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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

進路指導「普通高校 or 職業高校」
 高校には、基本的に大学などへの進学を前提とした普通高校と、高校を卒業後にすぐ就職を目指す、工業高校、商業高校、農林高校のような職業高校がありますね。

 もちろん、これは絶対的な分け方ではなく、普通高校卒業後に就職する生徒も、また職業高校卒業後に大学に進学する子もいます。
 便宜的に、普通高校、職業高校と分けておきます。
 工業高等専門学校(高専)も職業高校の一つとします。
 沖縄にも高専ができ、成績優秀者が高専を目指すケースがかなり多くなっています。

 みなさんは、中学生の子どもが職業高校に進みたいと言って来たときにどうしますか。

 ぼくは、できるだけ普通高校に進むように話をします。特に大学に進学する力のある生徒には、普通高校がいいんじゃないかな、と言います。

 以下、ぼくが生徒に話す内容です。

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 中学生のころには、まだ自分が何なのか、よく分からないとぼくは思っている。実は、ぼくはもう50歳をすぎたけど、まだ自分が何なのか分からない。自分探しの旅はまだまだ続いている。

 だから、自分が将来何になるのか、どのような才能があるのか、自分は何が好きなのかを中学生のあなたが見極めることは難しいと思う。無理だと言ってもいい。

 普通高校に進んで、3年間、自分探しを続けてみた方がいいのではないかと思う。そして、3年後、大学に進むときに将来を決めてもいいのではないかな。将来の道を決めるのを3年間延期するんだよ。(学校では1年のころには進路を決めるように指導するようですが、ぼくは最後の最後まで迷った方がいいと思っています)

 あなたはいまA課(職業高校のあるコース)に進みたいと言っている。そこに進むと、将来の道がだいぶ狭められてしまう。もちろん、人生はいつでもやり直しがきく。そこを卒業してから、たとえば文学の道に進むこともできなくはない。でも、やはり険しい道だよ。ぼくはできればあなたにそのような険しい道に進ませたくはない。

 ぼくは、学生のころは、数学と理科が得意だった。いや、それしかできなかったと言ってもいいくらいだ。だから、将来は物理学科に進むつもりでいた。物理学の本はそのころたくさん読んだよ。とてもおもしろくて、物理に進むのは当然だと思っていた。

 ところが、高校2年のときに、倫理社会という科目があって、これはおもしろいなと思った。それまで社会科系はまったくおもしろくないと思っていたから、意外だったね。哲学を学ぶのもいいなと思った。そしてそれとの関連で心理学の本を数冊読んだ。とてもおもしろかった。それで、心理学に進むことにしたんだ。「物」が「心」に変わってしまったんだ。

 ぼくのように、大きく進路を変更する人は少なくない。セルフ塾の卒業生で、高校の3年の間に変更していない生徒をさがすのが難しいくらいだ。

 だから、あなたも将来の道を決めるのを3年間延期した方がいいのではないだろうか。3年間変わらなかったとしても、あなたがやりたいことは大学や専門学校でもできるはずだよ。

 もちろん、進路を決めるのはあなただ。ぼくの意見を押しつけるつもりはまったくないよ。ぼくの意見も、そしてお母さん、お父さんの意見も参考にして、自分で決めて欲しい。あなたの人生はあなたのものだからね。

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 さて、みなさんはどのように指導していますか。
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 これは、ぼくが管理しているmixiの「セルフラーニング」コミュに立ち上げたものです。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=46242060&comm_id=1037793  
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