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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

沖縄方言で、「11、12」などを何というか
 酒の場での話です。Nkchさんが言いました。

「ウチナーグチ(沖縄方言)では数を、ティーチ、ターチと数えるだろ。そしてトゥー(十)になる。

 その次の、十一、十二を何と言うのだろうかね。
 トゥーティーチかな、トゥートゥティーチかな、それとも トゥーアマイティーチというのかな。」

 僕は考えたこともありませんでした。その場に居合わせた人は誰も知りません。

 僕は、インターネットで調べてみますといい、分かれました。

 なお、沖縄方言では、
1[ティーチ], 2[ターチ], 3[ミーチ], 4[ユーチ], 5[イチチ],
6[ムーチ], 7[ナナチ], 8[ヤーチ], 9[ククヌチ], 10[トゥー]と言います。

 そして調べようと思ったのですが、考えてみれば、日本語(標準語)でもわかりません。

 標準語では、「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」と言って、「とお」になります。

 その次の11は何というのか、です。

 日本語には、1から10の言い方が二通りあります。
1[ひとつ、イチ], 2[ふたつ、ニ], 3[みっつ、サン], 4[よっつ、シ・ヨン],です。

 数には、基数と序数があります。厳密ではありませんが、
 ひとつ、ふたつ、みっつは基数
 イチ、ニ、サンは、序数として使い、ふたつを使い分けします。

 しかし、11以上は一通りの言い方しか、僕は知りません。

 それで。ネットで調べてみました。
 
 すると 11は、「とう あまり ひとつ」、12は「とう あまり ふたつ」、13は、「とう あまり みっつ」 という言い方をするようです。

 20は「はたち」で、21は「はたち あまり ひとつ」
 30は「みそじ」、40は「よそじ」と続くのです。

古代日本語の数体系


 20を「はた」、30を「みそ」という言い方もあるようです。

 それからすると、沖縄方言では
 11は、「とぅ あまい てぃーち」、12は「とぅ あまい たーち」、13は、「とぅ あまい みーち」 という言い方をするのでしょう。

 「あまり」は方言では「あまい」になります。

 20は「はたち」で、21は「はたち あまい てぃーち」
 30は「みすじ」、40は「ゆすじ」となるのでしょう。

 しかし、少し考えを進めると、次の仮説が浮かびました。以下はあくまでぼくの仮説です。

 中国から日本に、漢字とともに音読みが輸入されてから、11以上の大和言葉はだんだん駆逐されてきたのではないでしょうか。

 だから、日本語でも「とうあまりひとつ」、「とうあまりふたつ」、「とうあまりみっつ」という言い方ではなく、「ジュウイチ」「ジュウニ」「ジュウサン」という言い方のほうが、多くの人に使われるようになったのではないでしょうか。

 古文はかなり弱いのではっきりしたことは言えませんが、古文を読むときでも、「ジュウイチ」「ジュウニ」と読んでいるのではないでしょうか。

 十五夜(ジュウゴヤ)というのは、もうすっかり定着した日本語です。

 沖縄の方言で旧暦1月16日は「じゅうるくにち」と言います。あの世の正月が行われる日です。

 十三祝いは「じゅうさんいわい」です。13歳は、最初の干支の年です。

 忌日法要の四十九日は、「シ(ン)ジュウクニチ」です。

 旧暦の1日と15日は「チィタチ・ジュウグニチ」と言います。ヒヌカン(火の神)へのお供えをする日です。

つまり、13は[じゅうさん],15は[じゅうご],16は[じゅうるく]言っているのです。

 このように考えると、沖縄の方言でも、「とぅあまいてぃーち」「とぅあまいたーち」という言い方は、だいぶ昔から使われなかったのではないでしょうか。
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