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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

数学・・・遺伝と環境
 2月11日に,NHKで「双子の不思議に学べ」をやっていました。

 科目の中では,数学がいちばん相関が低いということでした。つまり,他の科目に比べて双子でも一致度が低いということです。数学の能力に関して遺伝子の影響が比較的少ないといえるのでしょう。

 最初は意外に感じました。生徒に教えていて数学のセンスに個人差が大きいことを感じていたからです。すぐに理解してくれる子がいる一方で,なかなか分かってくれない子がいます。図形では,男子の方が女子よりもすぐれています。
 番組の中でも言っていましたが,空間図形の認識において,男女差がはっきり出ているとのこと。

 それで,数学に関しては,遺伝子の影響は大きいだろうというのがぼくの考えでした。

 その後ゆっくり考えてみると,数学で相関が低いというのも納得です。

 なぜなら,数学ほど教えやすい科目はないからです。

 学習に自信をなくしている子に1科目だけ徹底して教え,できるという自信をもたせ,他の科目にもやる気を出させるという方法があります。
 そのときに,ぼくは「算数,数学」をさせた方がいい,と以前から主張していました。

 数学,算数の場合は,何をやればいいのかはっきりしています。できた,できないもはっきりしています。だから,とても教えやすいのです。できるようになったという実感がわくのも数学が最適です。

 また,できない子には,計算だけはできるようにしようという指導もできます。

 そういう意味で,数学,算数は環境の影響をとても受けやすいのです。

 一番教えにくいのは国語です。そして成績が上がりにくい。何を覚えたから国語ができるようになったというのはほとんどありません。ある意味で総合的な力がためされます。だから,環境の影響を受けにくいともいえます。

 ただ,日本人に育てられたら日本語を話すようになります。胎児のときから国語教育が始まっています。その後の親や兄弟といった言語環境の中で育ちます。環境の影響を大いに受けているのが国語とも言えます。

 英語はその次に教えにくい科目です。教えることはできるのですが,ある程度の力がつかない限り点数に結びつきません。

 理科,社会は,数学と,国語,理科の中間の感じです。何をやったらいいのかははっきりしています。勉強もしやすいです。

 ただ,理科,社会は何が出題されるのかはっきりしないことがあります。
 数学では,二次方程式の勉強をしているときは,定期テストでは二次方程式が必ず出題されます。高校入試でもかなりの程度傾向を見抜くことができます。数字が変わるだけということもよくあります。

 しかし,理科,社会はそのまま出るということはありません。ある意味では内容を読みとる力がないと解けません。

 思いつくままに書いてきましたが,遺伝と環境というのは,簡単に分けるわけにはいかないなあという感想です。
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