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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

男女で大きな差、心的回転問題
 きょうも「科学の目 科学のこころ」から




 さまざまな認知能力の中で、男女で大きな差が出るものがーつある。それは、心的回転問題である。

 これは、小さな立方体が10個ほど、折れ曲がって並んだ三次元立体になったものを、いろいろな方向に回転させたときに、どのような形にみえるかという問題である。これをテストするには、一つの提示図形をみせ、その立体やそうでない立体を含めた複数の立体をさまざまに回転させたものを示し、そのなかから、もとの提示図形を回転させたものはどれかを選ばせる。

このテストは、国も文化も異なるいろいろな地域で行なわれているが、いつでもどこでも、必ず、男性の方が女性よりもかなり得点がよい。その理由は、まだよくわかっていないが、・・・(p176)



 別に女性を差別するつもりはないのですが,男と女ではかなり違うところがあります。

 男は言葉が苦手で,女は図形が苦手です。だから,英語,国語は女性がよく,数学,理科は男性がいいです。もちろん,一般的に。

 教えていて「あれっ!」と思うことがよくあります。

 まじめで成績がいい子だと思っている女の子に図形を教えていると,なぜこんなに理解してくれないんだと思うのです。
 それをそれほど成績のよくない男の子が楽々と理解する。

 教えるものとして,そのことは理解していた方がいいと思います。
 ぼくは教えるときにその子の力にあった指導のしかたをします。力のない子にはていねいに教えますが,力のある子には簡単なアドバイスですます,というように。

 だから,できると思っている女の子が習いにやってきて,簡単なアドバイスだけにすると,理解できない,ということになってしまいます。

 一般に(あくまで「一般に」ですが),女の人は図形に弱いということで臨めば,その子の力をみながらていねいに教えることになります。


 男女で能力がちがうと思うのに,ビデオの予約録画の操作,があります。ほとんどの女性が苦手です。
 塾の電話はぼくの近くにあるので,生徒の話す声が聞こえます。

 「きょうはちょっと手間取っていて,早く帰られそうにない。だから,○○をビデオに撮っていて。」
 お母さんと話している様子。
 「だから,このボタンを押して,次に画面に・・・・・」

 このようにお母さんがビデオ録画をできないで子どもが説明していることがよくあります。

 ぼくの妻はぼくより能力が劣るとは思いませんが,ビデオ操作などになると,ぼくにお願いします。

 ビデオの予約録画の操作ができるかどうかを男女別に比べると絶対に有意差が出ると思います。

 なお,念のために書きますが,ぼくは男女平等主義者です。決して差別のつもりはありません。違いは違いで認めるが,基本的な権利としては平等だという立場です。
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「田の字表」の特長
※ かけ算か、わり算か、迷わない
 生徒は、文章問題を解くときに「これ、かけるの?わるの?」と質問します。それを考えるのが、あなたたちの仕事だろう、と言ってきたのですが、それが簡単に分かればそれにこしたことはありません。
 この『田の字表』を使えば、かけるのか、わるのか、つまり、かけ算の問題なのか、わり算の問題なのか、まったく考えなくても解けるようになります。そういう意味で画期的方法です。
 『田の字表』の解き方
①横(行)は単位をそろえる,縦(列)は対応する値を書く,
 ということで『田の字表』を整理する。
②それをたすきにかけて方程式を作る。
③それを解く
 簡単な方程式を解くことができれば、ほとんど悩まずに問題を解くことができるのです。

※ 意味も理解して問題を解く
 最近は、「みはじ」や「はじき」という方法で、速度の問題を解かせる方法がよくやられていますが、それは、意味も分からずに使っているものです。
 それに対して『田の字表』は、意味もきちんと理解しながら問題を解いていきます。機械的な方法ではありますが、表を整理する中で問題の意味が分かってくるのです。
 「4秒間で12m進むロボットの秒速は」の問題では
次のような表になります。
田の字表

 これを記入すると,
 4秒間 → 12m
 1秒間 → xm
ということを意識します。1秒間あたりの距離が速度だということの理解が深まるのです。
 単位あたり量の意味のほか、百分率の意味、比の意味も、問題を解く中で理解が深まってくるのです。


※ 応用範囲が広い
 学校で学ぶ公式は、ひとつでひとつにしか使えません。例えば、速度=距離÷時間 という公式は、速度の問題にしか使えません。圧力の問題では別の公式(圧力=力÷面積)を覚える必要があります。
 また、「みはじ」や「はじき」という方法も、速度の問題にしか使えません。それに比べると、『田の字表』は応用範囲が広いのです。
 目次をごらんになれば分かりますが、『田の字表』で解ける問題は、速度、圧力、密度などの単位あたり量の問題のほか、濃度、湿度などの百分率(%)の問題、相似,三平方の定理や定比例の法則などの比例の問題にも使えます。
 一次関数や二次関数の式を求めるのにも使えるのです。

※ 比例式より使い勝手がとてもいい
 この『田の字表』の解き方をみた人の中には、「なんだ、比例式の解き方ではないか」と思われる方もいらっしゃるでしょう。確かにそうです。この『田の字表』の解き方は比例式の解き方と基本的に同じです。考え方はまったく同じと思って差し支えありません。
 しかし、『田の字表』の方が比例式よりずっと使いやすいのです。

※ 比例式より対応関係がわかりやすい
 例えば「水素と酸素はつねに質量比1;8で化合する。酸素20gに対して水素は何g化合するか」の問題で、比例式だと 1:8=x:20 になります。左の比に、質量比の1:8を書くのはいいとして、左の前項と右の前項、左の後項と右の後項を対応させて順序よく書かなければいけません。つまり、1:8=20:x と逆に書いてはいけないのです。
 慣れている人にとってはたいした問題ではないでしょうが、中学生にとっては少し離れたところにあるものを対応する順に書く、というのはけっこう難しいのです。
 その点、『田の字表』だと、横同士、たて同士を対応させるように書けばいいので、楽にでき、間違いも少ないのです。

※ 方程式にもっていくのが楽
 比例式で解く場合、内項の積=外項の積 で方程式を作ります。
4:1=20:x から 4x=1×20 で式を作るのです。さて、この「内項の積=外項の積」というのを身につけさせるのが一苦労です。
 以前,塾では『田の字表』から比例式を作らせ、それを方程式にするという方法で解かせていたのですが、よく理解できないようで、間違いも多かったです。
 内項の積=外項の積が『田の字表』を斜め同士の積(たすきにかける)と同じだと気づいたので、それで指導しました。すると生徒はとても楽にできるようになりました。かけるの記号(×)とたすきが似ているから分かりやすいところもあります。

 ある意味で、これまで比例式で解く方法を『田の字表』で解かせているというだけのことではあります。ただ、それだけのことで中学生でも楽に解くことができるようになった、という点でとても画期的な方法になったと思っています。
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