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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

形式主語のitも訳してしまう
 きのうは、There is a book. のthere を「そこに」と訳してしまおうと書きました。

 形式主語のitも訳してしまいましょう。

 it は「それ」という意味です。主格だと「それは」になります。

 時刻、寒暖、距離などの場合、主語にitを用います。

 It is ten. 「10時です」
 It is cold.「寒い」
 It is 10km. 「10kmです」 などなど。

 また、
 It is important for you to study English. 「あなたにとって勉強することは大切です」

 このような it は日本語にしないというのが普通です。

 It is ten. を「それは10時です」としてしまったら、不正解にする先生が多いのではないでしょうか。

 ぼくは最近、それは訳してしまってもいいのではないか、と考えています。itを「それ」と覚えている生徒は多いです。その it が出ているのですから、訳したくなる。それで、

 It is ten. を「それは10時です」と訳してしまうのはよくあるのです。

 あとは日本語力の問題です。

 「それは10時です」
 おかしな日本語だな。不自然だな。「それは」を抜いたほうがいいな。
 「10時です」の方がいいな。

 こう考えるのは日本語力です。

 たぶん英語ネイティブの人たちは It is ten. の it と It is a book. の it を区別していないと思うのです。区別しているのは日本人です。

 それは、「それは10時です」という日本語が不自然だからです。それに気づき、自然な日本語にする力を養うべきなのです。

 入門者には、「それは10時です」を与えて、和文英訳をさせるようにします。それになれると「10時です」だけで it が出てきてくれないか。ぼくの期待です。
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