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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

釈迦は矛盾を恐れなかった
 きょうも三田誠広著「はじめての宗教」から引用します。

  もっとはっきり言えば、釈迦の内部には、大きな分裂があったのだ。

 解脱に至るのは民衆にとっては至難の道であるということ。そのことを知りながら、釈迦は教団を運営し、ある意味では表面的な教えを説いて、民衆に希望を与え続けた。

 釈迦は矛盾を恐れなかった。ある人には禁欲を説き、ある人には禁欲からの解放を説いた。ひたすら禁欲だけを説いたほうが、教義としてはわかりやすい。そこをあえて、状況に応じて、異なる教えを説いたところに、釈迦のスケールの大きさと意志の強さを見る。

 細かいことにこだわらずに、悠然と、鷹揚に構えている。そこが宗教家としての釈迦の最大の魅刀だったのだろう。


 釈迦と似ているというと,おこがましいのですが,僕も生徒によって指導方法を変えます。
 ある生徒には手とり足とり丁寧に説明をし、そして答えの直前まで導いてあげます。別の子には少しだけアドバイスをして、そして追い返すように自分であとはやってごらんといます。

 また,ある子には、「ここまででいよ」ということで楽な課題を与えます。別の子にはかなり厳しい課題にします。

 子どもたちの能力の差はかなりあります。また性格もまったく違います。だから子どもによって指導を変えなければいけないのです。このように子どもによって変えることができるのは、セルフラーニングの一つの大きな特徴だと思っています。

 生徒の中には、「あの子にはこうやるのに私にはこうする。なぜ?」と不満を述べる子もいます。でも、本当の意味での平等というのはその子にあった指導をすることではないでしょうか。どの子に等しくするというのでは,どの子も伸ばすことはできません。

 釈迦が「状況に応じて異なる教えを説いた」というのを読んで,気持ちを強くしました。

 細かいことにこだわらずに、悠然と、鷹揚に構えている・・・そういう人は私はなりたい。
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