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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

4つの辺の長さがどれも等しい四角形は、正方形??
 小学4年算数の問題に「4つの辺の長さがどれも等しい四角形を何といいますか」という問題があります。

 答えは「ひし形」です。

 「『正方形』でもいいんじゃないか」と考える生徒がいます。

 正方形は、4つの辺の長さがどれも等しい四角形だからですね。

 「正方形は、4つの辺の長さがどれも等しい四角形」が正しいのだから、
 「4つの辺の長さがどれも等しい四角形は正方形である」も正しいような気になります。

 しかし、「逆は必ずしも真ならず」です。

 「吉永小百合は女性である」・・・正しいですね。(吉永小百合を例に出すのは古いと思われるだろうな、と思いつつ・・・)
 しかし
 「女性は吉永小百合である」・・・正しくないですね。

 女性は小百合さんだけではないよ、もっとたくさんいるよ、ですね。

 人間は、「母親の胎内で育ってから誕生し、母親のお乳で育つ動物」です。

 しかし、
 母親の胎内で育ってから誕生し、母親のお乳で育つ動物は何ですか?
 と問われたときに、「人間」と答えたら正解ではありませんね。ここは「哺乳類」と答えなければいけません。

「逆は必ずしも真ならず」です。

「4つの辺の長さがどれも等しい四角形」と「正方形」の関係も同じです。
 「正方形」はひし形の特殊な形です。「ひし形」と答えたら、「正方形」も含むことになります。

 できるだけ一般的な、すべてをふくむ言い方で答えなければいけないのです。

 4つの角がどれも直角の四角形も同じです。
 正方形は長方形の特殊な形と考えます。正方形の長方形の一種なのです。だから、「長方形」と答えれば、「正方形」もふくむことになります。

 この問題は難しい言葉で言えば「上位概念、下位概念」という問題に属します。
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