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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

NHKクローズアップ現代 ~理科離れする教師たち~
 きのうのNHKクローズアップ現代で「理科離れする教師たち」をしていました。

NHKクローズアップ現代

11月12日(木)放送
実験が苦手
~理科離れする教師たち~

子どもの“理科離れ”を克服すべく、今年度から前倒しでスタートした理科の新学習指導要領。授業時間を大幅に増やし、実験も積極的に取り入れられた。しかし今、教師自身の“理科離れ”が深刻で学習内容の強化に対応できるかという不安の声が上がっている。去年実施された調査によれば、小学校教師で勤続10年以下の若手の8割が「観察・実験についての知識・技能が低い」と回答。「塩酸が怖い」「子供に質問されるとオドオドしてしまう」など基本的な知識さえ乏しい実態が明らかになった。その背景には、若手教師が子ども時代に受けた「ゆとり教育」で科学に対する興味を失ってしまったことや、理科を学ばなくても教師になれる仕組みがある。どうすれば教師の“理科離れ”を防げるのか、ヒントを探る。
(NO.2816)
スタジオゲスト : 平林 浩さん (元和光小学校教諭・科学教室講師)

 ゆとり教育で,理科の授業が大幅に減らされた時代の人たちが教師になる時代なのです。理科の授業が少ないために,理科を知らない,ということでしょう。

 ゆとり教育そのものを,ぼくはいいことだと思います。ただ,それが学力低下になってしまっては大変です。そこは考えなければいけない。

 フレネ教育についても,そのあたりを懸念しています。興味,関心に基づいた教育というのを,ぼくは望ましく思っています。ただ,それによって学力が低下しないか,ということです。

 ゆとり教育も,学力が低下してもいいから,ということで始めたわけではないと思います。ただ,実際に学力は低下しています。そうぼくは実感しています。

 理科の授業時間が少なくなった。それは子どもにとっていいと思ったからでしょうね。でも,授業で教えなくなると子どもたちは学ぼうとしません。ぼくが高校生のころは,だれでも物理,化学,生物,地学を学びました。ぼくはまじめな生徒ではなかったのですが,それでもある程度は頭に残っています。

 それをいまは選択するのですね。よく知らないのですが,高校で物理を学ばない学生がいるそうです。そして,そのまま理科系の大学に進む。
 または,物理を高校のときに学ばなかった人が教師になり,理科を教える。できるはずがないですね。

 興味,関心はとても大切だと思います。それを頭におきつつも,強制的にでも学ぶべきことは学ばせるというのがいいかな,と思っています。

 mixiに書き込んだコメントです。
http://mixi.jp/add_bbs_comment.pl?id=47450624&comm_id=1037793
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ドップラー効果は,ピストル連射で教える
 相対性原理では,ドップラー効果が出てきます。これは高校の物理で学びました。いまもそうでしょうか。

 高校生はいま教えていないので,ぼくの仕事ではないのですが,ぼくならドップラー効果をどう教えるかな,と考えてみました。

 救急車がやってくるときは,高い音でピーポーピーポーと聞こえます。しかし,通り過ぎたとたんに低い音に変わります。それはドップラー効果によるのです。

 音はイメージしにくいですね。だから分かりにくい。
 ただ,周波数が多い,波長が短いと高い音,周波数が少ない,波長が長いと低い音になるのは中学でも習うので大丈夫ですね。

 ピストルの弾に喩えて説明すればドップラー効果は分かりやすいのではないかと思いました。

 AさんがBさんに向けて,ピストルを撃ちます。1秒間に1回のわりです。イメージしやすいように,ピストルの弾の速さは毎秒20mとします。時速72kmになりますから,車の速度です。AさんとBさんの距離は200m。10秒で1回目の弾がBさんに届きます。

 (1)
 Aさんは立ったままピストルと撃ちます。すると,Bさんのところにはやはり1秒間に1回のわりでピストルの弾がやってくるはずですね。
doppura1.jpeg


 (2)次は,AさんがBさんに向かって走りながらピストルを連射します。その速さは毎秒10mとします。ピストルの弾の半分の速さです。こちらはオリンピック選手並みの速さです。
 最初に撃った弾がBさんに届くころ(10秒後)には,Aさんは半分のところ100mまで走って来ています。その間10発の弾を撃っているので,図のようになっているはずです。走っている分だけ弾と弾の間が短くなっています。
doppura2.jpeg


(3)
 次は,AさんがBさんから逃げるように走りながらピストルを連射します。その速さも毎秒10mとします。
 最初に撃った弾がBさんに届くころ(10秒後)には,AさんはBさんから300m離れたところまで逃げています。その間10発の弾を撃っているので,図のようになてちるはずです。こんどは逆に走っているのでその分だけ弾と弾の間が長くなっています。
doppura3.jpeg


 救急車も同じです。ピーポーピーポーのピ,ポが弾だと思えばいいです。救急車がやってくるとき,ピの次のポとの間が短くなっています。波長が短くなっているので,高い音に聞こえます。
 逆に遠ざかっていくときは,ピとポの間が長くなっています。つまり波長が長くなっています。だから低い音に聞こえるのです。

 ぼくは分かりやすい説明だと自己満足していますが,どうでしょうか。

Mike は「ミケ」?
 中学生は期末テスト対策として,教科書準拠の問題集を解いています。

 間違い直しでAさんが習いにやってきました。
 英文和訳です。

 見ると,Mike を「ミケ」と訳していて×になっているんです。

 Mike は確かに「ミケ」とも読みます。しかし,それでは×になってもしようがないですね。

 ぼくは,彼の問題集の余白に
 like と書き,
 「何と読む」と尋ねました。
・・・・「ライク」
「そうだね。likeはライクと発音するね。そのlがMに代わっただけだよ。likeをライクと発音したように,Mikeを発音してごらん」
・・・・「マイクだ」

 Mike を「ミケ」と読んで間違えている生徒が次々とやってきます。ほとんどは上の方法ですぐ分かってくれました。

 Mくんがやってきました。
 ぼくは,like と書き,「何と読む」と尋ねました。
・・・・「???? リケかな?」
「それじゃあ,I like cats. は?」
・・・「あっ,ライクだ」
「そう,likeはライクだよ。しっかり頭に残しておいて,
 likeのlをMに代えるよ。Mike は何て読む?」
・・・「ムライクかな?」
「んんん,like はライクだったね。発音する通りに書くと,laik だ。lをMに代えるよ。Maik 。読んでごらん」
・・・・「マイクだ!!」
これにて一件落着!!!

 子どもたちにきたえられています。いまチェック係りに,どのくらいの割合でMikeを「ミケ」と読んでいるか尋ねると,「かなり」と答え,「マイクと書いた子は一人いたかな?」と言っていました。

 それにしても
 「私は猫を飼っています。猫の名前はミケです」を英語で書くときに,「ミケ」をどう書けばいいでしょうね。Mikeと書いたのでは,
「私は猫を飼っています。猫の名前はマイクです」と読んでしまうでしょう。

 どうしても「ミケ」と読ませたいときは,Miket とすれば近い発音になるのかなあ。
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