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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

消しゴム(eraser)はなぜ可算名詞か?
 水、ミルクのように、2つに分けてももとのものと変わらないのは数えられない名詞(不可算名詞)、人、本のように分けるともうもとのものとは言えないものを数えられる名詞(可算名詞)というと書きました。
可算名詞と不可算名詞
 それに対して、mixiで、消しゴム(eraser)はなぜ可算名詞なんだ、という意見が出ました。ぼくはそのとききちんと答えられなかったように思います。

 消しゴムは2つに切っても、消しゴムです。確かに。だから数えられない名詞の仲間に入った方がすっきりします。

 なぜなのか、考えてみました。ぼくの推理です。

 eraserをヤフー辞書(プログレッシブ英和中辞典)で調べると

1 ((主に米))消しゴム(((英))rubber);インク消し;黒板ふき(((米))blackboard eraser, ((英))blackboard duster).
2 消す人[物], 削除者.



 とあります。インク消し、黒板ふきという意味もあるのですね。要するに、「消す物」なのです。ゴムかどうかは特に問題ない。消しゴムがでてきたのは、黒板拭き、インク消しよりずっと後ではないでしょうか。

 インク消しというと、ぼくは押すと白いペンキのようなものが出てくる文房具を思い出しますが、昔からあったのでしょうか。昔は鉛筆よりインクをよく使ったでしょうから、何らかのものがあったのではないかと想像されます。

 いずれにしろ、黒板拭きの方が消しゴムより先にあったことは確かだと思います。すると、黒板拭きは可算名詞でかまわないですね。昔はどのような形だったか知りませんが、2つに切ることができないものだったのではないでしょうか。だから、黒板拭き(eraser)は可算名詞。

 後で消しゴムができた。それも消すものだからeraserと言った。そして、そのまま可算名詞として使い続けている。

 以上、ぼくの推理でした。
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お金は、可算名詞? 不可算名詞?
 きのうの続きです。

 お金は数えられる? それとも数えられない?
(数えられるんじゃない。実際100円とか1000円とか数えているじゃない)
(それに、千円札を切ったらもう使えないから千円にならないよ。千円を2つに切って二千円になるんだったらすぐにでも切るよ)
(Yojiさんがこんな訊き方をするから、数えられないのかなあとも思うけど、やはり数えられるよ)

 確かにそうだ。千円札や一万円札など紙のお金を紙幣と言うね。そして百円、五百円などは硬貨という。紙幣は英語でbill, 硬貨はcoinだ。これは数えられる名詞だ。みんなが言うとおりだよ。だから3枚の千円札とか、一枚の百円硬貨という言い方を英語でもするよ。
 
 問題は「この帽子は千円だった」というときの千円だ。これは実は数えられない名詞なんだよ。

 昔々、お金がなかったときは物々交換だった。そしてしばらくすると、お金のようなものができた。中国では貝が使われた。だからお金に関する漢字には貝がつく。
 ヨーロッパでは、塩が使われた。塩は英語でsaltだ。ローマでは給料に塩を使ったので、給料をsalaryと言う。
 そして、いろいろあって、金がお金として使われるようになった。だから、もともとお金というのは、塩や金などだったんだよ。

 金は半分に切っても金でしょう。だから金は数えられない名詞なんだ。だからお金も数えられない名詞なんだよ。

 イギリスのお金の単位はポンドだろう。ポンドは重さの単位でもある。このあたりからぼくの推理もあるけど、お金を重さで量ったんだよ。たぶん。それがそのままお金の単位になったんだ。

 そして、そのうちに紙幣やコインが出てくる。最初はこれらの紙幣やコインは金と交換することが出来たんだ。

 だからお金は数えられない名詞なんだよ。それで
「これいくらですか?」は How much is this? とmanyではなく、muchを使うんだ。



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