に向かって「学び」、また同時に、自ら学ぶ経験/習慣を身につける事を無意識に「学ぶ」。分からない事があれば「なぜ?」って思う。
その繰り返しが「成長」なんだと。
話しがまたそれてきました。。私の悪い癖です。
でも決して理想論を語るつもりはありません。偏差値をあげる事も「学び」です。
私自身大学入学する際は偏差値ばかり気にしていました。実際社会人となった今でも、周りとの比較で評価されます。
ここで意識の「学び」を忘れた者はどうなるか?想像つきますよね(笑)?
意識の「学び」を忘れない為に無意識の「学び」を身につけさせる。
それが恒久的な「学び」だと思います。
(すみません。勢いで書いたので矛盾した内容になっているかもしれませんが、ご了承下さいね(笑))
ゆじゅさん 2008年09月20日 12:31
セルフ塾では、9年間お世話になりました。
その中で学んだ事はたくさんありますが、「何故そうなるのか?」と考える癖がついたことです。
根拠が知ることで納得できる。
それが学習の場以外でも、今では役立てられていると感じています。
福祉を専攻している私にとって疑問を持つことがとても重要だからです。
確かにテスト用の学力は大事ですが、生きる中で必要な本物の学力をつけること、それがセルフ塾の持ち味だと思います。
中学3年生の英語に『関係代名詞』って出て来ますよね?!
ここの教え方に大変苦労しております…
みなさんはどの様に指導されているのでしょうか??
御意見お聞かせくださぃ。
( それにぼくは次のようにコメントしました。)
ぼくは,「たのしい英文法」にある説明を採用しています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4883221024?ie=UTF8&tag=selfyoji-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4883221024
「僕は犬を飼っています。その犬は速く走ります」は
I have a dog. The dog runs fast.
二つの文をつなげてみます。
「僕は犬を飼っています、そして、その犬は速く走ります」
I have a dog and the dog runs fast.
この文ではdog が繰り返されています。
that には、「(すでに前に述べられた事物を受けて)それ」という意味もあります。 それで、 the dog の代わりに that を用いてみます。
「わたしは犬を飼っている、それは速く走る」
I have a dog and that runs fast.
この that が数百年前になって、 and の役目もするようになりました。
つまり、 and がなくても that だけで文をつなげるようになったのです。それで、
I have a dog that runs fast. となりました。
この that は二つの文を関係づけ結びつける接続詞 and の役割もしています。つまり、2文を関係づけ、代名詞の役目をするもので 関係代名詞 (かんけいだいめいし)といいます。
人の場合も同じく関係代名詞の that で結び付けることができます。
つまり、
I know the girl. She is singing a song.は 関係代名詞を使うと、
I know the girl that is singing a song.
「私は歌を歌っている少女を知っている」になります。
その後,who, which などに入ります。
(Aさん)
中1の、大気圧の教え方に関する質問(相談)です。
教科書では
「大気圧…空気の重さによって生じる圧力」
とあります。
これはこれで疑問はないのですが、
高校以上で習う気体の圧力、すなわち
「気体の圧力は分子の熱運動によって生じる」
という考え方とのつじつまを合わせることができず困っています。(以下,略)
(それに対して次のコメントを載せました)
ぼく自身が,気圧は空気の重さといわれて,あまりぴんとこないので,「空気の重さによって」ではなく,分子が衝突することによるものだと教えています。
間違いだといっているのではありません。
ただ,次の説明にすぐ反論できますか?
ここにびんがあります。中には何も入っていません。(実際は空気が入っている)
その重さを量ります。
次に,水素をこのびんに入れて重さを量ります。どうですか。軽くなりましたね。このように水素はマイナスの重さを持っているのです。
次の実験
まずおもりの重さを量ります。100gですね。それにヘリウムを入れた風船を結びます。ほら,軽くなったでしょう。ヘリウムもマイナスの重さを持っているのです。
実際に実験をしたことはありません。ただ,そうなるはずです。
中学生は?????という感じです。何か間違っているな,という表情をしますが,反論できない。
理科の苦手な大人にも分からないでしょう。
これは「浮力」によるのです。空気より軽いので浮力の方が重力より大きくなって浮いてしまいます。だから,マイナスの重力になってしまうようにみえるのです。
だから,気圧を空気の重さといっても何かピンとこない。
生徒はそこまで考えないから,空気の重さで分かったような顔をします。でも,ぼくは何かごまかしているように感じるのですね。
それで,ぼくは気体分子がぶつかるから気圧は生じるのだと説明しています。
(それに対しBさんから次の反論がありました)
>181 Yojiさん
「気体分子がぶつかるから」で、ヘリウム風船が浮かぶことをどのように説明されるのでしょうか?
浮力の問題というのであれば、密度の問題になりますから
逆に「空気の重さ」で説明した方がわかりやすくなりませんか?
1気圧中で水素ガスを注入した瓶の内部も、1気圧ですよね?
浅学ゆえ申し訳ありませんが、ご教授ください。
(それに対するぼくのコメントです)
ご質問,ありがとうございます。
実は,生徒には浮力の問題をきちんとは説明していません。
それで,浮力について考えてみました。気体の場合の浮力はこれまできちんと考えたことがないので,自信はないので間違えているかもしれません。物理を専門にしている方のご教授を請いたいです。
浮力というのは,下の面に下から上への圧力の方が,上の面で上から下への圧力より小さいときに生じます。図に描いてみました。水の場合はそうです。気体も同じだと思われます。

風船より直方体の方が分かりやすいと思うのでそうしました。
下から上への圧力というのは,重さでは分かりにくいです。分子の運動による衝突を考えた方がすっきりします。
重力は地球の中心に向かっていると考えられます。それでは浮力は考えられません
このように浮力を考える場合にも分子の運動で考えた方がいいです。
ただよく分からないのは,内部のヘリウムの分子の衝突がどのように働くかです。
空気の分子(空気は混合気体ですが空気分子とします)よりヘリウム分子は軽いです。だから衝突での力は小さいはずです。
その差が浮力をもたらすのではないかと思うのですが,よく分かりません。知っている方のお知恵をお借りしたいです。ぼくももっと考えてみます。
(それへのCさんから反論がありました)
少し間違ってますよ。
まず、浮力は「上からの力より下からの力の方が大きい時に働く力」ではありません。
それは単純に「合力」です。浮力とは、その言い方をするなら「下からの力」そのものです。
しかし、実を言えば「下からの力」なんて存在しません。「上に向かって働く力」が浮力です。ベクトルの始点は、直方体ならば、その中心に置くべきです。
さて、そうであるからして「下からブツカル分子による力」(この場合は力積)は浮力ではありません。下から衝突されているのと同様にして、あらゆる方向から衝突されている為、その合力は0になります。上からの衝突で打ち消される、と言っても良いですね。つまり、浮力とは何の関係も無いのです。
では浮力は、なぜ働くのか。
……正直、この質問はナンセンスと言わざるを得ません。前のコメントで「アルキメデスの浮力の原理」と書いたように、浮力が働くのは「原理」です。ニュートンの運動方程式ma=Fが何故なり立つのかという問いに答えが無いのと全く同じです。
「力が働いたら加速度が生じる。何故?」
答え「そうなってるから」
「密度の違うものの中に何かを入れたら浮力が働く。何故?」
答え「そうなってるから」
ちなみに、浮力の原理を詳しく説明すると、「ある物質A中に存在する物質Bには、そのBが排除したAの重さ分、重さとは逆の方向に力が働く」となります。
働くもんは働くんです。
(それに対し,Dさんから助け船がありました)
Cさん
すいませんが、あなたの説明の方が間違っていると思います。浮力はYojiさんが図で書いているように、上と下の圧力差、あるいは「上からの圧力と下からの圧力の合力」です。
この合力は0にはなりません。下からの圧力の方が大きいからです。
何故下からの圧力の方が大きくなるかというと、空気の一部を取り出して考えると、空気にも重力が働くので、「下からの圧力の方が大きい」という状況になってないと「落ちて」しまうからです。力のつりあいが、空気のどの領域をとっても成立してなきゃいけないからです。
分子の衝突というモデルで考えると「重力に引っ張られる分、空気分子が下に引っ張られて、低い位置ほど高密度になっている。高密度になるので下からぶつかってくる空気分子の方が多い」というふうに説明できます。ただし、空気は充分攪拌されているので今考えている範囲では等温になっているとして考えてます。等温なので一個一個の分子のぶつかってくる速度の平均は同じですが、数が下からの方が多くなるということです。
アルキメデスの原理が「原理」なのは、アルキメデスの時代には浮力を「導出」したり「証明」したりするだけの基礎がなかっただけのことで、今ならちゃんと説明できるので「働くもんは働くんです」なんて開き直る必要はないです。
なお、Yojiさんが疑問に思っておられるヘリウムですが、同じ温度なら運動エネルギーは同じです(ということは、実はヘリウムの方が速く走ってます。大気中にヘリウムがとどまっていられない理由はこれです)。運動エネルギーが同じだと、全体が与える圧力は同じになります。
理想気体で、同じモル数(=同じ分子数)で、同じ温度で同じ体積なら圧力も同じになる・・・のですが、このヘリウムに関しても、力のつりあいが保たれなくてはいけないので、ヘリウム風船内でも下の方ほど圧力は高くなります。ところが同じ分子数ならヘリウムの方が軽いので、風船の皮に働く力は外気と内部のヘリウムでアンバランスになります。
もし風船の中に外気と同じ空気が入っていたとしたら、風船の上の方の圧力と下の方の圧力の差は、それぞれ同じ高さの外気の気圧の差と同じです。ですから、風船の皮の部分には常に同じ力が働いて、風船に対して気体から働く力は0になります(風船には重力も働くので、落ちます)。
しかし風船内部にあるのがヘリウムならば、風船上部と風船下部での内部の気体(ヘリウム)の圧力差は外気の圧力差より小さくなります。もし、風船上部では外部気体と内部気体の圧力が一致していたとしましょう。その場合、下部では外気が風船下部を押す力の方が強くなります(空気の方が高さによる圧力差が大きいのだから)。ということは、この部分で風船はトータルで上向きの力を受けます。
もし下部でヘリウムと外気の圧力が一致していたとすると、上部ではヘリウムの圧力が勝つ事になり、やはり風船を上に押す力があります。
この力の和と重力が一致していれば、風船は上下運動せず、浮きます。
つまりは「ヘリウムの方が高さによる圧力差(分子の密度差)が小さい」ということが風船が浮く話には効きます。
(ぼくのコメントです)
どうもありがとうございます。
疑問に思っていたことが90パーセントほどは解決しました。
>>ヘリウムの方が速く走ってます
>>風船内部にあるのがヘリウムならば、風船上部と風船下部での内部の気体(ヘリウム)の圧力差は外気の圧力差より小さくなります
ということですね。ゆっくりかみしめてみます。
通常は40くらい。前に一度は90台があったように記憶しています。最近高くなりつつあるな,とは思っていましたが,この100は異常です。何かあったのでしょうね。
昨日の琉球新報朝刊,声の蘭で採用された投稿です。
なによりも”かわっていた”のは、この学校の、授業のやりかただった。(中略)
なにしろ、一時間目が始まるときに、その日、一日やる時間割の、全部の科目の問題を、女の先生が、黒板にいっぱいに書いちゃって、
「さあ、とれでも好きなのから、始めてください」
といったんだ。(中略)
だから、作文の好きな子が、作文を書いていると、うしろでは、物理の好きな子が、アルコール・ランプに火をつけて、フラスコをフクフクやったり、なにかを爆発させてる、(中略)
従って、自習の形式が多く、いよいよ、わからなくなってくると、先生のところに聞きに行くか、自分の席に先生に来ていただいて、納得のいくまで、教えてもらう。
黒柳徹子著「窓ぎわのトットちゃん」のトモエ学園の授業の様子です。
このような授業なら,ぼくも楽しく勉強したでしょうね。
黒板の前の先生をみんないっせいにみつめ,話を聞く。そのような授業を受けるよりは,それぞれが自分のペースで学習に取り組む方がずっとおもろいに決まっています。
分からないところは,一対一できちんと理解するまで教えてもらえるというのもいいですね。一対多数だと,もうこんなの十分理解できたよ,というところも先生は説明を加えるし,ここはもっと説明して欲しいな,と思うところで,先生はさっと説明を終わることがあります。一対一だと,ちょっと待って,これはこういうことですか,と質問し,教えてもらえます。
そして,先生は子どもの個性や能力をみつめながら,それぞれに課題を与えていきます。かけ算でつまずいているのなら,かけ算の練習をさせます。また,算数が得意な子には,難しい応用問題に挑戦させることもできます。
このような授業だと,先生の説明が分からず,ぼけっとすることもなくなるでしょう。
ただ,このような授業をするには少人数の学級にすることが必要です。先生が子ども一人ひとりをよく見て,その子にあった課題を与えることが求められるからです。そして,いっせいに同じ説明をするのではなく,その子に応じた教え方をしなければなりません。勝手に生徒が自習しているようであって,かえって手のかかる教育ではあります。でも,本当の教育にはお金も人手もかかるものです。
それでも,これまでの子どもたちをひとまとめにする教育から,それぞれの子にあった教育に大きく転換することを考えてもいいのではないでしょうか。
ブログにコメントしようと思ったのですがどこから入ったらいいのかわかりませんでし
た^^;
また教えて下さい。
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日付(例:2008/10/25/Sat) | カテゴリー(例:理科)
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ブログを毎日書いていると,コメントはとてもうれしいです。もちろん迷惑ものでないものですが。
よろしくお願いします。
よい本です。進化について具体的な例をもって説明しています。詳しく学べる本です。
ぼくの関心のあることから抜粋します。
生命はこの地球上にたった1回だけ出現しました。いま現在見られる何百万という種、過去に絶滅してしまったものを含めれば億の単位に近い種は、すべてが、最初に出現したーつの生き物から変化してできたものです。(p12)
DNAの塩基配列がアミノ酸を指定している、いわば暗号のような三つ組文字(中略)は、ごくー部の単細胞生物を除いて、すべての生き物に共通です。このことは、遺伝子の暗号に関して、ごくー部に方言があることを除いて、地球上のすべての生き物が同じ暗号を使っているということを意味しています。この地球上に何百万の種があろうと、それらがすべて同じ遺伝暗号を使っているということは、生命の誕生がー回しかなく、すべての生物が共通の祖先から由来していることを強く示唆すると言えます。(p29)
これは知らなかったです。何となく,大昔の地球は生命が誕生するのに適した環境であり,その中で生命がいくつも誕生したと思っていました。それが,一回しか生命の誕生はなかったというのはおどろきです。本当に偶然の偶然が生命を生み出し,私たち人間もそれによってここに存在しているのです。
そのーつは、自然淘汰が、適応を生みだすうように「目的をもって」働いているという誤解です。自然淘汰が働く大前提は,生き物の間に遺伝的な変異があることです。それらの変異の中のあるものが、他のものよりも環境に適しているとなると、自然淘汰が働きます。しかし、そもそも生き物の間に存在する変異は、環境とは無関係に生じてくるものです。変異は遺伝子の配列に生じるものですが、遺伝子は、まわりの環境がどうなっているかなど知るよしもありません。(p50~51)
このことをぼくはよく知っていました。しかし,周りにはそれを知らない人がとても多いです。そのような人と話をしたりするときに使えそうなので,ここに残しておきます。
もうーつ、よく見られる誤解は、「進化が起こると生物はだんだんに進歩していく」と いう考えでしょう。これは、「下等動物」・「高等動物」という言い方とも関係があり、進化を、あたかも「下等動物」から梯子を上って「高等動物」に至る道筋であるかのように見る見方です。
進化とは、生物が時間とともに「変化」していくことであって、その変化は必ずしも 「進歩」であるとは限りません。第一、「進歩」という言葉には、悪いものから良いものへ という価値観が入っていますが、なにが良くてなにが悪いのでしょう? (p52)
これも一応知っていました。ただ,なんとなくぼくも「進化」を「進歩」ととらえてしまうことがあります。注意しなくては。
ところで、ここにあげたような誤解は、かなり広まっている誤解だと私は思うのですが、自然淘汰の考えには、どうしてこのような誤解がつきまとっているのでしょう?
それは、私たち人間がつねに目的をもって行動し、つねに、きのうよりは今日のほうがよくなるように進歩しようとしているからだと思います。私たち自身かつねにそのようにしているため、私たちは、他の生き物を見るときにも、そのような目標と進歩と完成という見方から逃れられないのではないでしょうか?(p55)
納得です。
)実際に生物は適応的に変化してきたのですから、突然変異の中には、まれではあっても有利なものもあるのが現実です。
これは、何か、時計のような機械にしろうとが手を加えることを考えてみるとわかりやすいでしょう。時計のように、ある程度複雑な作りをしていて精密に動いているものに対して、しろうとが何もわからずに部品をいじると、そのほとんどは時計をだめにしてしまいます。しかし、万にーつぐらいは、時計を改良させることになるかもしれません。それと同様、生物は、たとえ大腸菌ぐらいのものでも複雑で精密に動いているので、その遺伝子にランダムに起こった変化のほとんどは有害なのです。(p63
おもしろい喩えだなあと思って,ここに残しておきます。使えます。
栄養をなにももっていない精子という配偶子を作るのはなぜなのでしょう? 精子など作らずに、みんなが卵子になってしまえば、それでいいはずなのです。そこで、有性生殖のニ倍のコストは、ときには、雄を作るコストとも呼ばれます。(p169~170)
雄と雌については,同じ長谷川 真理子さんの「オスとメス 性の不思議」に詳しく載っています。
http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-603.html
俗っぽく書いてみます。酒の場のつもりで。
男なんていなくても女だけでも子孫を増やすことができる道もあった。なぜ男なんてものができたのか。男がいない道を選んだとすると,一人の女から一人の子どもができた。しかし,いまは男と女がそろわないと一人の子どもも作れやしない。
いればいいというものでもない。男は他の男と戦ってやっと一人の女を得る。しかし,他の男に勝っても女が受け入れるとは限らない。
歌謡曲のほとんどが色恋もの。小説,映画の多くも恋が入る。
男がいなければそんなことなかったはず。なぜ,男ができたのか。そんなコストをかけて。
まさか,歌謡曲をおもしろくするためでもないでしょう。
教科書では
「大気圧…空気の重さによって生じる圧力」
とあります。
これはこれで疑問はないのですが、
高校以上で習う気体の圧力、すなわち
「気体の圧力は分子の熱運動によって生じる」
という考え方とのつじつまを合わせることができず困っています。
(以下,略)
(ぼくが書き込んだコメントです)
ぼく自身が,気圧は空気の重さといわれて,あまりぴんとこないので,「空気の重さによって」ではなく,分子が衝突することによるものだと教えています。
間違いだといっているのではありません。
ただ,次の説明にすぐ反論できますか?
ここにびんがあります。中には何も入っていません。(実際は空気が入っている)
その重さを量ります。
次に,水素をこのびんに入れて重さを量ります。どうですか。軽くなりましたね。このように水素はマイナスの重さを持っているのです。
次の実験
まずおもりの重さを量ります。100gですね。それにヘリウムを入れた風船を結びます。ほら,軽くなったでしょう。ヘリウムもマイナスの重さを持っているのです。
実際に実験をしたことはありません。ただ,そうなるはずです。
中学生は?????という感じです。何か間違っているな,という表情をしますが,反論できない。
理科の苦手な大人にも分からないでしょう。
これは「浮力」によるのです。空気より軽いので浮力の方が重力より大きくなって浮いてしまいます。だから,マイナスの重力になってしまうようにみえるのです。
だから,気圧を空気の重さといっても何かピンとこない。
生徒はそこまで考えないから,空気の重さで分かったような顔をします。でも,ぼくは何かごまかしているように感じるのですね。
それで,ぼくは気体分子がぶつかるから気圧は生じるのだと説明しています。
わかる解けるできる中学数学1年をやらせていただいています。以前は正誤表を送っていただきありがとうございました。
うん、面白くなってきたと言っていた息子はもうそろそろ1年生分が終了しそうです。
この間のテストでは本人は絶対100点だと言いはってましたが、言葉の定義の把握が甘かったため、1問まちがい、97点でした。しかし、自分の欠点を少しずつ、修正して一歩一歩伸びていっているようです。
息子が2、3年生分もやりたいといっています。
本人が答え合わせするため、わかりやすい正誤表のほうがよいのですが、amazonから購入では正誤表は付いていませんよね。
「ブログ掲載の場合は,分数,√,x(エックス),そして図形について書き表すのが難しいです」というのが気になっています。どのように購入するのがいいですか?
(ぼくの返信です)
>>>面白くなってきたと言っていた息子
うれしいです。ぼくのテキストで,数学のおもしろさが少しでも伝わってくれるというのは,とてもうれしいことです。
本に間違いが多いこと,とても申し訳なく思っております。
早く出版社に正誤表を送って,対応してもらうようにしなければならないですね。何となく後回しにしてしまっていますが,さっそく取り組むようにいたします。
>>>どのように購入するのがいいですか?
方法は2つあります。
1,アマゾンで購入する。そして,正誤表はぼくが送る。そのさい送料はもちろんいりません。ぼくのミスですから。
2,ぼくから購入していただく。お名前とご住所を教えていただければ,ぼくが本といっしょに正誤表をお送り致します。本は先にお送りし,それに郵便振替用紙を同封しますので,本の到着後に入金していただきます。送料は無料ですが,郵便局での振り込み手数料はご負担していただいています。その分はアマゾンより高くなります。ただ,イーバンク,そしてぱるるからの入金だと無料です。
基本的に24時間以内に発送するので,アマゾンより早く届くはずです。
先日は,二次方程式で (2 ±√7)/2 までできているのに,わざわざ約分して
1 ±√7 にしてしまった子がいました。正に蛇足です。
なぜそうなのか,タイルで説明する方法を思いつきました。
文字式をタイルで表す方法は以前にも書きました。
タイルで,文字式を教える
2a + 4b を2で割るのをはタイルで表してみます。
aのタイルが2本,bのタイルが4本です。それを2つに分けるのですから,次の用になります。

さて次は,2a × 4b/2 です。これをたし算でやるように2カ所約分して,
a × 2b=2ab としてはいけません。
なぜか。それもタイルで表すと一目瞭然。
かけ算は長方形のたて,よこ,そして面積で表すことができます。

かけ算の場合は,1カ所だけを約分するのです。このあたり迷う生徒がいるので,タイルはかなり有効です。
あとリスニングのいい教材ってないですか?
中学生へのぼくのおすすめはNHKラジオの基礎英語です。
NHK出版 NHKテキスト - 語学 ラジオ基礎英語
(以下,ぼくがmixiセルフラーニングでトピック[ラジオ講座とセルフラーニング]を立ち上げるときに書き込んだ文です。)
英会話を筆頭にした,語学の学習について思うことがあります。
このコミュ参加者には,英会話教室をなさっている方も多いようですが,私は英会話教室に通う前にやるべきことがかなりあると思うのです。
その一つがラジオ講座です。
私は,20年ほど前,ラジオ講座で英会話の勉強をしました。
NHK第2の「英語会話」,そして,民放の「百万人の英語」です。
かなり工夫されています。とにかく安い。放送は無料です。毎月でるテキストも安価です。
また,じっくり自分のペースでできるのがいいです。先生の前で緊張しながらするよりもいい(緊張も必要でしょうが)。
ラジオ講座のセルフラーニングで,力をつけることができます。
それの後,またはそれと並行させながら,英語会話教室に通うことができれば,申し分ないですね。
セルフラーニングだけだと,自分の欠点になかなか気づかない。そこを指摘してもらうのは大切です。
また,会話では,話し相手が必要です。ロールプレイをしながら,会話のこつをつかむことは,セルフラーニングではできません。
私は,近くに無料で英会話を教えてくださる米国人宣教師がいたので,そこに通っていました。
まあ,ここでいいたいことは,英会話は難しい。だから,英会話教室だけで,英会話をマスターするのは無理。覚えるべきところは自分でこつこつとセルフラーニングするしかない。それには,ラジオ講座はとてもいいですよ,ということですね。
(以上がmixiへの文,以下は追加)
セルフ塾では,ふだんはリスニングの学習はしていません。ただし,英検対策,高校受験対策のときに,過去問題についているCDを聴かせて対応しています。英語力があればそれだけで合格できます。
中1の子ですが、数学は一通り解けるんですが、ケアレスミスがとても多いんです。
これは何回も練習すれば直るんでしょうか?
夏から計算問題はかなりやったのに、性格なのかつまらない間違いばかりで・・・
その子はなかなか点数上がらないんです^^;
今は先生の数学取り組んでますが・・・。
ケアレスミスの多い子,いますね。
特効薬をぼくは知りません。すみません。
暗算はやめてノートでちゃんと筆算しなさい,と言っています。
前に水道方式のことを書きましたが,水道方式は筆算主義です。暗算でやるより,筆算で正確な答えを出すのを重視します。
ぼくは,「鉛筆で考えろ」とよく言います。「鉛筆の先,ノートに書かれた文字,図までが脳なんだよ」とも。
「アインシュタインは『あなたの研究室はどこですか?』という問いに対して,自分の万年筆を持ち上げて見せたという。」(齋藤孝「考える力」より)
だから,生徒が間違えたときは,ノートでやっているかを確認,どんな計算をどのようにしているかを確認,間違えたところをチェックします。大切なところで手抜きをしていることが実に多いです。それを指摘します。
そのような中でケアレスミスが少なくなっていくと思っています。
なお,ケアレスミスだと本人も教える側も思っているが,本当はきちんと身に付いていないこともよくあるように感じます。きちんと力がつくとケアレスミスも少なくなるものです。
ぼくは「かけ算はできるだけ後回しにしなさい」と言います。
「大きな数の計算と小さな数の計算,どちらが好きだ?」と問うと,すべての生徒が「小さな数」と答えます。
大きな数の計算はめんどうです。めんどうだけならまだいいのですが,間違いが多くなります。だから大きな数の計算は避ける。そのためにはかけ算は後回しにする方がいいのです。かけ算をすると大きな数になるからです。(もちろん,1/3のような1より小さな数をかけると小さくなりますが,それは別にして)
だから,上の場合
(21×36)/28 21と28 をまず7で約分する。すると3と4になります。そして36と 4を約分する。すると分母は1で,分子は,3と9が残り,3×9で答えは27。これなら暗算でできます。
ぼくは,複雑な計算では,かけ算はかけ算のままで書いていて,最後にどうしようもないときに計算をするようにしています。
かけ算は後回しにする,ということは教えてやらないと,身に付かないようです。なぜなら先にやっても答えは求めることができるからです。
mixiに書き込んだコメントです。
感覚には「閾値(いきち)」というのがあります。
例えば,コップの水にほんのちょっとだけ砂糖を入れて飲んでもらいます。
「何これ,ただの水じゃない」という反応。
さらに少し砂糖を加えます。「やはり水じゃない?」
そして,少し加えます。そのうちに
「あっ,甘いね。砂糖が入っているの?」とやっと気づくところがあります。
小さな声で呼んでも相手は振り向かない。少し大きな声でもだめ。そしてある程度の大きさになるとやっと気づいてくれる。
そういうことありますね。
実際には刺激はあるのですが気づかない。ある程度の大きさの刺激でないとそれに気づかないのです。その気づく値を閾値といいます。
さて
ぼくは,努力と成果にもそのような関係があるように感じています。
努力はしている。しかし,それがある点に達しないと成果に結びつかないことがあるように思うのです。
10の努力でやっと1の成果が出てくる。7,8,9と努力しているのだけれども,なかなかそれが成果としてあらわれてこないのです。
とくに学力の低い生徒に感じます。
例えば,中学1年の方程式
2x=4 は解けるようになった。
x-4=0 もできた
x+4=0 も
2x-4=0 も
というように,ひとつひとつのやり方はなんとかできるようになった。
しかし,テスト本番。どのパターンなのかを見分けきれず,すべて解けなかった。
そういうことってあるのです。パターンの見分け方を教えるべきですね。後でそう思います。ただ,ひとつ一つを教えるのにも時間がかかるので,そこまでいかない。
努力はしたのに成果に結びつかないことがあるのです。
そういう場合は,こちらでフォローしてあげなければいけないですね。努力してよくがんばったよ,と。
蒔かれた種は芽を出し,大きくなって花までは咲いたのだが,実はできなかった,というところでしょうか。
沖縄の政治家,瀬長亀次郎さんの日記です。
琉球新報社編集局長嘉数武氏は,「はじめに」の中で
沖縄にこれほどの政治家がいたことへの驚き
の声が多く寄せられたと書いています。
ぼくは子どものころからセナガさんをよく知っていました。そして大きくなるにしたがったセナガさんの偉大さを知るようになりました。だからこの本で初めて「これほどの政治家」と思ったわけではないのですが,初めてふれた人にとっては大きな驚きであろうと思われます。世界史的な政治家だと思っています。
この本で初めて知ったのは,アメリカのひどさです。セナガさんがアメリカによってひどい扱いをされたことは以前から知ってはいたのですが、この本で具体的に知ることができました。
現在,アメリカのイラク,アフガニスタンに対する戦争などでアメリカを批判する人が多くなっています。しかし,アメリカのひどさはいまに始まったことではないことがこの本で分かります。
「人民党事件」で瀬長さんは奄美出身の活動家、畠義基と林義巳を「かくまった」として逮捕された。しかし畠は今後政治活動はしないという誓約書を出して強制送還をまぬがれ、55年4月に釈放された。「かくまわれた」本人が釈放されたのに、瀬長さんは収監されたままだった(56年4月に釈放)。「人民党事件」は、瀬長さんをつかまえるのが目的だったわけだ。{真栄田義晃さん(p39)}
所長の話では布令143号の公布と同時に受刑者心得が出ている。それによると新聞及び時事論説の閲読は禁ぜられている。だから今後月刊雑誌はおくって貰わないようにとのことで理一郎にその旨書き添えておいた。新聞はいいとして雑誌だけは毎号読みたいものである。(1955年4月2日 p212)
受刑者といえ、自由に雑誌も読むことができないとは自由権の剥奪です。これが「民主主義国」アメリカのやることなのか。
手紙はこない。どうしたことか気になっている。もう1月以上なるし、先の小包もおくったとの手紙はない。(p214)
これがなぜなのか。後でわかります。
娘内村千尋さんによる手記
3年ほど前に知人から「沖縄県公文書館にこんな資料がありますよ」と数枚のコピーを受け取った。それは1955年3月23日付で宮古刑務所にいる父、亀次郎にあてて書いた姉(瞳)の手紙だった。その他に数点の手紙があった。いきなり50年前の手紙が出てきて一瞬これは何なのかと戸惑い、驚いた。なぜ個人の手紙が公文書館で公開されているのか、この手紙は父には届いていたのかと次々疑問が出てきた。
調べてみると、この手紙は父に届いていないことが判明した。決め手となったのは父の「獄中日記」だった。
( これは戦前の治安維持法下の話ではありません。終戦から10年もたっています。そのころ手紙を検閲して、届けないということをアメリカはやっていたのです。)
不穏な空気を感じた長浜医師は、手術中に万一停電になっては大変だと、予備のバッテリーを用意して手術に臨んだという。( 内村千尋 p275)
瀬長さんの胃の手術をした長浜医師はぼくの住む読谷の出身です。ぼくの舅(曽根信一)はそれをほこりに感じているようでした。手術の予備バッテリーのことを知っていてぼくに話してくれました。瀬長さんを排除するためなら停電もやりかねないアメリカなのです。
(長浜医師の話)
やっこさん達ひどいことをするね。証言の翻訳を歪曲していやがる。それで捺印を求める。こんな調子で文字を解しないものに強制捺印させることがしきたりになっているのであろう。{1955年10月14日 p282}
英語を解する長浜医師だから歪曲しているのがわかるのです。ほとんどは歪曲された翻訳とは知らずに捺印していたのでしょう。ひどい!!
瀬長さんが県民に慕われていることがよくわかる描写
3時過ぎ(豊見城村)我那覇の男女青年がやってきた。女8名男5名である。那覇保健所で検査してもいいが、こちらまでくれば顔が見られるそうだからとみなで相談してやって来たのである。{1955年8月8日 p260
宮古刑務所へ父が移送された時の担当看守だった方から聞いた話として「瀬長さん申し訳ありませんが、規則ですので手錠をかけさせてください」と涙を流しながら手錠をかけたという内容だった。(p270 内村千尋)
その中には「血液型が合わなくて採血してもらえなかった」とがっかりして帰ったという若者たちもかなりいた。(p274 内村千尋)
1956年3月2日(金)
1時、義歯入れ替えに上原歯科医院に行く。開南交番附近は各社のバスの溜り場になっているようだ。刑務所のゴ送用車はおかげで医院の横に停車出来ず、市場の入口にとまったのでそこから約5分ほど歩かねばならない、まち小の人々がー斉に立ち上がった。道行く人々は立ちどまった。キョトンとしているのである。あらあら不思議といった顔もある、目礼するものもいる、頭を下げて挨拶するものもいる。ハンケチを打ち振るものもいる。バーサンもおれば兄さん達もおる。豆フ市場のねえさん達もフカシ芋をあきなっているオバサン達もいる。歯科医院にきえてもまだ群集は私をおっかけている。20分ほどして出たらバスの車窓から運転手、乗客がー斉にキンチョウしている。何しろ、車をとめているのだから、何んだ何んだから、セナガセナガのささやきにかわり、ざわめきとなり、騒ぎのうづがどんどん大きくなる。(p302~303)
まるでアイドルスターですね。それくらい県民はせながさんを慕っていたのです。
感動的です。多くの県民がせながさんの出獄を待っていたのです。一九五六年の四月に那覇高等学校へ入学したばかりの私たちにも、危機感は共有されていた。瀬長亀次郎が出獄した四月九日、刑務所の周辺には出迎えの大勢の人々が行列をつくり、授業中の私たちにもマイクを通してシュプレヒコールが聞こえてきた。
亀次郎の出獄のニュースは、米軍統治の暗い時代に差し込む一条の希望の光のような強烈な印象を私たちに与えた。亀次郎が出獄すれば米軍の圧政をはね返してくれるのではないかという期待感が高校生の私たちにも拡がっていた。
この日の夕方開催される「出獄歓迎大会」の場所と時間を、電柱に張り出されたビラで確認して、私は少し早めに実栄橋広場へ着いた。まもなく続々と多くの人々が広場へ集まり、周囲の塀や木立にも鈴なりになる状態で、会場は熱気に包まれた。私は多くの高校生たちとともに前列に座り、演壇の弁士の演説に耳を傾けた。亀次郎の不屈の闘いを讃える弁士たちが「亀さんの背中に乗って日本へ復帰しよう」と呼びかけ、社大党委員長の安里積千代が連帯の挨拶をした後、亀次郎が万雷の拍手を受けて演壇に立った。
{瀬長氏の「出獄歓迎大会」に参加した西里喜行さん(琉球大学名誉教授)の手記p350~351}
なお,p323~324の手記を書いている仲松庸全はぼくの叔父です。
日米両軍を問わず,軍は住民を守らないのです。(p324)
真実です。みんなに知ってもらいたい。由美子ちゃん事件,なんて痛ましい事件でしょう。軍,基地があるせいです。
なお,この本は「とぐち修必勝めざす後援会決起集会」で購入し,赤嶺衆議院議員にサインしてもらった本です。
三平方の定理の導入で困ってます。
アドバイスいただけると嬉しいです。
というコメントがあったので,ぼくの本から次の部分を転載しました。
3辺の比が、3:4:5の三角形は直角三角形であることが知られています。その他に、5:12:13,7:24:25 , 8:15:17 , 12:35:37 の三角形も直角三角形です。
そのうち3つの三角形を実際に描いて確かめてみましょう。
【問1】 3辺が次の長さの三角形を描き、直角には直角の記号 をつけ,
各辺には数値を記入しなさい。 (3辺の長さが分かる三角形はコンパスと定規で描きます。)
(1) 3cm, 4cm, 5cm
(2) 2.5cm, 6cm, 6.5cm
(3) 4cm, 7.5cm, 8.5cm
上の3つの三角形はすべて直角三角形になりました。3辺の比が、3:4:5, 5:12:13, 7:24:25, 8:15:17, 12:35:37の三角形は直角三角形になるのですが、この三角形には、「直角をはさむ2辺の平方の和は、斜辺の平方に等しい」ということも知られています。確かめてみましょう。
【問2】 次の計算をしなさい。
(1) 3:4:5, 3²²+4²²=( ) 5²²= ( )
(2) 5:12:13, 5²²+12²²=( )13²²=( )
(3) 7:24:25 7²²+24²²=( ) 25²²=( )
【問1】 下の図(左)はすべて合同な直角二等辺三角形でできています。1つの直角二等辺三角形の面積を1とします。

(1) 直角二等辺三角形の斜辺ABを1辺とする正方形 の面積(①)はいくらですか。 ( )
(2) 直角をはさむ辺ACが作る正方形の面積(②)と BCが作る正方形の面積(③)の和はいくらですか。 ( )
【問2】 上の図(右)で、直角三角形ABCの辺ABを1辺とする 正方形ABED,辺BCを1辺とする正方形BCGF, 辺ACを1辺とする正方形ACHIについて、それぞれ方眼(□)の数を数えなさい。また、正方形ABEDと正方形BCGFの方眼の数の和を求めなさい。
(1) 正方形ABED (2) 正方形BCGF
(3) 正方形ACHI (4) 正方形ACHI+正方形BCGF
これまでの学習から、次のことが予想されます。「直角をはさむ2辺をそれぞれ1辺とする正方形の面積の和は、斜辺を1辺とする正方形の面積に等しい」 これを三平方の定理(さんへいほうのていり)と言います。

この定理は正しいことが証明されています。
証明は後でするとして、実際に使ってみましょう。
【問3】 次の図は、直角三角形と、それぞれの辺を1辺とする正方形です。 xの値を求めなさい。(下の図,3つ)

(なお,ぼくは生徒がかなりなれるまでは,それぞれの辺を1辺とする正方形を描かせて考えさせます)
お忙しい中申し訳ないんですが、1つ質問です。
水道方式というのは簡単にどういうことなんでしょうか?
また、他に○○方式とかってあるのでしょうか?
水道方式については,次のページにも簡単に書きました。
http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-30.html
「水道方式」は,ぼくが教材づくりをする上でとても大きな意味を持つものです。ここでは,ぼくから見た水道方式について,書いてみます。
「水道方式」は,算数,数学の教え方の方法です。
東京工業大学の教授だった遠山啓さんが考案し,その後多くの方が発展させたものです。遠山啓氏はもう故人です。
その考え方の中心は,「理解する」です。
算数,数学は,できればいいというものではなく,なぜそうなるのかをきちんと理解するということがもっとも大切だとしています。
だから,この方法では,たし算,引き算とはどういうものかはもちろん,分数のわり算はなぜひっくり返してかけるのか,マイナス×マイナスはなぜプラスになるのかを生徒が分かるように教えます。
理解させるために,タイルを用いるのもこの方式の特長です。
正方形1個で1を表します。それがたてに10個並ぶと,もちろん10.その間のしきりを消して1×10の長方形にしたのも10です。その10の長方形をよこに10本並べると100を表します。そのしきりをのぞくと100のタイル1枚になります。
そのようなタイルを用いてみごとに数の仕組みを教えてくれます。
整数だけではなく,分数,小数もタイルを用いて表すことができます。
それだけではありません。中学で学ぶ文字式もタイルで表せます。そしてそれを用いて式の展開,因数分解を教えるのです。タイルを手で操作することによって因数分解ができると知ったときも感動したものです。
タイルについては以下のページでも触れています。
さん,3,みっつ
分数のわり算(小6),タイル図での指導
分配法則の導き方
中3 式の展開の導き方
直積表の価値
2÷3=2/3 の教え方
タイルで,文字式を教える
「一般」から「特殊」への流れで教えるのも水道方式の特長です。上から下へ,というのが水の流れに似ているので,「水道方式」という名になったそうです。
例えば,3けた×1けた のかけ算を教えるとします。
200×3 のようなのが簡単なのでそれから教えるという方法がありますね。
それに対して「水道方式」では,0のついたのは特殊なものとしてあとで教えます。
まずは,213×3 のような一般的なかけ算を教え,それから,0のついたのを教えます。
式の展開や因数分解を教える場合も,一般から特殊へとします。
因数分解を教える順序
以上,簡単に書いてみました。ご質問があればお気軽にどうそ。ぼくが答えきれる質問にはお答え致します。
水道方式に関心のある方に,次の本をおすすめいたします。

きょうは,セルフ塾で英検を行いました。午前は準2級,4級,午後は3級,5級です。
午前の4級で一人の生徒が来ないので電話を入れて呼び出しました。午後の部だと思ったようです。家が近くで,すぐに来たので間に合いました。
午後の部,3級では2人が遅刻しました。部活の試合があったとのことです。
遅刻はありましたが,全員受検することができました。
2週間ほど前に一人の申込者Sくんから試合があるので,時間をずらせないか,との依頼がありました。時間に関してはとてもきびしく変更しないように通知があるのでだめだと断りました。ただし,別の人に替わることはできると教えると別の塾生Yくんにやってもらうことになりました。Yくんは4級を申し込んであったので,3級とのダブル受検になりました。
セルフ塾では,2週間前から過去問題を解いて対策しました。多くの生徒が合格することを願っています。
http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-643.html
中学3年の式の展開は,それを文字にしただけです。それで,分配法則を確認してあと,次のように導きます。
【問2】 次の長方形の面積を次の2つの方法で求めなさい。

(1) ①全体の横の長さを求めなさい。
( )
②①の結果を利用して、長方形の面積を求めなさい。
( × )
(2) ①小さな長方形 アとイの面積を求めなさい。
ア( ) イ( )
②①の結果を利用して、長方形の面積を求めなさい。
( + )
次は多項式×多項式に行きます。その前に数字で
【問1】 次の長方形の面積を次の2つの方法で求めなさい。

(1) ①全体の縦と横の長さを求めなさい。
縦 式 ( )
横 式 ( )
② ①の結果を利用して、長方形の面積を求めなさい。
式 ( )
(2) ① 小さな長方形ア~エの面積を求めなさい。
ア 式 ( )
イ 式 ( )
ウ 式 ( )
エ 式 ( )
② ①の結果を利用して、長方形の面積を求めなさい。
式 ( )
【問2】 次の長方形の面積を次の2つの方法で求めなさい。

(1) ①全体の縦と横の長さを求めなさい。
縦( ) 横( )
② ①の結果を利用して、長方形の面積を求めなさい。
{ × }
(2) ① 小さな長方形ア~エの面積を求めなさい。
ア( ) イ( ) ウ( ) エ( )
② ①の結果を利用して、長方形の面積を求めなさい。
( + + + )
【問2】の結果から、
(a+b)(c+d) = ac+ad+bc+bd
のように、( )をはずした式になることが分かります。
タイルを使うと,何をしているのか具体的にイメージできるので,理解しやすいですね。
パラミツは,
ハラミツ、波羅蜜、ジャックフルーツとも呼ばれ,東南アジア、南アジア、アフリカ、ブラジル に広く生育し、なおかつ果樹などとして栽培されるクワ科パンノキ属の樹木である。インドからバングラデシュが原産地と考えられている。バングラデシュの国の果物である。
世界最大の果実といわれる。
そうです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

ぼくが管理しているmixi「セルフラーニング」のコミュに立ち上げたトピックです。
成果主義 vs. 努力主義
意見の書き込みのしやすいトピだと思います。気軽にどうぞ。
成果主義の対義語は何か適当なのが思いつかなかったので,「努力主義」としましょう。いいのがあったら教えてください。企業では成果主義の対義語は年功序列でしょうが,ここでは少し違う意味です。
みなさんは,
成果主義,努力主義,どちらですか。
100%成果主義という場合は,どんなに努力したって,成果があがらなければ意味はないよ,というものでしょうね。
一方,100%努力主義の場合は,成果は上がらなくても努力を認めるべきだ。子どもが努力すればいいんだ,というものかな。
まあ,その中間というのが多いのではないでしょうか。
ぼくは,60%努力,40%成果,といったところでしょうか。(ここで意見交換をするなかでその数字がどのように変わるかも楽しみです。)
やはり,子どもの努力していることを評価したいですね。成果は二の次で,がんばっているという日頃の行動を認めてあげたい。
完全な成果主義だと,それぞれの子の努力が見えなくなる。
頭がよくて楽々と1番になる子がいます。努力に努力を重ねてやっと100番になる子がいます。ぼくは100番の子をほめます。
では,成果を無視していいのか,といえばそうは言えません。
努力はしているが成果があがらないという子は,どこかがおかしいのです。勉強法が間違えているかも知れません。テストに対するガッツがないのかも知れません。
その原因をみつけ,成果が上がる工夫をすることも大切です。
また,成果が少しでも出るとやる気につながります。
長い間ヒットの出ない野球選手。よく解説者が「ポテンヒットでいいからここで1本欲しいですね」と言います。
安打は選手にとって成果です。どんなにいい当たりでも捕られてしまっては成果になりません。
【問1】 次のタイルの数を、(1) (2) の2通りの方法で求めましょう。

(1) (ア)(イ)それぞれのタイルの数を求めてから、全体の数を求めましょう。 {□に数字,○に記号(+-×÷)を}
式 答え( )
(2) 大きな長方形の横の長さをもとめてから、全体の数をもとめましょう。
式 答え( )
【問1】の(1)(2) はもちろん同じ答えになりました。つまり、
6×7+6×4 と 6×(7+4)は同じ意味だといえます。
このように、次のような計算のきまり(分配法則といいます)があります。
(次は,ひき算の分配法則です)
【問1】 次の黒くぬられた部分のタイルの数を、(1) (2) の2通りの方法で求めましょう。

(1) 全体のタイルの数を求め、(ア)のタイルの数を求めて、その差を求めましょう。
{□に数字,○に記号(+-×÷)を}
式 答え( )
(2) 色のついて長方形の横の長さをもとめてから、数をもとめましょう。
式 答え( )
【問1】の(1) (2) はもちろん同じ答えになりました。つまり、
6×11-6×7 と 6×(11-7) は同じ意味だといえます。