FC2ブログ
セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

セルフ塾ブログ、2011年5月の拍手数ランキング
スポンサーサイト




説明を全く読まない生徒たち
小刻みに問題を入れる。の記事で、子どもたちは説明を全く読まないままに問題を解くとと書きました。

 どのようなものなのか紹介いたします。

 小学校4年の割り算で「答えに0のある割り算」の節です。

 53÷5は、10あまり3ですね。このように商に0のある割り算を学習させようとしている節です。

 最初は、次のように始まります。

【問1】 計算しましょう。
(1) 4÷8= (2) 3÷9=


 これの答えが(1)4÷8=2,(2)3÷9=3を答える生徒が圧倒的に多いです。

 まだ割り算に慣れていません。
 大きい数を小さい数で割るというイメージしかないのです。

 だから、4÷8を8÷4、3÷9を9÷3と考えてしまうのです。

 そのこと自体は別に予想されることです。まったく驚きません。
 あきれるのはこれからです。

 僕はすぐ後に、次のような説明を入れてあります。

 2÷4 というのは,2つのものを4つに分けるということです。ケーキならナイフで半分に切って4人で分けることもできますが,2このビー玉を4人で分けることはできません。
 2÷4=0あまり2 です。上の問題で間違えた人は直しましょう。
 それで,われない数が出てきたら,0をたてます。


 この説明をちゃんと読んだら、問1で、(1) 4÷8=2 (2) 3÷9=3と、間違えた人はすぐに直すでしょう。

 しかし、直さないでそのまま来る子がまた圧倒的なのです。
 つまり説明を読んでいないのです。

 たった3~4行の説明さえ読まないのです。

 そして例題をちょこちょこと眺めて、そして答えを出してしまいます。

 だから間違えて当然なのです。

 こういう場合は
「この部分の説明を読まなかったでしょう。ちゃんと読んでおいで」と言って戻します。

または、目の前で音読させます。
「この部分を読んでごらん」と言って。

 すると、読んだ後、「わかった」と言って戻って行きます。 ,

 このような状態なのですから、できるだけ短い説明に抑えて、読ませる努力をしなければいけないのです。3~4行でこのような状態なのですから、長い説明は絶対に読みません。

 さて、説明を読まない傾向は、読書が苦手な生徒に多いです。

 文字に親しんでないので、文字を読むというのが苦痛なのでしょう。だからできるだけ説明を読むのを避けようとするのです。

 読書が苦手な生徒は、理解力も劣る場合が少なくありません。理解力も劣るうえに、説明も読まないので、間違いが続くということになります。

 そういう意味でも 読書をさせて読みとる力をつけることが必要になるのです。
Copyright © セルフ塾のブログ. all rights reserved.