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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

ぼくの名前を覚えきれるのだから、勉強もできるよ
理解力の劣る生徒は接着力の弱い接着剤を使って記憶しているようなもの と書きました。

 そのような状態を一番嘆いているのは、彼ら自身です。

 なかなか覚えきれない。そしてすぐに忘れてしまう。それに対し、

「なぜ僕はこんなに頭が悪いんだろう」「なぜぼくはバカなんだ」と自分を責めています。

 彼らの気持ちはとてもよくわかります。僕も同じ気持ちです。一緒に嘆きたい気持ちです。

 でも、それを後押ししてしまってはいけません。一緒に嘆いていては、事態は悪くなるだけです。

 そういう場合に僕は彼らに言います。

「僕の名前を覚えているか」

「Yojiさんでしょう」

「ほら、ちゃんと覚えているじゃないか。あなたたちは覚える力はちゃんとあるんだよ」

「勉強とYojiさんの名前は別だよ」

「いや、別じゃない。僕の名前を何度も何度も言っているから覚えてるんだ。

 勉強の方も何度も何度も繰り返していけばだれでもちゃんと覚えることができるんだ。

まだまだ回数が足りないということだ。

とにかく続けるしかないんだから。
続けていけば、あなたなら絶対覚えることができるよ」

 そう言って励まします。

 完全に納得した表情ではありませんが、それでも努力を続けるしかないな、とは思うようです。
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どの子にも基本的学力を
 Akemiさんからコメントをいただきました。Akemiさん、いつもありがとうございます。


覚えても忘れる
小さな塾で小学生さんの勉強をみています。ある子は五年生ですが、二年生の漢字がわからなかったり、九九もうろ覚えだったりします。
ベテランの指導者に相談すると、その子は学習障害なのではないか、と言われました。
私は学習障害LDがどのようなものなのか知識は持ち合わせていません。
が、理解や記憶をするのに、他の子よりもとても時間がかかる子がいることは確かです。先生の、接着力の弱い接着剤のたとえはしっくりきました。

国語は漢字、算数は計算、だけは定着させてやりたいと思います。将来、どんな職業についても、電卓を利用できても、やはりある程度の基本は必要ですし。

学校の勉強が不向きな子は、出来なくてもいい、という考えもありますが。
最低限のところは何とかしてやりたいと思うのですが、現実は厳しいです。
王道や魔法などないのでしょうね。



 Akemiさんのご意見に全面的に賛成です。

 どのような子どもであれ、基本的な学力は身につけてもらいたいと、僕も思っています。

 個性という名でふるいにかけ、あなたは勉強はいいいから、この道を進みなさいというのは好きではありません。

 基本的な学力は誰でもきちんと身につけて、そしてその上に個性を発展させるということが必要です。

 できれば、義務教育の中学レベルまでは身につけてもらいたいですが、難しいです。

 そのレベルまで達する力のない子がいるからです。

 いずれにしても、それぞれの子どもが、自分の能力をできるだけ伸ばすように援助していきたいものです。

 学習障害(LD)かどうかというレッテルを貼ることに関しては、間違えているとは思いません。

 学力が伸びない原因を探ることは必要です。

 学習障害だと思っていた子の原因をきちんと調べると、耳が不自由だった、それで補聴器をつけさせると学習がとてもスムーズになったということもあるそうです。

 そういう意味でも、学習が進まないのはどうしてなのかを調べるということは大切なことです。

 しかし、レッテルを貼るだけで終わっては何にもなりません。

 その子の学習をどう進めるかというのは、やはり指導者の工夫が必要です。その子をじっくり見て、そしてどうすれば分かってくれるのか格闘するしかないでしょうね。

 王道や魔法があれば、教えてもらいたいです。


 以前セルフ塾にいたHくんのことを思い出しました。漢字の読み書きがまったくできない生徒でした。それでもいろいろ工夫してそれなりに伸びていきました。詳しくは次の記事。

うれしかったHくんの合格
 さった3月の合格祝いにHくんもやってきました。高校を無事卒業したそうです。
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