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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

白川静(著)「常用字解」
 漢字の成り立ちに沿って漢字を学べば、楽しく学習もできるはずだということで書きました。


漢字を面白く学ぶ方法
形声文字はこうしてできた

 象形文字、指事文字、会意文字、形声文字という順序で学習すれば、無理なく学習が進むはずです。漢字の勉強もおもしろいと子どもたちは思うでしょう。

 さて、僕は白川静(著)「常用字解」という本(辞典)をもっています。この「常用字解」には、常用漢字の成り立ちが書かれています。それほど専門的ではなくわかりやすい方だと思います。



 僕は専門家ではないので、常用漢字に限定されてちょうどいいと思っています。

 さて、宮城谷昌光(著)「三国志 第1巻」に、次のような記述があります。

 ・・・文字は、なぜこの形になり、この音になり、この意味になるのか。

 許慎の研究が稿本となっていちおうの完成をみたのは、和帝期の永元十二年(100年)である。その年から執筆をはじめたという説もないことはない。それからニ十一年後にあたるこの年に、十五巻(十四篇と後叙)、十三万三千四百四十一字が安帝に献呈された。説文解字という四字をいれかえると解説文字となり、すなわち、文字の解説である。

(中略)

  けっきょくこの字典は、学界のなかで絶対的な地位を占め、その支配力はニ十世紀の後半までおよんだ。後漠王朝以降、いくたび王朝が興亡したか。が、『説文解字』は滅びなかった。個々の漢字とその全体を考えるとき、許慎の説にまさる説(体系)を呈示できた者はいなかった。

 ところが、日本で昭和四十八年(一九七三年)に、『説文新義』という書物が刊行された。著者は白川静である。白川静は許慎の知らなかった甲骨文字を研究することによって、先人がなしえなかった許慎の呪縛を解くことに成功した。その偉業は絶賛されるべきものであり、漢字を使用する民族にもたらされた恵訓の巨きさははかりしれない。白川静は涵蓄淵邃(かんちくえんすい)の人である。




 僕は白川静さんについてはほとんど知らないままに、この「常用字解」を買ったのですが、白川静さんというのが素晴らしい人だと知り、改めていい買い物をしたと思っています。

 最近は、漢字辞典にも簡単な漢字の成り立ちが書かれていますが、.この「常用字解」も持っていて損はありません。

 今この記事を書くためにネットをいろいろのぞいてみました。

 白川静さんの学説はまだ定説にはなっていないようです。宮城谷昌光さんは白川静さん信奉者の一人なのでしょう。

 僕は専門家ではないので難しいことはわからないし、これから深く学ぼうとも考えていません。

 この「常用字解」程度のものをいつでも調べられるように手元に置いておけば十分かなと思っています。
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