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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

読解力の有無が読書好き嫌いを決める
 読書について考えています。

 多くの方が、子どもたちに読書好きになってもらいたいといいます。

 でも、なぜ子どもたちが読書を嫌うのかについて考えている人は少ないようです。

 読書を嫌うのは、その子が本の内容を読み取ることができないからです。

 読書好きな人は読解力が優れています。本に書かれていることをそのまま読めばいいのだから、読み取る力なんて特に必要ないと考えているかもしれません。

 しかし、ぼくは読書を指導するようになって感じているのですが、書いてあることをそのまま読み取れない子どもたちが何と多いことでしょうか。

 極端な例で言うと、推理小説を読み終わっても、犯人がだれなのかわからない子どもがいるのです。またはアリバイ工作をどのように崩したのかはわからない子どももいます。

 本の内容を読み取ることができないのですね。

 僕は、本を読んだかどうか、読み終わったらチェックします。ちょっとしたことを質問します。

 でも、国語のテストに出されているような細かいことではありません。
 指示語が何を指すのか、接続語に何が入るのかといったようなテストはテストをしているのではありません。

 この話の中心となることをきちんとその子が読み取っているのかどうかを質問するのです。

 オー・ヘンリーの短編集や星新一のショートショートには落ち(話の効果的な結末)があります。その落ちを理解することができなければ本を読んでも面白いとは思わないものです。

 その落ちをつかんでいるのかどうか僕は質問します。
 それがまったく理解できない生徒が何と多いことでしょうか。

 だから、読書好きにするには読み取る力をつけなければ絶対にいけないのです。

 本を読む→本の内容を読み取ることができる→本が面白いと思う→また別の本も読みたいと思い、読む→読み取る力がさらにアップする→そして読者好きになる。
 という道が考えられます。

 一方では、
 本を読む→本の内容を読み取ることができない→面白くない→別の本を読もうとも思わない→読み取りの力は伸びない→読書嫌いになる、といった道があります。

 このような二つの道に分かれるある点があるように思います。それは本の内容を読み取る力があるかどうかということです。

 読書を好きにするか、嫌いにするかは、読み取る力の有無なのです。

 塾では、3色ボールペン方式で読書指導をしていますが、塾の読書を嫌う生徒と好む生徒がいます。

3色ボールペン,読書指導

 「読書はきらいだ」と大きな声で公言する生徒がいます。そういう子は読み取る力がありません。一方、読書を好む生徒は見事に赤線を引きます。

 絵本の読み聞かせはとてもいいことではあります。読み聞かせによって本のおもしろさは分かるでしょう。幼児期から小学低学年にかけて大いにやってもらいたいです。

 でも、次に一歩進めて、自分で読んで理解するという力もつけてあげたいです。

 だから、小学校の低学年や中学年においてやさしい読みやすい本をたくさん読んで本を読む技術を身につけるということです。

 読み取る力をつけることによってしか読書を好きな子どもを育てることはできない出来ません。
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