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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

子どものやる気を起こすには
Akemiさんから次のようなコメントをいただきました。コメントありがとうございます。


過去日誌に失礼します。塾(国・算)の新米教師ですが、やはり同じようなことで悩んでいます。
小四の男のお子さん、来た時からすでに学童保育の後だからか、疲れています。
今日やるプリントの量を見ただけで、いやな顔して、「減らして」と言います。(一日にやる枚数は決まっているのですが、前回出した宿題の直しのプリントが多いから、全体に多くなっているのです。)

そして、やっと取り組み始めるも…やはりできない問題だと感じるともうアウト。読もうともしません。

小二の文章題(足し算)のイメージができません。プリントには、まず説明の囲みがあって、テープ図も見本例に描いてあります。その数を少し変えただけの問題が、その囲みの下に出るのですが…「どちらが多いか(大きいか、高いか)」を問うても答えられません。
(「アンパンが90円、カレーパンはアンパンより30円高いです。カレーパンの値段はいくらでしょう」というような問題です。)

塾の研修でも、「まずは指導の囲みを読ませる」よう言われます。

また、先生に教わったりして、指導の工夫はできるでしょう。

問題は、それ以前の「やる気」です。
塾が、やる気のある素直なお子さんばかりだったら、指導者はどんなに楽でしょう。でもそうはいきません。

現在学校で習っている角度の問題などもさせて、自信をつけさせたい、と思うも、とてもそこまでいきわたりませんでした。
私がやる気のモチベーションアップに失敗しました。

どうやったら子どもがやる気になるのか。もっともっと易しい問題からスモールステップでさせたらいいのか?
フランチャイズで教材が決まっているだけに、ありがたい反面、工夫も限られるので、どうしたらいいか思案中です。

先週は、工作好きの彼に、立体の展開図の工作用紙を切り貼りして箱や円錐を作っていたのです。今回は、見取り図でも描かせてから作らせようか、と思案していたのに、そんな出番もなく。

自分の技量の未熟さを情けなく思います。

せっかく月謝を払ってくださっている親御さんにも申し訳ないし。

先生だったらどうされますか。


(以下、Yojiの回答です)

 さて、このやる気を起こすことに関して、僕に回答する資格があるかどうか。

 子どもたちのやる気を起こすことができれば塾の仕事は半分以上を終わっているとも言えます。

 Akemiさんが書かれてるように、

塾が、やる気のある素直なお子さんばかりだったら、指導者はどんなに楽でしょう。

 だから、塾の仕事の半分以上は子どもたちのやる気を起こすことです。

 僕もいつも子どもたちがどうやすればやる気を起こして学習に取り組んでくれるかどうかを考えています。

 いつもうまくいくわけではありません。ただ、時々はうまくいきます。

 まずは一般論から。
 できないからやる気をなくすのです。
 できないから×をもらう。すると面白くない。面白くないからやる気にならない。やる気にならないから勉強をしない。勉強しないからもっと分からなくなる。

 このような悪循環に入り込んでしまうのです。

 これを断ち切るには、できるということをわからせることです。
 できると解いた満足感があります。そして○をもらいます。すると楽しくなります。楽しくなるからやる気になって勉強に集中します。勉強に集中するから、わかるようになります。

 このような好循環に入りこんで入り込ませばいいのです。

 さて
 そのような一般論を言うのは簡単です。

 実際には、どうやってできるようにするかです。
 そこでいくつも工夫が必要になります。

 基本は、個人個人を見るということでしょう。

 それぞれに対応した教え方が必要になります。

 僕の塾は、僕の塾ですからいろいろ勝手なことができます。

 子どもによっては1日の課題を減らします。全く違う教材をさせます。

 応用問題は省いて基本的な問題を繰り返しさせることもあります。

 その子にとって何ができるのかということに着目して、それに対応していくということです。

 ただ基本的には、学校の授業をだいぶ意識しています。
 学校の授業が分かるからやる気になることが大きいのです。

 中学生の場合には、学期の定期テストがあります。その定期テストでいい点数をとるとやる気になります。

 それを利用して、頑張ったら成績が上がるんだということをわからせるというのもやる気につながります。ただ、点数だけを追い求めるのは好きではありません。分かるということを重視しています。

 英語の場合には学校の進度を全く無視して学習を進めています。
 英語は学び始めたばかりで、その基本をしっかりしなければいけないと思うからです。

 そのほかには達成感というものを利用してやる気を起こすことができます。

 私どもの塾では 1日の課題が決まっています。それをすべて終わった時は達成感があるようです。

 そして 5ポイント休暇というのがあります。1日の課題を終えると自分の計画帳のカレンダーに○をつけます。その○が5回連続すると1ポイント獲得です。

 それが5ポイントたまると 1日休むことができるのです。

 これは結構やる気を起こすことにつながっています。

 卒業生の作文の中でよく取り上げられます。
 ほかの生徒は塾なのに自分だけは堂々とを休める、やったことが認められたと思い気持がいい、そのように書いています。

 いろいろ書いてきました。これといった特効薬を僕は持ってはいません。

 しかし、いろいろな角度から、いろいろと工夫することにより、子どもたちのやる気を刺激することはできると思っています。

 すべてうまくいくわけではないのですが、こうしたらどうなるだろうかということを毎日考えながら子どもたちに向き合うようにしています。

 このように、僕もやる気を起こす達人ではありません。
 以上のような回答で申し訳ないのですが、ご了解ください。

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