小学5年生は,いま小数のわり算をやっています。小数点を打つのはそれほど難しくありません。それよりもわり算そのものが難しいです。よく間違えては直しをやっています。
その中で「何度やっても同じ答えにしかならないよ」と,やってくる子がいます。見ると,正しい商は,12.08なのに12.8と書いてあったりします。
商の途中に0があるのですね。これはとてもよく間違えるわり算です。「0」はくせ者なのです。簡単そうで一番やっかいなものです。
もちろん,整数のわり算で途中に0の入るのを何度もやっています。でも,まだきちんと身に付いていません。
そういう子がやった計算を見ると,整理されていないのですね。きちんと並んでいません。だから何の数の上に何がきたのかよく分からない。
だから割れないときは,0を立てずに,次の数を下ろしても平気なのです。
「わり算はちゃんと並べながら書かないと間違うんだよ」と注意します。それでもできないことが多いですね。
そういうときは,縦棒を入れてあげます。割られる数を区切るようにし,下に長い縦棒です。
96.64÷8の場合 8)96.64 になりますね。9と6,小数点のところ,6と4の間に線を入れるのです。

そして
「はい,もう一度やってごらん」と言ってさせます。これでほとんどの子ができますね。
それでもできないときは,一つひとつ見てあげるしかありません。目の前でさせて,間違えたときに,
「6÷8はできる?」「できない」
「できないときはどうするの?」 などと問答しながらやり方を導いていきます。まったく忘れている場合もあるので,「こういうときはね・・・」と教えることもあります。
その中で「何度やっても同じ答えにしかならないよ」と,やってくる子がいます。見ると,正しい商は,12.08なのに12.8と書いてあったりします。
商の途中に0があるのですね。これはとてもよく間違えるわり算です。「0」はくせ者なのです。簡単そうで一番やっかいなものです。
もちろん,整数のわり算で途中に0の入るのを何度もやっています。でも,まだきちんと身に付いていません。
そういう子がやった計算を見ると,整理されていないのですね。きちんと並んでいません。だから何の数の上に何がきたのかよく分からない。
だから割れないときは,0を立てずに,次の数を下ろしても平気なのです。
「わり算はちゃんと並べながら書かないと間違うんだよ」と注意します。それでもできないことが多いですね。
そういうときは,縦棒を入れてあげます。割られる数を区切るようにし,下に長い縦棒です。
96.64÷8の場合 8)96.64 になりますね。9と6,小数点のところ,6と4の間に線を入れるのです。

そして
「はい,もう一度やってごらん」と言ってさせます。これでほとんどの子ができますね。
それでもできないときは,一つひとつ見てあげるしかありません。目の前でさせて,間違えたときに,
「6÷8はできる?」「できない」
「できないときはどうするの?」 などと問答しながらやり方を導いていきます。まったく忘れている場合もあるので,「こういうときはね・・・」と教えることもあります。
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