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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

肝心なのは、自分の伸びたのを実感できるかだよ
 中間テストも終わりました。テストの答案が返されているようです。

 N君とS君がぼやいていました。

 テストの点数はそれなりに良かったようです。でも、ほかの塾の生徒もかなり良いようなのです。

 席次は上がらないかもしれないというのです。

 僕は彼らにいました。
「僕も、あなたたちのテストの点数は良くなって欲しいし、席次も上がって欲しい。それを無視するつもりはない。

 でも、点数、席次だけを追いかけるのは好きではない。本当に理解しながら力をつけて欲しいんだ。

 肝心なのは、自分が伸びたのを実感できるかだと思う。

 1年前、中学2年生の時に、あなたたちはセルフ塾に入った。

 その時と今とで自分がどれほどの伸びているから実感できるか?

 あの時、あなたたちは、プラスマイナスの計算もできなかった。ましてや方程式の解き方も全く知らなかった。移項ということさえわからなかったからね。

 それだけではない。小学校で学んだはずの分数が全くできなかった。約分の意味も通分の意味もわからなかった。

 だから、中学2年で始めたときにはマイナスからの出発だった。
大きな借金をかかえながら進まなければいけないようなものだったんだ。

 それを少しずつ返しながら、そして学校でやってることも理解できるように前に進みながらやってきた。連立方程式も上手に解けるようになったじゃないか。

 3年生になって、平方根の学習もみんなと同じように学ぶこともできた。

 僕は、あなたたちがこの1年でとても伸びたと思っている。
あなたたちはどう思ってるんだ。」

「僕もそう思うよ」と、彼らは答えました。

 「僕は、このような中学1年でやること、小学校でやることに戻りながら学習をできるのは、セルフ塾だからだと思うよ。

ぼくはあなたたちがつまずいているところに戻って、教えてきた。そしてあなたたちはそれを乗り越えてきた。

 一斉授業、黒板授業の中では、このような復習をすることはできないだろう。

 ほかみんなはわかることを、あなたたちだけのために授業をする先生はいないだろう。

 このことを本当に実感することができれば、自分はセルフ塾でこのまま頑張るんだという気持ちになってくれるんじゃないかな。」

 彼らも一応は納得しているようでした。

 ただやはり点数は良くなってほしいし、成績も上がってほしい、というのが偽らざる気持ちでしょう。
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もう3カ月だけ頑張ってみたら
 たまにですが、塾生のお母さんが相談に来ることがあります。

「子どもが塾をやめたいと言っています。きつくて大変だそうです」というような内容です。

 確かにセルフ塾はかなり厳しい塾です。きつく思っても当然になところがあります。それで大変だからやめたいと思うこともあるようなのです。

 僕はそういう時に、お母さんに次のように言います。
 「子どもに、次のように提案してみたらどうでしょうか。もう3カ月だけ頑張ってみて。3ヶ月経ってもやめたいと思っているなら辞めてもいいよ」と。

 例えば、今は5月の末ですから、
「8月の末まで頑張ってごらん。それでも辞めたいなら辞めてもいいよ」と。

 子どもたちは学力をつけたいと思っています。それは確かです。

 塾で頑張っているから学力は付いてくるというのも実感としてあるでしょう。

 しかし、そのきつさから逃れたいというのも正直な気持ちです。

 子どもたち(子どもに限らず大人もですが)には、調子の波というのがあります。

 好調な時がある一方で、不調になることがあります。

 不調のどん底にあるときは、もう何もかも厭になります。
 その時に塾をやめたくなるのです。

 だから3カ月だけ頑張ってみようという提案をしてみるのです。

 子どもたちも、このつらさがずっと続くと思うから、もうやめたいという気持ちになるのです。

 3カ月したらやめることができるんだと思うと、では3カ月はやってみるよという気になります。

 そして実際には 3カ月する間にどん底にあった波が上向きになっていることが少なくないのです。3カ月したら辞めるということを忘れていることさえあります。

 3カ月は頑張ってみようということになって 3カ月後に辞めた子を僕はいま思い出すことができません。いないという自信もありませんが。

 さて、親としての覚悟を書きます。
 もし 3カ月たって、やはりやめたいと子どもが言って来たときには、やめさせなければいけません。

 親としたら、3カ月頑張ったのだから、次の3カ月も頑張ろうよと提案したくなるものです。

 でもそれは絶対にいけません。

 子どもとの約束は絶対です。それを破ったら子どもからの信頼を失ってしまいます。
 塾を続けるというよりも、親としての信頼を失うことの方が大きなマイナスになります。

 それぐらいの覚悟で子どもと約束をしなければいけません。
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