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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

常体と敬体

 Lang-8の中の、日本語を学習している人が書いた日本語の文を読むと、常体と敬体が混ざった文が多いことに気付きます。

 常体は、「だ、である」で終わる文体、「敬体」は、「です、ます」で終わるていねいな文体ですね。

 それが混ざった文を読んでいると、とても違和感を感じます。

 常体と敬体はどうしても統一しなければいけないものです。

 でも、これは中学生の作文を指導していても感じることです。

 毎日のように日本語を使っている日本人でも、常体と敬体のまじった文を書いてしまうのです。

 これは、文を作って書くということが毎日の作業ではないからかもしれません。話し言葉と書き言葉の差なのかもしれません。

 受ける感じは常体と敬体で異なりますが、基本的に内容に差はありません。それを区別して書かなければいけないのですから、日本語学習者も大変です。

 さて、プロの小説家の中には、それを逆手にとって故意に混ぜてしまうこともあるようです。「です」「ます」だけがずっと続くと、どうしても単調になります。

 それで途中に、「~~だ」という常体の文を入れ込んでしまうのです。

 モーツアルトの交響曲に「不協和音」というのがあったと思いますが、不協和音によって効果を出すのでしょう。

 プロの作家はそういうことを計算しながらやってしまうのです。

 僕も試みたことがあります。でも、僕がやってしまうと、「こいつ日本語の文の書き方も知らないな」と思われているようで、びくびくです。

 実際、うっかり混ぜてしまうこともあるのですから。

 素人は単調であっても、常体と敬体を統一するということを心掛けなければいけないのでしょうね。
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