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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

吉水神社の「天莫空勾銭 時非無范蠡」の説明板
天莫空勾銭 時非無范蠡
天(てん)、勾銭(こうせん)を 空(むな)しゅうする莫(なか)れ 
時(とき)に范蠡(はんれい) 無(な)きにしも非(あら)ず


元弘の変に敗れ隠岐に流される途中の後醍醐天皇に「児島高徳」という、忠義の武士が送ったといわれる 十字の詩です。

 遠琉される護送経路の誤判により、後醍醐天皇奪還の画策を仕損じた児島高徳は、夜になって院庄(現・岡山県津山市)の天皇行在所である美作守護館に厳重な警備を潜り、単身侵入しました。

しかし、天皇宿舎付近の厳戒な警備に断念し、傍らにあった桜の木へこの十字の詩
「天莫空勾銭 時非無范蠡」を刻んだのです。

桜に刻まれた文字を見て、漢詩の読めない警備兵達が翌朝に騒ぐ中で、後醍醐天皇だけがその意味を理解し涙された、と伝えられています。

天は越王・勾践(中国春秋時代の王)に対するように、
決して帝をお見捨てにはなりません。
必ずや范蠡のような忠臣が現れ、帝をお助けすることでしょう。
どうかご安心ください。

 後醍醐天皇の南朝皇居である、この吉水神社では 十字の漢詩を後世、死語にさせないためにこの吉野の行宮の門前に掲げるものです。
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大日寺の説明版
吉野に行った時のアルバムを整理しています。

 大日寺の説明板の文章をネットで探すのですが見つかりません。
 それで僕が文書化し、ここに掲載致します。

 この道を右に下ると、右手の台地に門と宝形づくりの本堂を備えた大日寺があります。今は真言宗醍醐派に属していますが、寺伝によると、大海人皇子(後の天武天皇)ゆかりと云われ、吉野山で最古の寺院であったと伝われている日雄寺の跡と伝えられています。

 大日寺の名が示すとおり、この寺には大日如来を中心として五体からなる藤原時代の木造五智如来坐像が安置されています。如来諸尊の舟形光景は、唐草透彫の金箔押し、金剛界大日如来を表す智挙印を結んだ指の優雅さ、やさしさの中にもきびしさを秘めた面相を、結跏趺坐する台座の蓮弁は巧緻をきわめた美術品としても高く評価されており、藤原時代の仏像の特長がよく表現されています。

  金剛界五智如来とは、大日如来を中尊として左右に、阿閦・宝生・無量寿・不空成就の各如来を配置して一組として祀るものですが、この地方には珍しくこの寺には五体諸尊が完全にそろっており、重要文化財に指定されています。

 また、この寺は、元弘の変(一三三三)の吉野落城の際、大塔宮護良親王の身代わりどうなって忠死をとげた村上義光・義隆父子の菩提寺として、南北朝時代前夜の哀史をとどめています。



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展開表でやると決めて、表情も明るく
 Aさんの表情がとても明るくなっていました。にこにこしています。

 僕は心当たりがあったので言いました。

「因数分解の公式を覚えないで、展開表でやると決めたから、晴れ晴れとしているんでしょ」

 彼女が答えました。
「そう。こっちの方が簡単だもの。学校でも展開表でやったら解けたよ。ほかの生徒はできなかったけど」

 その前の日です。僕は彼女にいました。
「もし難しければ、公式は覚えなくてもいいよ。展開表でやれば何でもできるんだから」

 公式覚えて因数分解をするか、展開表だけでやるか、2つの道があります。

 どの方法でするかといえば、簡単に言えば、できる生徒は公式を覚える、できない生徒は展開表でやる、ということです。

 生徒たちもそれは心得ています。だから、できれば公式を覚えてやりたいと思っているのです。

 Aさんはとてもまじめな生徒です。こつこつよく勉強します。

 だから成績は良い方です。

 ただ、数学は少し苦手なようです。まじめにこつこつとやっているので、それなりにできるのですが、ちょっと勘が働かないところがあります。

 成績はいいのですから、これまでは公式を覚えて因数分解を解くということでやってきました。

 しかし、どの公式を使うのか、そしてその公式をどのように使えばいいのか、それがとても難しいようなのです。

 だから、因数分解は難しいと嘆いていました。暗い表情をしていました。

 それで僕は彼女に「公式は覚えないで展開表だけでやってもいいんだよ」と提案したのです。

 どの方法でやるかは彼女次第です。自分で選ぶように言いました。

 彼女は「もう少し公式を覚えてやってみる」と言って、戻って行きました。

 展開表でやるということにしたら、自分は数学ができないんだと認めてしまうことになるのでしょう。それは認めたくないのです。

 しかし、公式でやってみてもなかなか進まないようです。そして展開表でやってみたのです。するとすらすら解けたようです。

そして、「もう展開表でやることに決めたからね」と僕に報告に来ました。

「それでいいんだよ。展開表で全部できるんだから。そして慣れてきたら、徐々にでもいいから公式を覚えればいいんだよ」とつけ加えました。

 「ん~ん、A(私)はずっと展開表でやるよ」と答えていました。

 どの公式を使えばいいのかいろいろ悩むよりも、展開表の方がずっとずっと彼女にとっては楽だったようです。。

 展開表だけでやる方がいいとは思っていましたが、僕の想像以上に、どの公式を使えばいいのかを考えるのは、彼ら彼女らにとっては大変なことなのだ、と改めて感じました。

消す必要のないところをボールペンで
 前の記事では、因数分解を展開表でするときに、間違えた数の組み合わせもそのまま消さずに残しておくとかきました。
因数分解・・展開表を消さないで、残したまま
 でも、少し数学の勘がよければ、間違えた組み合わせをすべて残す必要はありません。

 間違えたところを消しゴムで消して、また新しい数の組み合わせを考えて書き込んでいきます。

 つまり、因数分解では仮の数を考えて、計算し、それが正しいかどうか判断し、間違えていれば、別の数の組み合わせを考えます。
因数分解も表を使って一般的な方法で
 その時に、何度も間違えたところを消すことになります。

 さて、だいぶ前のことですが、具志堅Namiさんが面白い方法を考え出しました。もう彼女は大学も卒業して、社会人になっています。もう結婚したでしょうか。

 彼女は、何度も消しては書くのが大変だということで、消す必要のないところをボールペンで書いておくという方法を編み出したのです。

例えば 
6x2+19x+15 を因数分解する場合です。

 展開表に最初に次のように書き込みます。

***
*6x2*
**16


 ここまでの書き込みは仮ではありません。ずっとそうなります。

 だから、そこのところまではボールペンを使うのです。

 そしてほかのところを書き込むときに鉛筆で書きこみ、そして間違えたら、消しゴムで消しますが、ボールペンで書いたところは残ります。

 何度も何度も書いては消したりしますが、ボールペンのところは消されません。

 それだけでも楽です。

 僕は面白い方法だと思い、現在でも、中学生が習いに来たときに、「ここまではボールペンで書いてごらん」と教えてあげています。
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