中学2年の理科では,電気,磁界を学びます。そこに次のような問題がよく出題されますね。
次のコイルの内側の磁界の向きはどれですか。

子どもたちは,それを理解するのがとても難しいようです。3次元のものを2次元で表すからです。上のコイルがちがうコイルだと分からないのです。
それで,ぼくは実際にコイルを作りました。下のようなものです。左巻きと右巻きの2種類です。

ビニールに巻かれた銅線です。別に材質は何でもかまいません。コイルが作られればいいのです。棒状のものに数回巻き付けて引き抜けばできます。数分しかかかりません。
習いに来た生徒に,
「この図のコイルは,これ(左巻き)とこれ(右巻き)のどのコイル?」と言って,銅線のコイルを手渡します。
子どもたちは,それを渡されて初めて,「えっ,このコイルはちがうものなの?」という反応を見せます。
そして,3次元のコイルと紙に描かれた2次元のコイルを注意深くみつめ,コイルを特定するのです。
まあ,その後も簡単にはいかないのですが,コイルの違いを区別しなければどうしようもないので,一歩前進ということです。
自分で問題に取り組んでいるときにも,
「Yojiさん,あのコイル貸して?」
とやってくる子がいます。2次元のコイルで考えるのが難しいので,3次元のコイルでいろいろ考えるのですね。
ただ,このコイル簡単に変形するのです。机の上に置いておくと,いつの間にか変形してしまうことがたびたびです。
次のコイルの内側の磁界の向きはどれですか。

子どもたちは,それを理解するのがとても難しいようです。3次元のものを2次元で表すからです。上のコイルがちがうコイルだと分からないのです。
それで,ぼくは実際にコイルを作りました。下のようなものです。左巻きと右巻きの2種類です。

ビニールに巻かれた銅線です。別に材質は何でもかまいません。コイルが作られればいいのです。棒状のものに数回巻き付けて引き抜けばできます。数分しかかかりません。
習いに来た生徒に,
「この図のコイルは,これ(左巻き)とこれ(右巻き)のどのコイル?」と言って,銅線のコイルを手渡します。
子どもたちは,それを渡されて初めて,「えっ,このコイルはちがうものなの?」という反応を見せます。
そして,3次元のコイルと紙に描かれた2次元のコイルを注意深くみつめ,コイルを特定するのです。
まあ,その後も簡単にはいかないのですが,コイルの違いを区別しなければどうしようもないので,一歩前進ということです。
自分で問題に取り組んでいるときにも,
「Yojiさん,あのコイル貸して?」
とやってくる子がいます。2次元のコイルで考えるのが難しいので,3次元のコイルでいろいろ考えるのですね。
ただ,このコイル簡単に変形するのです。机の上に置いておくと,いつの間にか変形してしまうことがたびたびです。
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