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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

高校入試夏期特別学習のチェック係
 高校入試夏期特別学習を午後3時から5時まで行っています。
 そのチェック係をセルフ塾卒業生のI.Makoさんにやってもらっています。

 妹のkakoさんは,小学部の生徒です。お姉さんのMaoさんといっしょにやってきて,学習に取り組み,通常の小学部学習時間開始5時30分までには帰っていくこともあります。

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日本語をおさえてから,その上に英語を築き上げる
 これから学ぶ英語は,日本語のどんな表現にあたるのかをきちんと教えてから,英語を教えるべきだと思っています。

 次のような感じで教えている授業が多いのではないでしょうか。

 これから受動態を学びます。受動態というのは,be動詞+過去分詞の形をしています。 
 例えば,He is likede his mother. これは,「彼はお母さんに愛されています」,という意味になります。


 ぼくは,日本語の受動態の学習から入ります。

 先生が生徒を叱る。 では,「生徒は先生に( )」

 ねこがねずみをつかまえた。 ねずみはねこに( )。

 このように,日本語で,能動態を受動態に直す練習をします。ほとんどの生徒は「楽勝,楽勝」と言いながら,解いていきますが,中にはそれさえ出来ない生徒もいるのですね。日本語能力の貧弱さにおどろきます。

 なお,このような問題。中学生の中にできない生徒がいますが,保育園の子どもの中には楽にやってしまう子もいます。

 進行の文も同じです。ふううの現在時制の文を現在進行の文に直させる問題を与えます。進行の文になると,「している」という表現が出てくることをきちんと日本語で確認するのです。それから英語に入っていきます。

 過去形のedは助動詞の「た」にあたることも確認。

 日本語で表すのが難しいのもあります。

 例えば不定詞。ふつうは「こと」「ために」「ための」と教えているでしょうね。

 でも,それでは不定詞とは何なのか,よく理解できません。

 そういう場合は,不定詞とはこんな概念なんだよ,と説明して,日本語でイメージできるようにします。

 toは目標点の前置詞だから,「~することを目標点に」ということを表すんだよ,と教えます。

 現在完了の文も日本語にしにくいですね。多くは,現在完了には,完了,経験,継続,(結果)という用法がある。これらは・・・と訳する。ということで,ばらばらに教える。

 現在完了って何?には答え切れません。

 ぼくは,「~された状態を持っている」と教えます。過去にあったできごとを現在も何らかの形で持っている,ということにするのです。

 過去にライオンがぼくに見られた。その経験をぼくは現在持っているんだよ,というふうに。
 過去に財布が失われた。その状態を現在も持っている,だから財布はいま持っていないんだ,と。

 とにかく,日本語をきちんとおさえてから,その上に英語を築き上げるということを大切にしています。

 最近は「英語脳」なるものを言って,日本語とはまったく別の脳だ,というようなことが言われています。

 ぼくは,中学生までに築き上げてきた日本語は「宝」だと思っています。その宝を大切にし,それを利用しながら英語を教えていくということが英語の学習法としていいのではないかと思っているのです。
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