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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

教え手の力の限界と、学び手は常に正しいということ
 昨日は、僕ら学習援助者は無限の力を持っているわけではない、ということを書きました。

どんな子でも普通以上の学力をつけさせるほどの力は、僕らにはない


 また、昨日の記事にも書きましたが、別のところで「学び手は常に正しい」ということも書きました。


学び手は常に正しい



 文字どおりに読むと、二つのことは矛盾しているように感じられます。

 学び手がいつも正しいのであれば、何もできないことはないということになってしまいます。

 だれでも頑張れば東京大学に入学できる,どんなに頭が悪くても、頑張れば学年トップになれる、などなどです。

 そういうことは、できるはずがありません。

 ただ、世の中にはそれをそのまま信じている人もいることは確かです。

 人間の能力は平等なのだから、頑張り次第によって東京大学にも入ることができるんだと、まじめに言う人もいます。

 僕はそうは思いません。人間には能力という限界があります。その限界の中でしか、頑張ることができないのです。

 では、学び手が常に正しいというのはどういうことなのか。

 それは、目の前にある一つ一つの課題においてです。

 掛け算までは上手にできるようになった。しかし、割り算がどうしてもうまくいかない。そういう時に、僕らがどう考えるかです。

 そこで、学び手の能力ややる気のなさのせいにしてしまって、どうせ出来ないんだ、と考えてしまうと、前進は何もないということです。

 そういう時には、学び手の能力ややる気のせいにするのではなく、僕らがどのように導いていけばいいのか、工夫しなければいけないということです。

 つまずいているとき、なぜそのようにつまずいているのか、僕らはいろいろな角度から考えて、そのつまずきをなくすように心掛けることが必要だということです。

 それにより、学び手は一歩一歩前進することができます。そうすると、確かに東京大学に一歩ずつ近づいて来ることはあるでしょう。

 ただ、いろいろな子を教えてみて感じるのは、能力の格差はとても大きいということです。

 僕らはやはりその限界の中で、どのように教えていくのかを考えるべきだと思います。
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