このブログ前の記事で、動脈と静脈、動脈血と静脈血について書きました。
動脈、静脈と動脈血、静脈血
その話を、Kyokoにすると、
「Kykさんも習いに来たよ。説明すると、納得していたよ。あの子はじっくり考える子だから。
でも、この動脈血、静脈血という名前が悪いのよ」
と言っています。
確かにそうだと思います。
動脈血、静脈血を、英語でどういうのか調べてみました。
これからすると、英語(またはドイツ語かな)の訳として動脈血、静脈血ができたのでしょうね。
動脈血は酸素が多くて、赤い鮮やかな色をしています。
それに対して、静脈血は酸素が少なく赤黒い色をしています。
この色の違いは、赤血球にあるヘモグロビンに、酸素が結合しているか、していないかによります。
次のページには、静脈血に酸素を吹きこみ、赤黒い色が鮮やかな赤に変わる実験が見られます。
赤い血と赤黒い血|NHK for School
さて、以下は僕の推理です。裏付けはないのでそのつもりで読んで下さい。
以上の考えは自然だと思います。たぶんその通りでしょう。
この呼び名は慣れると問題ないのでしょうが、中学生にとっては混乱のもとです。間違えて当然の名前です。
それで、僕はKyokoに、
「それなら酸素血、二酸化炭素血ならどうか」と言いました。
動脈血は酸素が多い血液なので「酸素血」、
静脈血は二酸化炭素が多いので「二酸化炭素血」。
これなら中学生も、理解しやすく、間違いも少なくなると思うのですが、どうでしょうか。
動脈、静脈と動脈血、静脈血
その話を、Kyokoにすると、
「Kykさんも習いに来たよ。説明すると、納得していたよ。あの子はじっくり考える子だから。
でも、この動脈血、静脈血という名前が悪いのよ」
と言っています。
確かにそうだと思います。
動脈血、静脈血を、英語でどういうのか調べてみました。
どうみゃく【動脈】=an artery
動脈の arterial
動脈血 arterial blood
じょうみゃく【静脈】=a vein
静脈の venous [víns]
静脈血 venous blood
提供元:「プログレッシブ和英中辞典」
これからすると、英語(またはドイツ語かな)の訳として動脈血、静脈血ができたのでしょうね。
動脈血は酸素が多くて、赤い鮮やかな色をしています。
それに対して、静脈血は酸素が少なく赤黒い色をしています。
この色の違いは、赤血球にあるヘモグロビンに、酸素が結合しているか、していないかによります。
次のページには、静脈血に酸素を吹きこみ、赤黒い色が鮮やかな赤に変わる実験が見られます。
赤い血と赤黒い血|NHK for School
さて、以下は僕の推理です。裏付けはないのでそのつもりで読んで下さい。
昔、動脈から血をとると鮮やかな赤い色をしていました。一方、静脈からとった血は赤黒い色をしていました。
それで、鮮やかな赤い色をした血は動脈を通り、赤黒い色の血は静脈をとおると考えたのです。
だから、鮮やかな赤色の血を動脈血、赤黒い血を静脈血と呼ぶことにしました。
そして、解剖学が進歩します。すると肺に向かう動脈の中は、赤黒い色をした血、肺から心臓に向かう静脈の中は、鮮やかな赤色の血が流れているということがわかったのです。
でも、もうそのころには動脈血、静脈血という呼び名が定着していたので、そのまま使い続けたのですね。
以上の考えは自然だと思います。たぶんその通りでしょう。
この呼び名は慣れると問題ないのでしょうが、中学生にとっては混乱のもとです。間違えて当然の名前です。
それで、僕はKyokoに、
「それなら酸素血、二酸化炭素血ならどうか」と言いました。
動脈血は酸素が多い血液なので「酸素血」、
静脈血は二酸化炭素が多いので「二酸化炭素血」。
これなら中学生も、理解しやすく、間違いも少なくなると思うのですが、どうでしょうか。
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