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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「次の数を分母に根号がない形に直しなさい」
 中学生の学習を見ている人ならわかると思いますが、「分母の有理化」のことをいっているのです。

 今日で期末テスト対策の勉強は終わりです。今日までは教科書準拠の問題集などを解いていました。いまの教科書では、「分母の有理化」という言葉は使わずに、「次の数を分母に根号がない形に直しなさい」と説明的な表現をしているのです。

 言葉がやさしくなるからということで、問題そのものがやさしくなるわけではありません。

 「分母の有理化」という言葉を使いつづけていれば、子どもたちは何をすればいいのか理解してくれます。

 実際、ぼくが作ったテキストでは「分母の有理化」という言葉を用いていますが、子どもたちは何の抵抗もなく問題を解いてくれます。

 子どもの能力を低く見積もって、それに合わせていると、子どもの言語能力も伸びてくれません。

 少しは背伸びをするくらいの感じで、むつかしい言葉を使えば、子どもたちもそれについてきてくれるのです。

 最初は、よく分からずに使っているのでしょうが、使っているうちになじみになり、分かってくれるのです。

 前に読書が苦手な子として Nくんを紹介しました。
まい晩、身なげをするやつは、おまえだろう・・・何がわからないのかわからない
 N君が先日、早退届を提出しました。その理由を見ると、「いとこの結婚式のようなものに行くから」とありました。

 僕はそれを見て、彼に次のように言いました。

 「今日はこれで認めてあげるよ。しかし、この『結婚式のようなもの』というのは何なのか、お母さんにちゃんとを尋ねておいで。」

 そして、
 「このような言葉を生活の中でもきちんと尋ねるようにした方がいいよ」と付け加えました。

 お母さん方も子どもが理解しやすいようにということで、「結婚式のようなもの」という表現をしたのでしょう。

 しかし、わからなくてもいいから、ちゃんとした言葉を使うべきだ思います。

 「結納」のことだったのではないかと思います。「結納」では分からないから「結婚式のようなもの」と表現したのかもしれません。

 小学生の女の子の話していると難しい言葉が出てきます。たぶん親が使っているのでしょう。

 わからなくても、そういう難しい言葉に触れていいることによって、それが理解出来てくるはずです。

 最初からわからないはずだからということで、幼稚な言葉を使っていてはいつまでも語彙力は豊富にならないと思います。

菅首相 この落差
 この記事を読んで欲しい。

 日本共産党赤旗

「撤退論」だった 海兵隊 いま「抑止力」菅首相 この落差

 「国際的状況も踏まえながら物事を考えるのは政治家として当然のことだ」

 冒頭部分だけ

 菅直人首相は、かつて自らが沖縄からの米海兵隊撤退を米国に求めると「約束」していたことと、海兵隊普天間基地の「県内移設」という日米合意を推し進めるという現在の立場との矛盾を突かれ、こう開き直りました。首相になる前となってからの発言がこれだけ落差のある政治家もいません。


Yojiさんの顔写真を載せて
拙著「相対性理論入門(原稿)」段階を追っているので、とても分かりやすい
 の記事で紹介した元物理教諭の言葉を思い出しました。

 帰り際でしたが,

 この本はぜひ出版して欲しい。そのときに著者紹介を載せますね。そこには必ず,Yojiさんの顔写真を載せてください。

 ぼくが照れ笑いをすると,
 ぼくの顔を指さして,

 そう,これでいいですから。ぜひお願いします。

 ぼくの長髪,ひげ面をどう思っているのでしょうか。

顕微鏡,なぜ低倍率から
 期末テスト勉強中。

 学校配布のプリントに,顕微鏡の使い方がありました。

 最初は低倍率からはじめ,高倍率にかえていく。なぜか。

 答えは,「低倍率だと広い範囲が見渡せるで,目標とするものがさがしやすい」

 ぼくは次の説明を加えました。

 インターネットでグーグルやヤフーなどのの地図を見たことがある?

(ほとんどの生徒が「ある」という返事)

 あれでセルフ塾を見たいとするね。最初から大きく見えるようにするとどうなるかな。名護辺りが出てきたら,そこからセルフ塾まで来るのは大変だ。

 だから,最初は低倍率で,全体を見渡す。
 日本全体を表示して,そして,沖縄全体にズームアップする。

 次に中部辺りを中心にして,ズームアップ。

 読谷にズーム。座喜味にズーム。そしてセルフ塾にズームアップ。

 このように低倍率で,全体を見渡してから見ようと思うものにやってくる方がいいんだよ。

 納得の表情でした。

伊波氏、知事選に意欲
 今朝の琉球新報1面に次の記事

伊波氏、知事選に意欲 「普天間」日米声明見直し要求

 これは,いい。大歓迎。

 伊波さんなら勝てる。そして,日本政府に「ノー!」が言えるのではないか。

There is ~.構文の成り立ち
 いま英語1年の改訂作業をしています。

There is ~. というのは、なぜあんなに変な形をしているのだろうと、疑問が沸きました。

 それで、ヴィスタ英和辞典を調べてみました。こんな説明がけっこうのっているのです。
 編者の岩林俊輔さんが、「なぜ」にこだわる人のようです。

 さて、there をひくと載っていました。それをコピー貼り付けします。


① のThere is a doll on the shelf.という文は,もともとは,次のような文でした.
③ On the shelf is a dol1.
つまり「そのたなの上にある(on the shelf)のは何でしょう,説明しますよ(is),人形なんです(a doll)」ということです.is は「ある」ではなくて,「〇n the shelfについて説明を始めますよ」という「合図」です.

 ③のような言い方をする理由は,英語の文では,おたがいに話をしている人同士がすでに知っていることがらは文の初めのほうで言い,聞き手(「読み手」の場合ももちろんあります)が初めて知らされることがらは文の最後に言うというルールがあるからです.

 ③についていえば.on the shelfのshelfにはtheがついているくらいですから,「そのたな」というのはすでに話題になっていて,聞き手にとっては新しいことがらではありません.

 これに対して,a dollは聞き手が初めて聞くことがらなのです.「たなの上にあるのはね,お人形なんですよ」と,お人形があることを初めて知らされるわけです.

 聞き手は「そうか,お人形があるのか」と納得することになります。そういうことですから,②のA doll is on the shelf.という文はよくない文ということになります.最初のa doll は初めて知らされることがらで,最後の on the shelfはすでに知っていることがらだからです.

(中略)

 ここでおちついてしまえはよかったのですが,いつのころかから,普通の文では on the shelf(そのたなの上にある)から言い始めるのはぐあいが悪い,と考えたらしいのです.

 確かに,英語の文は,人とかものの名前,あるいはthisとかthatのようなことばで始めるのが普通です.

On the shelfのように「前置詞」で始まるのは,あまり普通ではありません.

 ということで.〇n the shelf is a doll.のon the shelf は後ろに回されてしまいました.

 On the shelf is a doll.
 ↓
□ is a doll on the shelf.

しかし,on the shelfを後ろに回したのはいいけれども,is の前がからっぽになり,英語の文としてかっこうがつかなくなってしまいました.

 そこで,もともとそこには on the shelfのような「場所」を表すことばが入っていたのですから,「場所」と関係のあるthereを入れることになったのです.
□ is a doll on the shelf.
 ↓
There is a doll on the shelf.

この文のthereは,もともと「穴うめ」の代用品として入ってきたものですから,本来の意味である「あそこにある」「そこにある」のようなはっきりした意味は失われています.

(以下略)


 
 なるほど、ぼく流に解釈します。

 最初は
 On the shelf is a doll.「その棚に接触して ツギのものがあります ひとつの人形」

 だったのです。相手も分かる「その棚」から始める。そして、説明に入るのです。

 しかし、前置詞句から始まると文として少しおかしい、と思うようになった。

 だから、on the shelf を後ろに回した。すると、

 Is a doll on the shelf. になった。

 Is から始まると疑問文のようです。だから、isの前に何かおこうということになった。

 もともと場所を表す語句があったのだから、それに関連のあるthere{そこに}に目をつけた。

 それで、
 There is a doll on the shelf. と現在使われている文ができあがった、ということです。

 なるほどね。そういう歴史があったのですね。



知っていることがらは文の初めのほうで言う
 ヴィスタ英和辞典

 に次のような一節がありました。

 ③のような言い方をする理由は,英語の文では,おたがいに話をしている人同士がすでに知っていることがらは文の初めのほうで言い,聞き手(「読み手」の場合ももちろんあります)が初めて知らされることがらは文の最後に言うというルールがあるからです.

 英語では、おたがいに知っていることから始めて、初めてのことは後にまわす、というのは初めて知りました。

 これまで、英語は重要なことから順に述べるということだけで理解していました。


 でも、確かにそういえそうです。

 He is a teacher. という場合、He(彼)は話し手、聞き手どちらもだれのことなのか分かったいるのです。そして、話し手が「彼は先生だよ」と、相手が知らない内容を教えているという感じです。



上部がべた塗りの原稿の印刷で紙詰まり
 「印刷がうまくいかない。見て!」
 妻が叫んだので,見てみました。

 期末テストが直前なので,印刷に追われています。コピーではありません。学校で配布されたプリントから出題される可能性が高いので,それを増刷して生徒にさせます。

 印刷機がいうことをきかないので,妻はパニックになっているのです。
 印刷機の出口で紙詰まりを起こしているのです。

 少し試行錯誤をして,原因が分かりました。

 学校プリントはページの上の方がタイトルでべた塗りになっています。それを印刷すると,マスターがドラムに巻き付いたままになり,出口のところの爪がひっかからないのです。(印刷機を知らない人はこの説明では分からないでしょうね。すみません)

 それで,学校プリントのべた塗りの部分を白紙で隠して,再度印刷するとスムーズに印刷ができました。

 分かったらなんてことないのですがね。

3年の下りのエスカレーターは速くなる
 僕は、「成績(席次)というのは、下りのエスカレーターを上るようなものだ」とよく話しています。

 下りのエスカレーターを上るのですから、止まっていたのであれば、そのまま下へ下へと下がっていきます。

 エスカレーターと同じペースで歩いていると現状維持です。現状を維持をするためにも上に上り続けなければいけないのです。
 さらに成績を上げてあげるためにはエスカレーターよりも速いペースで上るようにしなければいけません。

 中学3年生のM子さんがやってきました。頑張り屋なのですが、この頃成績が伸びません。中学3年の初めのテストでは、頑張ったのに自己最低の成績(席次)だったとひどく落ち込んでいました。

 それで僕は、「成績というのは下りのエスカレーターを上るようなもんだという話しをしたのを覚えている?」と尋ねました。

 最初は「覚えてない」と言っていましたが、少し話しを始めると、「聞いたごとがある」と言いました。

 それに続けました。
 「中学1年や2年の下りのエスカレーターはゆっくりゆっくりなんだよ。しかし3年生になると、急にこのエスカレーターのスピードが速くなるんだ。だから1年、2年の時のペースで上っていたのでは、下に下がって行ってしまうんだ。

 3年生になると、高校受験を意識して、塾に通ったり、家で勉強を始めたりしてみんなの成績も上がってくる。

 だから、そこで成績をさらに上げるには今までのペースよりもさらにペースあげなければいけないんだよ」
 と話しました。

 M子さんも「そうなのよ。3年生になってみんな頑張ってきてるから、大変なんだよな」と言っていました。実感しているようでした。

 「でも、今度は頑張るからね」と明るい顔で話していました。

ぼくは英語が苦手だったから,英語の教え方を工夫した
 mixiともだちの「積分定数」さんの日記に,

 「その科目が苦手だった人の方が教えるのはうまいのか?」
 が書かれていました。

 それに,ぼくは次のようなコメントを残しました。

 ひとつのケースとして,ぼくの場合。

 ぼくも積分定数さんに似て,数学,物理は得意でしたが(得意の程度は積分定数さんに及ばないでしょうが),
 英語や社会などは大の苦手でした。

 それでも,この仕事をしていると,英語を教えなければいけない。

 いま振り返ってみると,ぼくの能力のなさもありますが,英語は理屈もなく覚えるものだというふうに教えられたせいもあります。

 でも,英語を教えるようになり,英語を自分で勉強しだすと,英語にも理屈があるということがだんだん見えて来たのです。

 もちろん覚えなければいけないことは多いのですが,できるだけ少ない知識で,それを応用して英語を学習することが可能なのですね。

 進行の文では,ingがつくと,進行の意味を持つ分詞になる。分詞は動詞が形容詞の役目をするもの。だから,ingがつくともう動詞そのものではない。だから,文を作る場合には,動詞が必要になる。多くはbe動詞。だから,進行の文はbe動詞の文なんだ。否定文,疑問文などを作るときには,be動詞の文だと思えばいい。

makeの基本語義は
①対象(物・物質)に力や作用を加えることによって別の物を生み出すこと。
②対象(事・事態)に作用が及んで別の事態が生じること。

 小麦粉,イースト菌などに力や作用を加えてパンを生み出すことが「パンを作る」

 女の子に,愛情や物品を与えて,幸せを生み出すことが「女の子を幸せにする」

 別々のものとして覚えるのではなく,基本語義をきちんとつかんで理解する。

 そういうふうに教えていくと,納得させながら学習が進むのではないかと思います。

 それは,ぼくが覚えることが苦手だからということで,これまでの暗記中心の教え方を見直し,そして分かる教え方,理屈を中心とした教え方ができているのではないかと思います。

 そういう意味では,
 「人に教える場合には、その科目が得意だった人よりも、苦手だった人の方が向いている。なぜなら、苦手だった人の方が分からない子の気持ちが分かるからだ」

 というのもある意味で真理を含んでいると思います。

表を使っての式の展開は有効
「Yojiさんから習ったの、ヤッケー使える!!」

 Yu君が,振り返ってそう云いました。

 「Yojiさんに教えてもらった方法はとても有効だ」という意味です。

 近くにいたYukaさんも「あのばってんでしょう」と云って、うなずいていました。

 その方法というのは式の展開で表を使うものです。

 前にも書いたように思いますが、ここでももう一度紹介します。

 100ます計算のように表にして、縦と横が交わるところに2つの積を書き込んでいくのです。

 たとえば、
 (2x+3)(3x-5) の場合

    3x   -5
─┼────────
2x│
+3│

 のような表を作ります。

 そして、縦と横が交わったところに、積を書き込んでいくのです。

    3x   -5
─┼────────
2x│6x²  -10x
+3│9x  -15

9x+(-10x)=-x

だから、
 (2x+3)(3x-5)= 6x²-x-15 になります。

 この方法だと、何と何をかけるのかがはっきりします。

 また、かけるのを忘れてしまうというのもなくなります。

 以前は平方公式は和と差の公式など、できるだけ公式を使わせるようにしましたが、計算が確実にする方が先だと思い、最近はこの表を使うのを指導の中心においてやっています。

 √の式の展開もこれでOKです。

 少しでもあいまいなら、すべてこれでやりなさいと言っています。変に公式を使おうとしなくていいよ、と。

 この方法でやるようになって正解率がとても高くなったようです。

探査機「はやぶさ」が地球に帰還、回収カプセルを発見
 探査機「はやぶさ」が無事任務を果たしました。カプセルも発見されたようです。

探査機「はやぶさ」が地球に帰還、回収カプセルを発見
 6月10日放送のクローズアップ現代で,はやぶさについてしていました。

NHK クローズアップ現代 傷だらけの帰還探査機はやぶさの大航海
 本当におおげさではなく,傷だらけの奇蹟の帰還です。感動しました。

 一ヶ月以上通信が途絶え,行方不明。ふつうなら見つかるはずはないとのこと。それを諦めの悪いリーダーの指示により,執念で見つける。

 4つのエンジンがすべてだめに,それも奇跡的に切り抜ける。

 すばらしいです。

 この番組を見ていただけに,無事帰還のニュースはうれしかった。 

解く文字の係数がマイナスの場合、移項してプラスに
 前の記事では「次の文字についてときなさい」の問題で変に約分するケースを書きました。
2x =2a+3b をxについて解きなさい

 今度も「次の文字についてときなさい」の別の問題です。

 例えば
 「2a-3b=2xをbについて解きなさい」という問題です。

 これは、2aを移項して
 -3b=2xー2a

 両辺を(-3)でわって
 b=(2xー2a)/(-3)

問題は次です。分母に(-3)はおかしいので、符号を変えます。右辺の分子、分母に(-1)をかけて
 b=(-2x+2a)/3
 これでできあがり、または分子の前後の項をかえて
 b=(2a-2x)/3

  生徒たちがよく間違うのは、分母を(-3)のままにしておくことです。これでも間違いとはいえませんが、美しくないです。だから直した方がいい。

 でも、分子分母に(-1)をかけるのは、分かりにくいようです。

 それで、きょう次のようにしてみました。

 2a-3b=2x で、-3bを右辺に移項するのです。

「bについて解くのだけれど、bはマイナスになっているね。これをプラスにするために、移項しよう」、と言って。

 すると、
 2a=2x+3b

  それから両辺をひっくり返します。移項ではないよ、と強調して。
2x+3b=2a

 あとはふつうにやって解けるはずです。

 このように、解く文字の係数がマイナスの場合、移項してプラスにしてから解いていく、という方法、まだ1度しか試していないので、これからさらに試してみます。

 きょう説明したAさんは、こちらの方がまだ分かりやすいと言っていました。

2x =2a+3b をxについて解きなさい
中学2年生は文字式の学習をしています。そこで「文字式の利用」の一つとして、「次の文字についてときなさい」という問題が出ます。

 例えば
 「2x =2a+3b をxについて解きなさい」という問題です。(分かりやすくするために前の部分は省略しています)

 そこで両辺を2で割り、答えは

 x= (2a+3b)/2 になります。

 ここでとてもよくやる間違いは 分子の2aと分母の2を約分してしまうのです。

 すると、x= a+3b になってしまいます。まさに蛇足です。

 今日もAさんが間違えてやっているので、これは約分できないよ、と言ってタイルを使って説明しました。

 一応は納得していたのですが、まだすとんと落ちた表情ではありませんでした。

 後で、タイルよりももっと具体的なものを使って説明すれば理解してくれるかもしれないと思いました。

2aはリンゴ(apple)が2個と考えます。3bはバナナ(banana)が3本と考えます。

  2a+3bで、2個のリンゴと3本のバナナになります。

 それを2で割るのですから、二つに分けるという作業をすることになります。

 リンゴは2個あるので二つにわけることができます。しかし、3個のバナナを二つに分けることはできません。するとしたら、3b/2 にしなければいけません。

 だから x= a+3b/2
 なら間違いではありません。

 でも、x= a+3b にしてしまっては間違いだということは、次の説明ですぐに分かります。

 2a+3b を2つにわけると a+3b と a+3b なの?
りんご2個バナナ3本を2つに分けると、 「りんご1個バナナ3本」と「りんご1個バナナ3本」になるの?

 と、りんご、バナナの絵を描きながらたずねれば間違いだと分かるはずです。

 だから、
  x= (2a+3b)/2 でとめておくか
  
 どうしても約分したいのなら
  x=2a+3b/2 にするんだよ、と説明すれば分ってくれるのではないでしょうか。

 

○○字以内で答えなさい
 国語の問題で「○○字以内で答えなさい」のような問題があります。

 今、中学生は、期末テストに向けた勉強で、教科書準拠の問題を解いています。

 M君が習いに来ました。問題をみると 「十五字以内にまとめて答えなさい」という問題です。

 しかし、M君が書いた答えを見ると半分ほどしか書いていないのです。

 15字以内でいですから、数学的に考えると半分であってもかまわないということになります。8字しか書いていなくても間違っているわけではありません。極端な言い方をすると1文字でもいいということになってしまいます。

 「でもね」と僕はM君に話しました。
 「こういう何字以内という問題の時には 80パーセント以上ということになるんだよ」と。

「だから15字以内ということは 15字×0.8で12文字以上は書かないと正解にならないよ」と。

 問題を作成した人は正解が頭にあります。だから、だいたいそれに似たような答えでないと正解にしないのですね。

 小さなことではありますが、注意して教えておいた方がいいです。

その一文の初めの5字を書き抜いて・・・
 国語の問題で

「~~~を説明しているのは,どこですか。その一文の初めの五字を書き抜いて答えなさい」

 といった問題が出ます。

 その問題で間違えている生徒の多くが「一文」というのを軽く見ているせいです。この「一文」は大きい。

 ぼくは,その生徒が書いた答えを見て,本文のどこにあるかをさがします。
 そして,言います。

「あなたの書いてあるところは正しいよ。でもね,『一文』というときには,まる (句点)かの次から,次のまる(句点)までだよ。途中から書いてはだめなんだよ」

 「しかし」といったものが文のはじめについていて,それは大切はないと思っても,そこから書き始めなければならないのです。

 「一文」という意味をしっかり理解させて,「一文を」という設問が出たら,どうすればいいのかを教えるのも大切なことです。

英語版の青空文庫
 前にインターネットの翻訳機能が,語の学習道具として有効だということもをかきました。

 しかし、今は僕が一番英語の学習道具として有効だと思うのは「英語版の青空文庫」というとでもいうようなサイトです。次のページです。

http://www.gutenberg.org/wiki/Main_Page

 英語の小説などが無料で読むことができるのです。

 英語の学習では、ある程度くると多くの英文を読むということが必要になります。

 たくさんの英文を読んで、その表現になじんでいくというのが大切なのです。

 僕は、だいぶ前にアガサクリスティーの小説をたくさん読んだことがあります。古本屋で100円で売られていました。

 上のサイトではアガサクリスティーの小説が無料で読むことができます。
 Agatha Christie を検索してみると出てきました。

 さらに、紙の本よりいいことがあります。
 
 インターネットの画面に出てくるので、カーソルをかざすだけで、その単語の意味が出てきてくれるのです。

 だから辞書をいちいち引く必要がありません。辞書を引く時間がとられないのでどんどん先に進むことができます。

 辞書を引くことが大切だよという声も聞こえてきそうですが。できれば楽をしたい。

  一節ほどを読んでみたのですが、楽に読むことができました。

 少し時間ができたら多くの本をその方式で読んでみたいと思います。

 アガサクリスティーのように著作権の切れた英文はこのようにいくらでも探し出すことができると思います。

 新約聖書も読むことができるか、今確認したところちゃんと出てきました。

拙著「相対性理論入門(原稿)」段階を追っているので、とても分かりやすい
拙著「塾長先生の相対性理論、分かる授業」の原稿を、元高校の物理教諭Shinseiさんに読んでいただきました。

 きょう午後、読み終えったということで、原稿を届けに来てくれました。そして、i感想などを述べてくれました。数点、間違いや注意点もいただききました。

 次に、先生の感想を書き残しておきます。ヴォイスレコーダーに吹き込んだのを文字化しました。

 とにかくわかりやすい。
 段階を追って、具体的なところから入って、簡単な数式から難しい数式に進んでいく。

 特にトムキンスの世界はよかった。

 ぼくも、トムキンスは高校のときに読んだことがあるが、その頃は理解できなかった。

 ガリレオの世界から、トムキンスの世界、アインシュタインの世界、文字式の世界に進むというのはとてもいい発想だ。

 むつかしいけども、この段階を追っていったらわかるはずだった。じっくりゆっくり考えることができる人なら必ず理解できる。

 ぜひ、これは本にして発行してほしい。同僚だったi高校の理科の先生方にも読ませたい。

 僕も高校時代から相対性理論は読んでいたがよくわからなかった。大学に行って物理の専攻だが、突っ込んだ授業はなかった。

 この本を読んでよかったと思っている。

 Yojiさんの人柄だと思うのだけども、この段階を追った説明の後に「喫茶店にて」というのがある。あれは最高です。湿高鰤夫(しったかぶりお)さんが 出てくるのもおもしろい発想だ。ゆとりがある人が書いてるからいいですよ。



相対性理論入門書、原稿のモニター募集

√7 もaと同じ文字のようなものだよ
 中学3年生は,平方根の勉強をしています。

 まだまだ新しい概念で,戸惑っています。

 √7 + 2√7 をどうすればいいのか,前に進まない。

 そういう子には,
 a+2a= 
 をさせる。

 これはもう慣れたもので, a+2a=3a とすぐできます。

 √7 もaと同じ文字のようなものだよ,と言ってあげると

√7 + 2√7=3√7 と正解ができます。

 ただ,いつでも文字と同じかというとそうでもない。 

 √7 × √7 =√7² としたのでは不十分。=7にしないといけません。

 文字と同じようなところと,またそうでないところがあるのです。だから,戸惑う。

 もう慣れるしかない。問題をたくさん解くことです。

インターネットの「翻訳サイト」
礼9624さんから
「英文あぶり出し法」にコメントをいただきました。
礼9624さん,ありがとうございます。


■あぶり出しというのは、技術として重要ですね。
英文翻訳の他にも方法として使っているのですかしら?

ところで、ご存じかもと思いますが、インターネットに「翻訳サイト」というのがいくつかあります。
例えば、「エキサイト翻訳」
http://www.excite.co.jp/world/というサイト。
ここで例文「トムは京都で何を見たらよいかわかりませんでした」を入れてみると、
Tom has not understood what he should see in Kyoto.と出ます。

ちなみに例文の答えであるTom didn't know what to see in Kyoto.は、
トムは京都で何を見たらよいかがわかりませんでした。
と出ます。
この「翻訳サイト」を生徒が宿題などで使用すると、ズルをすることにも繋がるし、一方、自宅検証するのにも使えますね。
こういうことは、受験生には、もう周知のことなのでしょうか?道具としての使い方が重要ですね。


 「翻訳サイト」はいいですね。そのままではまだ使えないと思いますが,道具としては便利です。

 ぼくも,英文を読みたいときには,それを利用したりします。でも,出てきた日本語はそのままではよく理解できないことがあり,英文と照らし合わせながら,再解釈します。

 ぼくの塾の中学生はまだそれを利用していません。ただ,英検勉強のときには,電子辞書を使っています。

 大学受験生は利用しているかもしれませんね。使い方によっては,いい道具になるのではないでしょうか。

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蛇足中の蛇足
 立派に書き上げた蛇に足をつけてしまって、台なしにしてしまう、それが「蛇足」です。付け加える必要のないもののことです。

 さて、「蛇足中の蛇足」と思われることを生徒がやることがあります。それを紹介しましょう。

 ゆとりの教育がはじまって学力の低下を実感しています。特に分数の計算がとても下手になっています。

 中学二年生、三年生になっても分数の通分、約分がきちんとできない生徒がとても多くなっています。それで、中学生に通分の仕方を教えて分数の足し算や引き算をさせようとしていました。

1/2 + 1/3 だとしましょう。
いろいろ苦労しながら、何とか二つの分数を通分し、 3/6 + 2/6 まで何とかが持ってくることができました。

 そこでちょっと目を離したすきに、「これは約分ができるね」と云いながら、さっさと約分をしてしまうのです。

 足し算を終ってから約分するのではありません。3/6 + 2/6 を 1/2 + 1/3 に戻してしまうのです。

 何のために通分をしたのか全く分かりません。ここで約分をしてしまえば、足し算ができなくなるではありませんか。

 そういうことは考えもせずに、目の前の分数が約分できるものですから約分をしてしまうのです。

 約分してしまうと、前に進むことはできず、途方に暮れてしまうのです。

 全く「蛇足中の蛇足」と思います。

 ぼくはただただあきれてしまいます。

 なお、このようなことは一人の生徒の一回きりのことではありません。これまで何度も目にしていることです。

「セルフ塾」はある意味、学力の劣る生徒に残酷
 セルフ塾は、ある意味では学力の劣る生徒に対して残酷な塾だと思います。

 今年四月にセルフ塾に入塾した中学二年生のTくんがつぶやいていました。
「僕は読谷高校に入れるかな」と。

 学校の一斉授業の中では学力が優れているか、劣るかというのは、それほどはっきりしません。

 もちろん、先生に質問されて、それに答え切れる優秀な生徒と、それに答えきれない、学力の劣る生徒はわかります。だから、生徒たちも、○○くんは頭がいい、△△くんは頭が悪い、とうわさします。
 しかし、それほどはっきりはしません。

 先生の話していることがわからなくてもみんなといっしょにすわって、みんなと同じ授業を受けるので、学習の進み具合に差が出てきません。

 しかし、セルフ塾の場合には、それぞれの生徒の進み具合が全く異なってくるのです。

 セルフ塾での子どもたちの関心の的は、今日その段階で友人が何科目終わったのかということです。
 僕らの目の前でお互いに「何科目終わった?」と尋ね合っています。

 そして優秀な生徒はさっさとその日の課題を終えて帰っていきます。

 しかし、学力の劣った生徒はなかなか終わることができずに、帰る時間が遅れます。そして、その日の課題を終えることができずにいるものですから、学習の進み具合がどんどん遅れてきます。

 学力によってその日の課題の量を調整はしています。学力の劣る生徒は少なめに課題を与えているのです。応用は抜いて、基礎的なことをしっかりさせるようにしています。

 それでも学習に対する集中度もだいぶ違ものですから、なかなかその日の課題を終ることが出来ないのです。

 このようにして、それぞれの生徒は自分とほかの生徒との進み具合の差が自覚されるようになるのです。自分が劣っているというのをきちっと見せつけられるようなものなのです。

 そうすると、今まで読谷高校に入りたいと思っていて、別に無理だとも思っていなかったのが、学力が劣ることがはっきりしてきて、読谷高校にはいけないのではないかという不安が出てくるのです。

 僕は、セルフラーニングというのは学力の劣った生徒にもいいものだと思っています。
 人間の能力というのは個人差がとても大きいです。だから一斉に同じことをするのにするのはとても無理があります。

 だからそれぞれの子どもに合った力で、それぞれの進み具合でいいのではないかと思っています。
 ゆっくりゆっくりでいいから、自分がきちんとわかるような学習を毎日することが大切なのです。

 しかし、現実にはほかの生徒との差がはっきりするというのもセルフ塾なのです。セルフ塾に入塾して自分の学力が劣っているというのが自分でもはっきり自覚してしまうのです。

 それはある時期には必ず訪れることではあります。
 高校入試を前にして、模擬テストを受ければ自分の学力ははっきりします。

 しかし、セルフ塾の場合にはそれ以前にほかの生徒との差がはっきりしてくるのです。

 そういった意味では学力の劣った生徒に残酷なセルフ塾だと思います。

2人そろえば√から脱出
>>> 2人そろえば√から脱出

 きのう中学3年生に教えながら,ぼくの口からこぼれ出た言葉です。

 出てから,あっ,これいいんじゃない? と自分で思いました。

 例えば,√18 をできるだけ√の外に出すという操作です。

 まず素因数分解をします。

 すると,√18=√2×3×3

>> 3が2人そろったね。2人そろえば√から脱出できるんだよ。

 そして,√の外に出ると2人が合体して1つになる。

 すると,√18=√2×3×3=3√2


 「2人そろえば脱出」という擬人法だとイメージしやすいかもしれません。まだ一人に教えただけですが,納得していました。

 きょうもそれで行ってみよう!!

 これから述べることは、ちょっと優秀な生徒なら自分で考えついてやっていることです。しかし、多くの生徒は何となくやっているので、このようなやり方もあるということを教えておいた方がいいと思います。

 現在、中学生は期末テストに向けての学習を行っています。

 K君が習いにやってきました。
 教科書準拠の次のような問題です。

 次の日本語を英文にしなさい。
 トムは京都で何を見たらよいかわかりませんでした。
 Tom didn't know ( )( )( ) in Kyoto.



K君が解いた答えをやったのを見ると、何となく全体的に漠然と考えているようなのです。

 それで次のようにいました。

「英文の『Tom』に相当する日本語はどれ?」
「トムは」
「では、この『トムは』と『Tom』を鉛筆で消しなさい。

「次にdidn't know はどの日本語に相当する?」

「わかりませんでした」と答えました。

didn't knowと「わかりませんでした」を消させます。

 同じようにして、「京都では」と in Kyoto を消させます。

 すると、「何を見たらよいか」というところだけが残っています。
 そこがあぶり出されたわけです。

「だから、かっこには『何を見たらよいか』にあたる英語を書けばいいということがわかるのだよ」

 それで 答えが what to see というのがそれほど難しくなく導き出されました。

クローズアップ現代「イラク戦争を問う」
 昨日はNHKのクローズアップ現代で「イラク戦争を問う」をやっていました。

 イギリスでは、7年前に起こったイラク戦争についていろいろな検討が行われているそうです。

6月 9日(水) 放送 NHK クローズアップ現代 イラク戦争を問う

イラク戦争から7年。なぜ戦争に踏み切ったのか。どのような意思決定がなされたのか。戦争に至るプロセスの検証を求める声が日本や世界各地で出始めている。こうしたなかイギリスでは、去年から徹底的な検証が始まっている。



 7年前、僕もイラク戦争の開戦に反対する集会に参加し、デモ行進も行った記憶があります。

 また大学時代の知人から英文でのメールが届き、それを日本語に翻訳し、多くの仲間にイラク戦争開戦反対の声を広げるようにお願いした記憶もよみがえってきました。

 イラク戦争のころに小泉首相が行っためちゃくちゃな答弁を聞いて、腹立たしく思いました。

 あのような中で行われたイラク戦争、日本政府もその責任があります。

 イギリスでは歴史的な検討が行われているそうです。

 イギリスでおこなわれているような調査が日本でも絶対に行われるべきです。

 これから日本がどうすべきなのかということを考える上でも、あのイラク戦争は何だったのかということを、詳しく調査検討することは絶対に必要だと思います。

5月皆出席率、4月を上回る
 5月は、29人の生徒が皆出席でした。

 29人は、在籍人数の61.7%にあたります。4月は,27人58.7%だったので,3.0ポイント上回りました。例年4月が最高でその後下り坂に入るのですが、今年度は4月より5月が上回ったのは、5月にがんばったということです。

特に小学6年生の出席率が高いです。7人中6人(85.7%)が皆出席です.。


(小学部)

小3(0人/1人) 

小4(1人/1人) Taiki

小6(6人/7人) Kako ・ Marin・Shunya・Riko・Ayari ・Ryuki

(中学部)

1年(3人/5人) Yuma・Akito・Tsuguru

2年(10人/17人) Saika・Asuka・Kodai・Masaru・Shuya・Shuhei・
Tsubasa・Seiryu・Takuho・Shin-ichiro・Mone

3年(10人/16人) Ayane・Chika・Kenta・Makoto・Takayuki・Kenya・Moeko・Yuka・Kanta・Suzuka

読谷中学のテスト勉強
 今度の土曜(12日),日曜(13日)は読谷中学のテスト勉強です。

午後4時から7時までの予定です。

代休は古堅中のテスト(29日,30日)終了後にします。よろしく。

故事成語と英和中間語
 ぼくは「蛇足」という故事成語を生徒によく使います。

 「これを蛇足というんだよ」と。

 正しい答えを出しておきながら,間違えた約分をして正しくない答えにしたり,同類項でないものをいっしょにして間違えたりといったときです。

 「蛇足」を知っている子はすぐに理解してくれます。

 でも知らない子は「ソレ,何?」

 「蛇足」は,「蛇の足だよ」と言っても,何の説明にもなっていません。

 これは昔の中国で・・・・
 という話しをしてやっと分かってくれます。

 では,そんな面倒な故事成語を使うより,「無駄なもの」のようにすぐに分かる言葉を使えばいいではないか,という意見もあるでしょうが,それでは面白くもありません。

 故事成語を覚えることで,知識が広がり,おもしろさが出てきます。

 さて,英和中間語(英語と日本語の中間の言語,英語を日本語に直訳したような言語)は,故事成語のようなものではないかと思います。

「私は失われた私の財布を持っている」
 と言われて,意味が分かりますか。

 たぶん,なんだこの日本語は?という感じでしょう。

 英語にしてみましょう。「私は持っている」なので I have

 何を持っているかと言えば「失われた私の財布」 lost my purse

だから  I have lost my purse.

現在完了です。この英語を見たら,「財布をなくしてしまった(いまそれを持っていない)」のような日本語を思いつくでしょう。

「私は失われた私の財布を持っている」
から
 「財布をなくしてしまった,いまそれを持っていない」
 まで,距離があります。

 それを埋めるのは知識です。

 「蛇足」と「必要のないもの」という意味の間を埋めるのも知識です。

I have lost my purse.
  ↓↑
「私は失われた私の財布を持っている」
  ↓↑
「財布をなくしてしまった(いまそれを持っていない)」

 という感じで,英和中間語を介することが英語の勉強をしやすくすると思っています。

 現在の指導は

I have lost my purse.
  ↓↑
「私は財布をなくしてしまった(いまそれを持っていない)」

 です。そして,その間を埋めているのは, have + 過去分詞は 現在完了と言って,それには,4つ(または3つ)の意味があり,・・・・

 といった記号的にやる方法です。

 それよりは,いったん英和中間語に直してから英語や日本語に直すといった方が分かりやすいと思っています。

 それをやるにも知識が必要ですが,まだ距離が短いのでいいのではないでしょうか。
    

なぜ,源政子ではなく北条政子なの?

 なぜ,源政子ではなく北条政子なの?


 小学6年生のAyariさんに尋ねられて,恥ずかしながら答えることができませんでした。

 食事のときに妻に尋ねると

 「そもそもあの頃の女性に姓なんてあったの?」とのこと。

 なるほど。そうだよな,

 ネットで検索。

 すると確かにそうです。あの頃の女性には姓がないのです。それで,~~の娘の~~という言い方をしているのでしょう。

「教えて!goo」の次のページはとても詳しくて,おもしろいです。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1500540.html

北条政子と通称される女性は、
「平遠江守北条時政の娘。源右近衛大将頼朝の妻。名は政子」
と呼ぶのが、当時の実情に最も近かったと思われます。

 

のだそうです。

 頼朝の妻というより北条時政の娘というのが当時は大きかったのでしょうね。

 細川ガラシャは,夫の名前を使っているがキリスト教の影響とのこと。

 また

 中国や韓国では今でも妻が婚家の姓を名乗ることはなく一生実家の姓で通します。

 
そうです。

 和宮も徳川和宮ではなく
「和宮 親子内親王(かずのみや ちかこないしんのう」とふつう呼ばれていますね。明治以後まで生きているようですから,そのころは徳川を名乗ったのでしょうか。

 天璋院 / 篤姫(てんしょういん / あつひめ、
 も徳川篤子というのは聞かないが。

過去を引きずる現在完了(現在中心)
 現在完了のことを考えていたら,「過去を引きずる」という言葉が頭に浮かびました。

 おっ,これはまさに「現在完了」のことだなと思ったのです。

 現在完了というのは,

英文法などでの相の一。過去に始まった動作・状態が現在まで続いていること、またはその動作・状態がすでに終わっていることを、現在とのかかわりにおいて表現するもの。[ 大辞林 提供:三省堂 ]


 つまり,過去のことが現在に影響を及ぼしているのです。

 過去に財布をなくした。その結果,現在財布を持っていない。(結果)
 過去にケーキを作って完了した。(現在,目の前にケーキがあって食べられるよ。)(完了)
 過去にイギリスに行った。その経験を現在持っているよ。(経験)
 過去に読谷に住み始めた。そして現在も継続して読谷に住んでいるよ。(継続)

 といったものです。
 日本語の「過去を引きずる」というのは,「暗い過去を引きずる」「過去の栄光を引きずる」など,悪い意味で用いられます。

 現在完了には悪いといった意味はありませんが,過去のできごとが現在に引きずっていると考えることです。

 財布をなくしたという過去を引きずって,現在財布がない。
 ケーキを作ったという過去を引きずって,いま目の前にケーキがある。
 過去にイギリスに行ったことがあるという経験を引きずっている。
 過去に読谷に住み始めて,それを引きずっていまも住み続けている。

 「引きずる」の悪いニュアンスは差し引くと,まあ悪くない解釈だと思います。

 同じようなことを考えている人がいるかなと思い,ネットで検索してみました。

http://fukuoka.shoplog.jp/niten/5410.html に次の文がありました。

現在完了形は、気持ちを引きずっている言い方ですね
過去ある事をした、ある事があった。
そして、未だに、そのときの気持ちを引きずっている というのが
現在完了形ですね。



(ぼくは「現在完了」ではなく,「現在中心」という用語を使っていますが,多くのみなさんに分かるように「現在完了」で書きました。) 
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