FC2ブログ
セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

直角と垂直の違いは
 直角と垂直の違いについて考えてみると、その区別がとても難しいことに気付きました。その境い目がはっきりしません。
 僕自身、2つの用語をとてもあいまいに使ってきたことに気付きました。

 実際、その違いがはっきりわからなくても、数学の問題は解けます。全く同じ意味だと思っても、学習には全く不自由ありません。
 ただ、問題を作る場合には、その2つの用語は使い分けなければいけません。

 それで、強引にその区別をしてみます。

 まずは Goo辞書から2つの意味を書きます。

ちょっ‐かく〔チヨク‐〕【直角】 [名・形動]垂直に交わる二直線のなす角。90度の角。また、その角度をなしているさま。「T字路を―に曲がる」



すい‐ちょく【垂直】 [名・形動]
1 まっすぐに垂れ下がること。また、そのさま。「―な線を引く」
2 水平面・地平面に対して直角の方向を示すこと。また、そのさま。「がけが―に切り立つ」
3 数学で、直線と直線、直線と平面、平面と平面とが直角に交わること。



 これを読んでも何にもわかりませんね。

 いろいろ考えて、ひねり出しました。間違えていたら、ご指摘ください。

 「直角」というのは 90度のことです。角の大きさだと考えていでしょう。

 だから「∠Aの角度はいくらですか」に対しては、ふつうは「90度」と答えるでしょうが、それを「直角」と答えてもいいのです。

 しかし、それに「垂直」と答えてはいけません。

 直角というのは、 90度という角の大きさが中心的意味です。

 それに対して、「垂直」というのは2つの直線(平面が入る場合もありますが、ここでは直線だけを考えます)の関係です。

 「直線mと直線nの関係は?」と問われたら、「垂直」と答えなければいけません。ここでは、「直角」はよくありません。

 例えば、2つの直線の関係に「平行」というのがありますね。

 この「平行」と同じレベルにあるのが垂直です。

 問題で「直線mに平行な直線はどれですか、また垂直な直線はどれですか」という言い方はいいです。

 しかし「平行な直線はどれですか、また直角な直線はどれですか」という言い方は間違いです。

 直角にまじわっている2つの直線の関係が、垂直だということです。

 このように極端なところで考えれば
 角の大きさに着目した時が「直角」、
 2つの直線の関係性に着目した時が「垂直」ということです。


 セルフ塾のブログの小学算数に関する記事をまとめて出版しました。


スポンサーサイト



Copyright © セルフ塾のブログ. all rights reserved.