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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

死人を出したことのない家から、芥子種を貰いなさい
今、三田誠広著「はじめての宗教」を読んでいます。その中で、三田誠広氏が書いています。

釈迦は原理を、巧みな譬喩で語ることが多かった。その譬喩の中で、ぼく自身が最も印 象的だと思う物語をここで紹介しておく。



その話を以下に引用しますが、僕もその話は知っていました。とても感銘を受けた物語です。

あるところにキサーゴータミーという女かいた。女は貧しい家の生まれだったが、 男に見そめられて裕福な家に嫁いだ。しかし実家が貧しいために、婚家の人々からは冷遇されていた。だがやがて女に男児が生まれた。女は親族の人々から大切にきれるようになった。女は幸福の絶頂にあった。

その男児が、突然の病で死んでしまった。

女は死んだ男児の遺骸を抱いて、「この子に薬をください」と位きわめきながら、村々をさまよい歩いた。遺骸が無残にひからびていることにも気がつかなかった。村人たちは女を仏陀の前に連れていった。

狂った女は、仏陀に向かって言った。
「この子に薬をください」

仏陀は言われた。
「村々のすべての家を回り、死人を出したことのない家から、芥子種を貰いなさい。それが子供の薬になる」

女は喜んで、村の家を回り始めた。どの家にも芥子種はあった。だが、死人を出したことのない家はなかった。村々のすべての家を回り尽くし、死人を出したことのない家がー軒もないことを知った時、女は悟った。

「わが子だけが死んだのではなかった。死は人の定めだったのだ」
このようにして女は狂気から覚め、尼として仏陀のー行に加わることになった。



どうでしょうか。だれもが苦しみ悩んでいるのです。そう思うと少し気が楽になります。

この物語を久しぶりに読んで、イエスの物語の中に似たような話があったのを思い出しました。それで引用します。

 イエスはオリーブ山へ行かれた。朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、御自分のところにやって来たので、座って教え始められた。

そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て、真ん中に立たせ、イエスに言った。「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか。」イエスを試して、訴える口実を得るために、こう言ったのである。

イエスはかがみ込み、指で地面に何か書き始められた。しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。

これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。

イエスは、身を起こして言われた。「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」
ヨハネ 8:1-11


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漢字の使い方に工夫・・・「小学漢字1006字の書き方辞典」
 前に、「小学漢字1006字の書き方辞典」を紹介しました。


各漢字の書き方を1画ずつ、省略せずにすべて示しましてあること、
「とめ」「はね」「はらい」「つける」「出す」など、漢字を書くときのポイントが詳しいこと
漢字の意味がのっていること

 をあげ、すばらしいと書きました。

 今日、改めてこの辞典をにながめていて、別のよい面を見つけました。
 漢字の使い方、例がかなり工夫されているのです。

 例えば「来」の字です。音読みでは「ライ」です。その下に例として「来客 ,来週,未来,由来」が書かれています。ふりがながすべてついています。そこまでは普通の辞典です。

 訓読みは、「くる・きたる・きたす」です。その下に例として「春が来る・来る十月十日・出来事」という使い方がのっているのです。このように訓読みの例も詳しくのっているというのがこの辞典の特徴です。

 漢字の練習の時には、書きだけではなく読み方も大切です。漢字にはいろいろな読み方があります。それをできるだけ覚えなければいけません。このように詳しい使い方があると勉強しやすいと思われます。

 なお、旺文社の「1006字の正しい書き方」では、訓読みの例は「出来心」だけです。旺文社の場合は使い方として熟語にこだわっているところがあるように感じます。熟語にこだわると、音読みにかなり偏ってしまいます。訓読みが軽視されるのです。「春が来る・来る十月十日」は、熟語とは言えませんから。

 旺文社の「正しいかき方」もかなりいいと思っていたのですが、この小学館の「1006字の書き方辞典」はそれをさらに上回るものだと感心しています。


次のページには
「小学漢字1006字の書き方辞典」の小学館側からの詳しい紹介がのっています。

http://www.web-nihongo.com/dictionary/dic_58/d-index.html
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