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NHK BS時代劇「テンペスト」は「水戸黄門」だ!
 NHK BS時代劇「テンペスト」、毎週楽しみに見ています。

 さて、さる金曜日(8月12日)の琉球新報の論壇に高江洲義寛氏の「歴史ドラマに必要な見識」が載りました。

 抜粋して、簡単にまとめてみます。

 今、NHK・BSテレビで琉球史を舞台にした10回に及ぶ長編ドラマ「テンペスト」が華々しく放映されている。

ドラマが進むうちに大きな疑問と怒りが湧いてきた。

 フィクションとは言え、あまりにも荒唐無稽で、史実をねじ曲げた物語になっている。琉球王朝に関する知識が乏しい方に、とんでもない誤解を植え付けかねない。

 例を挙げよう。ドラマでは琉球の当時の国王・尚育王が阿片を吸う場面や、王府の最高神宮の聞得大君(きこえおおきみ)が職を追われて女郎になり下がる場面、男子禁制の神女の奥殿へ男が自由に出入りする場面、王府から嫌われ24時間監視されていたキリスト教宣教師のべッテルハイムが、首里の役人や、こともあろうに聞得大君との信仰上の交わりが発覚するなど、数限りない。

 NHKに放映の即時打ち切りを求める。



さて、それについてどう考えるか、僕の考えをかきます。

 僕も第1回を見るまでは NHKの大河ドラマのような歴史ドラマだろうと思い、それを見る中で琉球の歴史が少しでも分かればいいな、期待していました。

 ところが、第1回目を見て、その考えが完全に変わりました。

 このドラマは全くのフィクションである、ということがわかったのです。そして、その後はそのつもりで見ながら楽しんでいます。

 確かに荒唐無稽な物語です。でも楽しいです。

 これはフィクションであり、楽しくありさえすればいいのです
 史実である必要はありません。

 テレビ時代劇の「水戸黄門」と同じジャンルにあると思って見ればいいのではないでしょうか。

 水戸黄門は実在の人物です。そして助さん、格さんもモデルとなる武士がいたといわれています。

 しかし、あのように全国を歩いて、悪者をやっつけたというのは、全くのフィクションです。

 水戸黄門は、フィクションとして楽しめばいいのです。

 ただ、確かに歴史を全く知らない人はあれを真実だと思ってしまうかもしれません。

 それは見る方の責任です。もっと歴史を学ぶべきなのです。

 フィクションを史実だと誤解させるいうことに関して言えば、ぼくは、NHKの大河ドラマのような、中途半端な歴史物語の方がかえって罪が深いと思います。

 僕は大河ドラマも楽しく見ています。しかし、あの中にもフィクションがたくさん存在します。

 大河ドラマは、基本的には史実にのっとって物語が運ばれいます。すると、すべてを真実だと思ってしまう人が多いのではないでしょうか。

 ぼくもこれはフィクションかな史実かなと考えてしまうことが少なくありません。

 知らないうちに、フィクションを史実だと思っていることも少なくないでしょう。

 このブログに、フィクションがあるということは、2度ほど紹介しました。

NHKの大河ドラマ、どこまでがフィクションか

お市の「袋のネズミ」

 また歴史小説にもフィクションがかなり含まれています。それについても前に書いたことがあります。
歴史小説

 僕は、それでいいと思っています。

 面白く、楽しく、見たり、読んだりできればいいのです。テレビドラマや歴史小説は。

 史実を知りたければ、専門書を読めばいいのです。また、そういうテレビ番組もあります。

 フィクションから入っていって、歴史に興味を持って、学習を始めたらいいのではないでしょうか。

 そして、あれはフィクションだったのかとわかる楽しみもまたあるはずです。

 今度の BS時代劇「テンペスト」も、琉球の歴史に興味を示すきっかけになる面白い番組だと、僕は思っています。

 聞得大君、べッテルハイム、冊封使など、そういうものを全く知らなかった人には、いい勉強になっているのではないでしょうか。

 ぼくも勉強になっています。まだまだ力がないので、フィクションをそのまま信じているところもあるでしょう。それを乗り越えるためにも、いろいろ学んでいきたいです。
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