NHKのクローズアップ現代を見ました。
NHK クローズアップ現代
2012年9月18日(火)放送
激化する反日デモ ~中国とどう向き合うか~
それを見て、まず考えたのは、思想家ヴォルテール
の次の言葉です。
中国人は、彼らの考えをデモで訴えるのはいいことです。でも、あのような暴徒化は許されるものではありません。
東日本大震災で、東北の人々が整然と列を作って待っていた姿とまるで反対です。あの姿は世界の人々を感動させました。
なぜ、中国の人々はあのような冷静さを持つことができないのでしょうか。
「オスプレイ配備反対県民大会」には十万人を超える人々が集まりました。そして、ぼくを含め多くの県民がアメリカの軍事基地に反対しています。
しかし、だからといってアメリカの施設を破壊したり、アメリカ人に危害を加えようとする人はいません。みんな冷静に自分の意見を述べているのです。
それが僕らにとっては当然の行為だと思っていました。
そういえば、次のことを思い出します。
ぼくの英会話の先生であるアメリカ人宣教師との話です。
彼は、アメリカに住んでいる父親に、
「あなたは読谷村に住んでいるが大丈夫か。
読谷村は反米感情が強いそうだが、道を歩いている時に石を投げられるようなことはないのか」
といわれたそうです。
アメリカ人宣教師は、笑い話として、ぼくにその話をしたのです。彼も日本人、沖縄人についてよく知っているので、彼にとっても笑い話だったのです。
僕らにすれば反米感情というのと、個人的にアメリカ人とどう接するのかとは全く別なことなのです。
一個人であるアメリカ人に石を投げるなどということはありえないことです。
でも、今回の中国人の行動を見ると、あのことは単なる笑い話ではなかったのだな、と思いました。
いま中国では、日本人であるということで危害をくわえられることもあるとのことです。
塾の隣は、外人住宅です。米軍基地に勤めている方が住んでいます。
前に住んでいた方とは、かなり仲良くしていて、むこうのパーティーに呼ばれたり、塾に招いたりもしました。
以前、県民大会が行われたときには、基地関係のアメリカ人は外出しないように、上の方から注意が出ているとの報道もありました。
たぶん、大会参加者が暴徒化し、危害を与えるかもしれないと上層部は心配していたのでしょう。
でも、ぼくの隣の外人さんは、いつものようにリラックスして外にいました。
ぼくもいつものようにあいさつをしたものです。
僕は、冷静な行動のできる日本人であることを誇りに思います。
中国の人々も、もっと冷静に行動してもらいたいものです。
ただ、「コザ騒動」というのもありました。糸満の轢殺事件に怒った沖縄県民が、アメリカの車などを破壊するという騒動が復帰前にあったのです。
あれは行き過ぎだったと思います。
集団心理というのが働いて、日本人でも行き過ぎた行動をすることがあるというのも、認識しておくべきでしょう。
NHK クローズアップ現代
2012年9月18日(火)放送
激化する反日デモ ~中国とどう向き合うか~
日本政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化したことに対して始まった中国の反日デモ。週末には中国各地の80を超す都市にまで広がり、一部の参加者が日系の流通チェーンや日本車を破壊するなど過激化している。日中国交正常化40年の中でも、かつてない事態であり、現地の日系企業の活動や日本人社会への影響が懸念されている。いま中国で何が起きているのか。そして、なぜこれほどまでに日中関係は悪化したのか。現地の最新報告をもとに、今後、中国とどう向き合うべきかを考える。
それを見て、まず考えたのは、思想家ヴォルテール
の次の言葉です。
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」
中国人は、彼らの考えをデモで訴えるのはいいことです。でも、あのような暴徒化は許されるものではありません。
東日本大震災で、東北の人々が整然と列を作って待っていた姿とまるで反対です。あの姿は世界の人々を感動させました。
なぜ、中国の人々はあのような冷静さを持つことができないのでしょうか。
「オスプレイ配備反対県民大会」には十万人を超える人々が集まりました。そして、ぼくを含め多くの県民がアメリカの軍事基地に反対しています。
しかし、だからといってアメリカの施設を破壊したり、アメリカ人に危害を加えようとする人はいません。みんな冷静に自分の意見を述べているのです。
それが僕らにとっては当然の行為だと思っていました。
そういえば、次のことを思い出します。
ぼくの英会話の先生であるアメリカ人宣教師との話です。
彼は、アメリカに住んでいる父親に、
「あなたは読谷村に住んでいるが大丈夫か。
読谷村は反米感情が強いそうだが、道を歩いている時に石を投げられるようなことはないのか」
といわれたそうです。
アメリカ人宣教師は、笑い話として、ぼくにその話をしたのです。彼も日本人、沖縄人についてよく知っているので、彼にとっても笑い話だったのです。
僕らにすれば反米感情というのと、個人的にアメリカ人とどう接するのかとは全く別なことなのです。
一個人であるアメリカ人に石を投げるなどということはありえないことです。
でも、今回の中国人の行動を見ると、あのことは単なる笑い話ではなかったのだな、と思いました。
いま中国では、日本人であるということで危害をくわえられることもあるとのことです。
塾の隣は、外人住宅です。米軍基地に勤めている方が住んでいます。
前に住んでいた方とは、かなり仲良くしていて、むこうのパーティーに呼ばれたり、塾に招いたりもしました。
以前、県民大会が行われたときには、基地関係のアメリカ人は外出しないように、上の方から注意が出ているとの報道もありました。
たぶん、大会参加者が暴徒化し、危害を与えるかもしれないと上層部は心配していたのでしょう。
でも、ぼくの隣の外人さんは、いつものようにリラックスして外にいました。
ぼくもいつものようにあいさつをしたものです。
僕は、冷静な行動のできる日本人であることを誇りに思います。
中国の人々も、もっと冷静に行動してもらいたいものです。
ただ、「コザ騒動」というのもありました。糸満の轢殺事件に怒った沖縄県民が、アメリカの車などを破壊するという騒動が復帰前にあったのです。
あれは行き過ぎだったと思います。
集団心理というのが働いて、日本人でも行き過ぎた行動をすることがあるというのも、認識しておくべきでしょう。
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