小学6年のKさんは,沖縄尚学中学受験を目指して,過去問題を解いています。
先日,「これも,田の字表で解ける?」と言って持ってきました。
正確な数字は忘れましたが,
A:B=2:3, A:C=5:7のとき,A:B:Cはいくらか,というような問題です。
ぼくは,「これは『囲の字表』でできるよ」と答えました。
『囲の字表』というのは,ぼくもそのとき思いついた言葉です。3×3の表ですね。
Kさんも「えっ,『囲の字表』?」とちょっと驚いた表情。
┌──┬───┐──┐
│ ※ │ ※ │ ※ │
├──┼───┤──┤
│ ※ │ ※ │ ※ │
├──┼───┤──┤
│ ※ │ ※ │ ※ │
└──┴───┴──┘
のような表を作ります。 ※ はブランクです。まったくのスペースにすると表がとてもずれるので,※を入れました。
それに整理していきます。
A:B=2:3, A:C=5:7 なので
A B C
┌──┬──┐──┐
│ 2 │ 3 │ ※ │
├──┼──┤──┤
│ 5 │ ※ │ 7 │
├──┼──┤──┤
│ ※ │ ※ │ ※ │
└──┴──┴──┘
「Aのところは2,5,2つそろったね。その下に,2と5の最小公倍数を書きなさい。2と5の最小公倍数は?」
・・・「10」
「2対3は,10対いくら?」
・・・「15」
「その15をBの一番下の欄に書きなさい」
「5対7は,10対いくら?」
・・・「14」
「その14をCの下に」
A B C
┌──┬──┐──┐
│ 2 │ 3 │ ※ │
├──┼──┤──┤
│ 5 │ ※ │ 7 │
├──┼──┤──┤
│ 10 │ 15 │ 14 │
└──┴──┴──┘
はい,この
10:15:14 が答えだよ。
ちゃんと理解できたようでした。
先日,「これも,田の字表で解ける?」と言って持ってきました。
正確な数字は忘れましたが,
A:B=2:3, A:C=5:7のとき,A:B:Cはいくらか,というような問題です。
ぼくは,「これは『囲の字表』でできるよ」と答えました。
『囲の字表』というのは,ぼくもそのとき思いついた言葉です。3×3の表ですね。
Kさんも「えっ,『囲の字表』?」とちょっと驚いた表情。
┌──┬───┐──┐
│ ※ │ ※ │ ※ │
├──┼───┤──┤
│ ※ │ ※ │ ※ │
├──┼───┤──┤
│ ※ │ ※ │ ※ │
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のような表を作ります。 ※ はブランクです。まったくのスペースにすると表がとてもずれるので,※を入れました。
それに整理していきます。
A:B=2:3, A:C=5:7 なので
A B C
┌──┬──┐──┐
│ 2 │ 3 │ ※ │
├──┼──┤──┤
│ 5 │ ※ │ 7 │
├──┼──┤──┤
│ ※ │ ※ │ ※ │
└──┴──┴──┘
「Aのところは2,5,2つそろったね。その下に,2と5の最小公倍数を書きなさい。2と5の最小公倍数は?」
・・・「10」
「2対3は,10対いくら?」
・・・「15」
「その15をBの一番下の欄に書きなさい」
「5対7は,10対いくら?」
・・・「14」
「その14をCの下に」
A B C
┌──┬──┐──┐
│ 2 │ 3 │ ※ │
├──┼──┤──┤
│ 5 │ ※ │ 7 │
├──┼──┤──┤
│ 10 │ 15 │ 14 │
└──┴──┴──┘
はい,この
10:15:14 が答えだよ。
ちゃんと理解できたようでした。
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セルフ塾の辞書は消耗品です。この写真は,「日本語大辞典 講談社」です。大きな辞典です。大人用ですね。
セルフラーニングをするには,辞書は必需品。セルフ塾の生徒はよく辞書を引いています。小学生用の辞書,中学生用の辞書を引いて,
「Yojiさん,○○が(辞書に)ないよ」と言ってくると,
「じゃあ,あの辞典を引いてごらん!」と言って,「日本語大辞典 講談社」や「学研国語大辞典」のあるところを指さします。
「あれかあ~」と言いながらも,引いています。大きな辞典はやはり引きにくいようです。
この「日本語大辞典 講談社」,いま見るとメモ書きに「1989年購入」とありました。もう20年前です。先日,テレビでベルリンの壁崩壊20周年をしていましたが,あの年に買ったものです。
近くにいた中学3年生のYくんが「ぼくはまだ生まれていないよ」と言いました。中学3年生は,15歳ですから,まだ生まれていないのですね。ぼくにすれば,ベルリンの壁はついこの前だったように思うのですが,この子達は未だ生まれていなかったのですね。
この辞典は,接着剤で修繕してまた使います。
小学,中学生用の辞書はこの辞書以上に痛みが早く,修繕してもだめで捨てて,代わりを買うことを毎年のように行っています。

小さな箱にぴったりおさまって寝ている猫の与次郎です。こんな小さな箱にわざわざ窮屈そうに寝なくてもいいと思うのですが,猫はこういうところが好きなのですね。
子どものころにマンガで読んだ覚えがありますが,忍者が関節を外し,小さな箱の中に入り込んでいました。あれを思い出します。
与次郎という名は,夏目漱石の小説「三四郎」からもらいました。
以前は,みね子,野々宮もいましたが,三四郎,よし子とこの与次郎だけになっています。
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