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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

比較の文の導入,thanは後で
 ぼくは,教えるとき,そしてテキストを作るときには,「1回に1つずつ」を心がけています。1っぺんにいくつも教えると分かりにくいのです。

 比較の文の導入でも,その点に気をつけました。

 比較の文では,たいていは
 Tom is taller than Jim. のような文から入りますね。

 この文では,(1)形容詞の語尾にerがつき,そして,(2)thanが入ります。

 つまり2つのことを同時に学ぶことになります。たいしたことではないのでこの程度は1回にやってもなんとか生徒はついてきます。

 でも念には念を入れて,ぼくは分けることにしました。

 thanはあとで学ぶことにしたのです。er のことだけに1節をさきました。

 ふつうに考えると,「AよりもBが大きい」というように,比較するには比較されるものが必要です。2つのものを比べて,Aの方がということになります。

 でも,「もっとがんばって」「もっと速く」「もっと高く」などと使いますね。

 「ぼくはもっと高く跳べると思います」などというときには,「今よりも」ということが暗に入っているわけです。だから「もっと高く」などという文が自然にできるわけです。

「酒井和歌子ってきれいだよね」
「ぼくは,吉永小百合の方がきれいだと思うね」
    (古い女優でスミマセン)

 この「吉永小百合の方がきれいだ」という場合「酒井和歌子より」というのが省略されていると考えます。だから,一文を取り出したときに比較されるものが省略されることはあるわけです。

 だから,
You must sudy harder. 「あなたはもっと一生懸命に勉強しなければいけない」

He is taller. 「彼はもっと背が高い」

 という文ができます。このように than を用いない比較の文から入ると,スムーズに比較の文を導入することができます。

 なお「er」は,「もっと」という意味だよ,と教えます。

 日本語では「彼はトムより高い」といいます。これに「もっと」をつけて「彼はトムよりもっと高い」というとくだい表現になります。

 しかし,英語では比較の文では,形容詞,副詞の語尾にerをつけなければいけません。「より」はthanにあたります。だから,er は「もっと」だよ,と教えたほうがいいのです。

 「もっと」を使わずに「語尾にerがつくと比較級になる」とだけ教える人もいますが(ぼくもそう教わった気がします),それではイメージがわきにくいです。

 erは「もっと」だよ,のほうがイメージがわきますね。
 
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