はじめまして。
いつも子供の学習指導でいきずまると、ブログを読ませて頂いております。助かります。
私は小4の娘をもつ母親です。
娘が学習全般にわたって、おもわしくなく、小2の時にIQが低いと診断されました。(具体的な発達障害等の病名は、言われませんでした。)
私立小に通学しているため、「ことばの教室」等の公的機関に通学する資格がなく、家庭や、塾で学力アップの方法を思考錯誤しております。
幸い、算数の方はなんとか、道筋がみえてきましたが、国語がどうしてもうまくいきません。
先生も注目されている、ふくしま国語塾に先日、入塾審査に行きましたが、落ちました。
理由は、「1対5生徒の指導ではゆきとどかないだろう。」とのことでした。つまり、うちの娘は国語力が低すぎて、1対1の指導ではなくてはならないということでした。
家庭では、「論理エンジンの小学生版 4年」を母子で取り組んでおりましたが、4年生版になると問題文の文章が長くなり、問題を読むこと自体、嫌がるようになり、一歩も進めなくなりました。
先生がセルフ塾でお使いの、民衆社の教材を今日、アマゾンで頼みました。ふくしま国語塾の問題集、書籍等も購入したのですが、私は教職等の資格もなく、自分がどのように子供に教えてよいか、わかりません。
先生のご意見を伺えないでしょうか?
よろしくお願いします。
コメント,メールのブログ掲載について
僕のブログを読んでいただいているようで、ありがとうございます。
さて、子どもの国語力をどうやって伸ばすのか、ということですね。
どこかにも書きましたが、国語というのはとても伸ばしにくい科目です。それでも、参考になればと思い、僕が考えていることを、ここに書き出してみます。
まずは「会話」です。
お母さんと子どもの会話の中で、国語力というのはかなり伸びてきます。
簡単な単語だけで話をしていたのでは国語力はつきません。
ちゃんとした主語や述語の入った文を使って会話をする努力をしたらどうでしょうか。
そして少し難しい言葉も、故意に使ってみるというのもいいと思います。
ただ、教育という観点だけから会話をすると面白くなくなります。お母さんと話をするのは面白くない、と思われては逆効果です。そのあたり微妙なところですが、注意して下さい。
次は「読書」です。
読書によって国語力はだいぶつきます。別にむつかしい本を選ぶ必要はありません。子どもが面白いと思われるような本を選んで読ませることが大切です。
読み聞かせるの段階はもう過ぎていると思います。小学高学年でも読み聞かせをするのは悪くはないのですが、いつまでも読み聞かせでは困ると思います。
本を読むことが苦手なら、音読をさせるのも大切でしょう。子どもに音読みをさせておかあさんが聞いているというのも、いいと思います。
それを卒業したら、お母さんと子どもが同じ本を読んで、お互いにおもしろいところを出し合うというのもいいでしょう。
とにかく読書を継続的に続けるということです。読書は必ず国語力を向上させます。
次は漢字の力です。日本人は漢字を自由に読み書きできなければ国語の力をはつきません。大人になるまでに、最低でも常用漢字を簡単に読める程度の力はつけたいものです。漢字が読めなければ本を読むこともできず、読書も面白いとは思わないものです。
漢字は毎日でも少しずつ練習していく必要があると思います。子どもたちは漢字の練習をいやがりますが、ぜひさせたいです。
民衆社の「国語大好き」をお買いになったとのこと。とてもいい問題集です。それを少しずつさせるのはいいことだと思います。
セルフ塾では、週3回1日2ページのペースで進んでいます。すると1年足らずで終わることができます。続けていけば国語力はだいぶ向上すると思います。ただ、読解問題は記述式が多く、難しいです。子どもがいやなならないように手伝ってあげて下さい。
なお、僕は、お母さん方が自分の子どもの勉強を見るのはとても難しいと考えていて、「親は最悪の教師」とも言っています。
「親は最悪の教師・・・最良の教師への道」という原稿を書き、出版社に売り込んでいるところです。
できればその原稿を読んでもらいたいです。ヤフーのブリーフケースにアップし、読むことができるようにしようかと考えています。準備ができたらメールしますね。
次のページで冊子を販売しています。
「親は最悪の教師・・・最良の教師への道」
NHK クローズアップ現代 2010年11月15日(月) 放送
“尖閣映像” 流出の衝撃(NO.2964)
立花 隆さん(ジャーナリスト) の発言がおもしろかったです。短くして紹介します。全文は以下のページで読むことができます。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2964
(立花さん)
ほとんど個人的にはテレビ局を持ったと同じような、そういうパワーをインターネットのユーチューブというメディアを使うと、そういう力が発揮できる社会になっちゃったということですね。
あの保安官がやったことは、あの日、午後9時にアップしたことだけなんですよ。
3時間の間に、ほとんど本流のような情報の流れになって止まんなくなった。それでそのあと、今も膨大な数の子・孫の放送局ができて、それを再生産し続けてるんですね。要するにその過程、拡散過程でこれがものすごくたくさんの人が加わってるんです。
ぼくもその拡散過程に加わっていたんですね。ぼくがブログをアップしたのは、午前01時24分なので、もう4時間もたっているので、その3時間には入っていませんが、・・・。
ぼくでも動画をアップすることができるので、確かにテレビ局を持っているようなものですね。