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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

留年より、個別学習による無学年制
 大阪市の橋下徹市長は、義務教育課程の小・中学生が目標の学力レベルに達しない場合、元の学年に「留年」させることを検討するよう、市教委事務局に要請した、そうです。

 それに対し、子どもへの精神的影響が大きいという理由で反対する意見も聞かれます。

 子どもたちの学習力の差はとても大きく、1つのクラスで同じことを学ぶには無理があることは確かです。しかし、留年となると、耐えきれない心の痛手を子どもたちが受けることが予想されます。

 それで、第3の道を提案いたします。
 個別学習による無学年制です。

 アメリカのスキナー博士は、自分の娘の授業参観で、先生が黒板の前で一方的に授業をし、子どもたちが受け身で授業を聞いている姿をみました。人間の行動を研究していたスキナー博士は、これでは効果的な学習はできないと考え、プログラム学習による個別学習を考え出したのです。

 プログラム学習のほかに、今では、ビデオやパソコン、電子教科書が発達し、それぞれの子どもが自分の学力にあった個別の学習をすることが可能になっています。

 算数や国語など、子どもによって大きな差のある教科は、同じ教室にいながら、それぞれが個別に学習をします。一方、ホームルームや、体育、音楽などは、これまでのように同じ行動を共にすることができます。基本的にはこれまでの学年ですが、教科においては無学年制です。

 算数などは、学習能力の優れている生徒はどんどん先に進みます。一方、学習が遅れがちな生徒は、ゆっくりでも自分のペースで学習を進めます。

 現在は、意味が分からないまま授業が進み、どんどん取り残されていきますが、個別学習だとゆっくり一つひとつ確実に学習を重ねることができます。

 同じ小学5年生でありながら、Aくんは小学6年のむずかしい算数の応用問題を解いていて、その隣の席でBくんが掛け算九九を一生懸命に覚えているという光景が見られるでしょう。

 教師は、それぞれの子どもを見つめ、どのようなペースで、何をすればいいのか考え、教材を与えます。そして教材にはできないことを手助けしてあげます。人間にしかできないことがあるのです。

 確かに進度には差が出てきます。しかし、それでも同じ教室で学ぶクラスメートです。留年ではないので、精神的なショックはほとんどないと考えられます。

 効率的な学習を進めることができ、そして精神的なショックも与えないこの方法を、ぜひ検討してもらいたいです。


 きょうの琉球新報「論壇」に掲載されました。

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