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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

中学生のための「コリオリの力 」
 これから「コリオリの力」の説明をします。

 その前に、前の記事で書いた「ガリレオの相対性理論」についての理解は大丈夫でしょうか。

 それをまだ読んでない人は、それを理解してからこのページを読んで下さい。
 ガリレオの相対性理論がわからない人には、コリオリの力は理解できません。

 さて、円盤を回します。
 円の中心を固定して、反時計回りに回すとします。

 円の縁の方と、円の中間の方の 2カ所を考えましょう。

 どちらも同じ時間で360度回ります。

 円のうちの方の距離は円周と同じで直径×π(3.14)です。

 それに対して、半径の真ん中にいる点の速度は、直径×π×1/2になりますね。短いのです。

 同じ時間走って、距離が短いのは速さが遅いということです。
Corioli1.jpg

 つまり、速度は円のふちの方より、内側の方は遅くなるのです。

 外側が速くて、内側が遅くなる、ということが理解できたでしょうか。

 さて、前の記事の、ガリレオの相対性理論で、並んで走りながら、バスケットボールをパスする場合です。

 速い人が遅い人にバスをすると、ボールは前のほうに進んでしまうのでしたね。

 円盤に戻ります。

 円盤の外側の人が、内側の人にボールを投げたとします。

 内側の人は進むのが遅いので、ボールは右にそれてしまいます。
Corioli2.jpg

 これが「コリオリの力」です。

コリオリ‐の‐ちから【コリオリの力】
回転体上を運動する物体に働く慣性の力。回転軸と物体の速度の向きとの両方に垂直に働き、物体の速度の向きを変える。台風の進路が、地球の自転のために曲がるのはこれによる。1828年、フランスの物理学者G=G=コリオリが提唱。コリオリ力。転向力。偏向力。
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]



 逆を考えます。

 前の記事のガリレオの相対性理論で、遅い人からのパスは、速い人の後ろの方に行ってしまうのでしたね。

 円盤に戻ります。内側の人が外側に向かってボールをパスすると、右にそれてしまいます。
Corioli3.jpg


 これも「コリオリの力」です。

 つまり、反時計回りに回転している円盤上では、右側にそれていく、というコリオリの力が働くのです。

 この力は、働き続けるので、曲線をえがいて右に回ってしまいます。
 次のようになります。
Corioli4.jpg
Corioli5.jpg


 円盤上では,、コリオリの力が働き、右向きに曲がるようにボールが進むことが、理解できたでしょうか。

 次の動画は、とてもきれいにできているのでみてください。
ユーチューブにあったので、借りてきました。

コリオリ力 - Coriolis force - part 1


コリオリ力 - Coriolis force - part 2



 僕は、コリオリの力については、次のページを参考にして理解しました。
 いろいろ説明しているページがありますが、このページの説明がとても理解しやすかったです。

コリオリの力



 それを僕なりに説明してみました。



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