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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

アインシュタインの脳、集中力や粘り強さ
 アインシュタインの脳の写真を調べた結果、前頭葉などが並外れて発達していたことが分かったそうです。

【肥田美佐子のNYリポート】天才は遺伝か環境か―アインシュタイン脳の最新研究


(抜粋)

 11月16日に発表された、米フロリダ州立大学の進化分類学者、ディーン・フォーク氏らが行った共同研究によると、相対性理論で知られる天才物理学者アルベルト・アインシュタインの脳の写真を調べた結果、前頭葉などが並外れて発達していた。

 脳の重さは1200グラム強と、平均的な大きさだが、全米保健医学博物館に保管されている14枚の写真を分析したところ、集中力や粘り強さをつかさどる前頭葉や、体性感覚皮質などが大きく、脳のシワである脳回が複雑さを極めていた。これが、たぐいまれなる空間視覚能力や数学能力を生み出したのだろう。


 この記事を読んで面白いと思ったのは、「集中力や粘り強さをつかさどる前頭葉」が発達していたという部分です。

 アインシュタインといえば、あの相対性理論を編み出した、頭のいい人だというイメージです。
 そして、頭がいい、といえば、切れの良さ、ひらめきという感じがします。

 確かに、アインシュタインは、切れもひらめきもあったはずです。

 でも、それだけではなかった。彼には、集中力や粘り強さもあったのです。

 塾の生徒たちが、難しい問題を解いているのを見ると、切れやひらめきというよりも、集中力や粘り強さの方が大切だと感じます。

 一つの難しい問題に集中して取り組む力、そして、こう考えてダメなら、また別の考えで考えてみようという、答えが出るまで粘り強く取り組もうという力、
 それがあって初めて、難しい問題が解けるのです。

 ちょっとした、ひらめきや切れだけでは、決して難しい問題は解けません。

 アインシュタインには、「きれ」や「ひらめき」も人並み以上なものがあったのでしょうが、あれだけのものを、何年も考え続けるというのは、集中力や粘り強さがあって初めてできることです。

 生徒たちにも、いや僕自身にも、集中力や粘り強さというのは大切だなと改めて感じました。
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お見合いの席がいよ
「Ktr君、来週の月曜日は席替えがあるね。最近は学習の進み方もとてもいいから、(他の生徒と同じように)くじを引いて席を決めてもいいよ」

 僕がKtr君にそう言うと、「ん~~!」と考え込んでいます。

「もし、そのままがいいなら、そのままでもいいよ」と言うと、

「じゃあ、このままがいいです」と答えました。

 彼は今、お見合い席にいます。
お見合い席

 その以前は、僕に背を向けて座っている状態(それがセルフ塾の通常の状態)でしたが、学習がほとんど進まず、落書きをしていたり、ぼけっとしていたりする時間が多かったのです。

 それで「お見合い席」にしました。

 数カ月たった現在、彼の学習態度はとてもよくなっています。

 学習に集中するようになり、学習がとても進むようになっています。最後の課題である読書まで進むことも多くなりました。

 それで、僕は、もっと自由にしてあげようと思い、提案したのです。

 でも、彼も怖いのですね。自由というのが。

 自由になると、自分を自分でまだコントロールできないというのを知っているのです。

 また、学習が進まないということになりそうだと感じているのです。いま、お見合い席に座りながらも、学習が進むことに満足しているのです。

 子どもたちも、勉強はしなければいけないという気持ちは確かに持っています。

 しかし、つい安易な道に進んでしまいがちです。

 それでだれかに(精神的に)縛ってもらいたいのです。
 縛られてもいいから、勉強をやっていきたいという気持ちを持っているのです。

 それは私たち大人も同じですね。

 塾ではとても集中して学習に取り組む生徒が、家ではまったく勉強ができない、ということがあります。

 学習塾という場、ぼくらが後ろでみているという場、その中で縛られているのですね。

 家では自由なので、つい楽な方に進んでしまうのです。

 僕らの役目においては、教えるというより、彼らを縛りつけておくということの方が大きい気がします。
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