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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

ベルトコンベアのドップラー効果
 友人のYoshihiroくんから,ベルトコンベアのドップラー効果のことを聞きました。とてもおもしろいです。それで,ここに紹介します。

 要するに,ベルトコンベアと同じ方向に歩きながら作業をすれば,作業の間隔は長くなり,逆向きに歩きながら作業をすれば,作業間隔が短くなるということです。

 上の説明だけで分かる人がいるでしょうが,説明をしてみます。

 1秒間に1m進むベルトコンベアがあるとします。秒速1mです。
そして,そのベルトに10秒間に1回ずつ,作業部品が乗せられます。

 作業員が止まって,部品がやってくるのを待っている場合,
 部品は10秒間に1個やってきますね。10秒間に1回作業をすればいいのです。

 ふつうは,部品Aを取り上げて作業をし,ベルトにそれをもどしてから部品Bを取り上げるのでしょうが,ここでは分かりやすくするために,部品は取り上げていません。
belt_20100526132736.jpeg


 次に作業員がベルトコンベアと同じ向きにゆっくり歩きながら作業をする場合です。
 秒速0.5mで歩くとします。

 Aの部品の作業を終わって,10秒後部品Bは作業員が10秒前に立っていたところまでは来ますが,作業員は前の方に歩いているので,作業員のところに部品は届いていません。

 作業員の位置は,0.5x+10
 部品Bの位置は,x で表すことができます。

 イコールで結んで x=0.5x+10
 これを解くと x=20
 20秒後に部品Bは作業員のところに届くのです。

belt2_20100526132736.jpeg


 次に作業員がベルトコンベアと逆向きにゆっくり歩きながら作業をする場合です。部品に向かって歩くのです。
 秒速0.5mで歩くとします。

 向かって進んでいくので,10秒待つ必要はありません。

 作業員の位置は,-0.5x+10
 部品Bの位置は,x で表すことができます。

 イコールで結んで x=-0.5x+10
 これを解くと x=20/3=6.66
 約6.7秒後に部品Bは作業員のところに届くのです。忙しくなるのですね。
下の図の0.67秒は6.7秒に修正。

belt3_20100526132736.jpeg

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知識とジグソーパズル
 何がわからないのかわからない
 
を前に書きました。

 そのことをmixi「セルフラーニング」で取り上げました。その中で考えたことを書きます。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=53330687&comment_count=3&comm_id=1037793

 ジグソーパズルというのがありますね。
 
 最初、ほとんどのピースがはめこまれていないので、何をやったらいいのかまったく分からないので、作業が進みません。

 どこから手をつけていいのか分からないのです。難しすぎるので。

 4つの角から入るのがせめてものヒントになります。

 これと同じで、頭の中の知識がほとんど埋まっていなければ、何をやっていいのか分からない。

 ものを知らない人は,何を学べばいいのか,何を調べればいいのか,分からないのです。だから知りたいとも思わない。遊びだけをする。

 それでも,何とかあちこちピースを埋めていくにつれて、空いているところのヒントが多くなります。

 最後に近づくにつれて、このピースはここだ、あれはあそこだと一見して分かって、どんどん作業がはかどります。

 頭の中に知識がたまってくると、足りないところが分かってきて、それを埋めれば知識がつながると分かるので、それを調べようと思うのでしょう。

 物は知ることにより,それとの関連でさらに知りたくなるのです。分からないところがはっきりするので,それを知るためにいろいろ工夫し,調べたりするのです。

 ジグソーパズルの最初のころは,慣れた人がいっしょにやってあげた方がいいかもしれません。

 教育というのもそのようなものかもしれません。

 何をやったらいいのが呆然としている人に,では,これを学んでごらんと,指針を与えていく。
 これを読んでごらん,この問題を解いてごらん,・・・・

 そうこうするうちにピースが埋まってきます。すると,自分でこれをさがしてみようかな,と自発的に学ぶ気が出てきます。

 学校教育で,レールに乗っけて走らせるというのもそういう意味で意義のあることかもしれませんね。
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