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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

親のあこがれにあこがれる
 「子どもは,親の背中を見て育つ」と言います。

 よく言われるように,口先だけで,「勉強しなさい」と言っても,親はテレビをみてばかり,というのでは,勉強する子に育つはずがありませんね。

 齋藤孝著「教え力」から抜粋します。



・相手のやる気をかきたてるために,何がいちばん大事なのかというと,教える側の人間が,いまからやろうとしていることに恐ろしいほどの憧れをもっていることです。(p52)

・ヘーゲルの言葉に「欲望は模倣される」という言葉があります。(p52)
・のめりこんでいる人が語る話というのは非情に魅力的です。それによって,人は,モチベーションをかきたてられてしまします。(p53)

・いま,自分自身もそれに憧れているんだというメッセージを胚(はら)の底から持つというのが,教える相手のモチベーションをかきたてるためにももっとも大事なことです。(p55)

・教える側の憧れが,生徒の憧れを生む。これは,生徒のほうから見ると,先生の憧れに憧れるという図になります。(p56)

・大事なことは,教える側も現在進行形で学び続けている,それも常に学ぶ側の何倍もの速度で学び続けている,ということなのです。(p62)



これは,ぼくら教えることを仕事にしている人へのメッセージです。その通りだと思います。

 ぼくは塾ですべての科目の学習をみています。中学生には,英語,数学,国語,理科,社会の5科目です。ぼくは学生のころ,好き嫌いが激しく,理科,数学は大好きだったのですが,あとは大嫌いでした。この仕事をするようになり,文系の科目も学ぶうちにおもしろいところも分かって来ましたが,それでもやはり,理科,数学が好きです。

 物理の話をするときには,つい熱が入ってしまいます。そして,脱線も多くなります。そのようなとき,生徒の目も生き生きしているのを感じます。これが,教える側の憧れが教わる側の憧れを生む,ということなのだと思います。

 さて,親も基本的には同じです。ただ,教えるのを仕事にしているのではないので,英語,数学などの教科が好きではない人の方が多いでしょう。子どものために教えているんだという感じでしょうね。

 親は,自分の仕事や趣味に憧れて,それを子どもに伝えればいいのではないでしょうか。自分の仕事(趣味)は,これこれで,これはすごくおもしろいんだよ。どこがおもしろいかっていうとね,・・・・。できるだけ子どもに分かる言葉で説明した方がいいのですが,情熱は伝わるはずです。

 もし,憧れるものが何もなければ,作りましょう。親が憧れるのがなければ,子どももそうなります。親の憧れる姿を見せることによって,子ども何かに憧れるようになります。すると,学校の教科にもやる気を出してくれるかもしれません。
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