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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「ひとりで学べる」は、解答に詳しい解説がなくても「ひとりで学べる」
Amazon で カスタマーレビューをいただきました。


「ひとりで学べる算数 小学5年生」 にアマゾンカスタマーレビュー

レビュー対象商品: ひとりで学べる算数 小学5年生 (朝日小学生新聞の学習シリーズ) (単行本)

ここのレビューだけで購入してしまったので、ちょっと思っていた参考書と違いました。

問題集同梱の解答には解説はありません。
ウェブのファイル配信のものを聞かなければいけません。
ひとりで学べるというタイトルがこの時点で微妙な感じだと思いましたが。

問題集で、基礎から少しずつステップアップしていくので、その都度例題と解説があります。

なので、計算問題は解説なしでも問題ない感じですが、図形の解説は回答に記載してあると良かったです。



 基本的には評価していただいて、うれしく思っています。

 ただ 図形の問題では、解答に解説があればもっとよかった、それによって 一人で学べるようになるだろうということですね。

 そのことに関して、弁明したいと思います。

 僕のこの「ひとりで学べる」は、解答で詳しい解説をすることによって ひとりでで学べるということではなく、それに至るまでに細かい階段をのぼっていくことによって、ひとりで学べる学習書にしているつもりです。

 「ひとりで学べる 算数 小学4年」の 面積の問題 を例に、どのようにして階段になっているのかを説明致します。

 拙著「ひとりでで学べる算数 小学4年生」をお持ちの方は、221ページから 223ページにかけてです。

 それ以前に 長方形や正方形の面積の求め方は詳しく学んでいます。

 221ページ「第8節」の 問1は次のようになっています。
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(1)(2)の答えの 和が(3)の答えになる、ということをここでは学びます。
 面積は足し算をして求めることが出来ることを学ぶのです。

  問2は、次のような問題です。
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 2つの長方形が組み合わさった 図形です。
 それぞれの長方形の面積は与えられています。
 それを足し算すれば、全体の面積が出るということを理解するのです。

 問3は次のような図形です。
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 マス目の図形です。二組の長方形の組み合わさった図形です。 そしてそれぞれの長方形の縦と横の辺の長さが与えられています。縦と横の長さをかけて 長方形の面積を求め、そしてその和を求め、全体の図形の面積を求めるのです。


 第9節にすすみます。
 第9節問1の図形にはマス目ではなく、長方形の 縦と横の長さが与えられた二組の長方形の組み合わさった図形です。
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 境目もきちんと与えられ、線が入っているので2つの長方形の 組み合わさあったものだということがはっきりしています。
 そして縦と横の長さが与えられているので、その長さをかけて それぞれの長方形の面積を求め、和を求めれば 全体の 図形の面積を求めることが出来ます。

 問2 も長方形の組み合わせた図形ですが、 境目が描かれていません。 それを自分で描いて、縦と横の長さをかけて、それぞれの長方形の面積を求め、全体の面積を求めます。
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 問3では、縦、または横の長さがすぐにはわからわからないようになっています。でも、そこは( )にしています。自分で( )の値を求めるのです。
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 かっこの横か縦の長さを求めて、そしてそれぞれの長方形の面積を求めていきます。

 第11節は まとめです。

 あまりヒントがありません。
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 でも、それまでの積み重ねで、階段をのぼってきているので、最終のこの節の問題でも自分でできるはずです。
 境目の線を引き、それぞれの長方形の縦と横の長さを考え、そしてその積を求め面積とし、そして全体の面積を求めればいいのです。

 問2は、3つの長方形の組み合わせです。
 それまでに、2つの長方形の組み合わさった図形の面積は求めてっきているいるので、3つなっても それほど苦労することがありません。
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 一般の問題集、参考書は、すぐにこの3つの長方形の組み合わさった問題を出していますね。それをぽっと出されたら、ひとりでできる生徒は少ないはずです。

 でも、ぼくの本では、それをすぐに出すのではなく、それにいたる階段をもうけているのです。

 もちろんこのような階段をもうけてはありますが、やはり難しい問題ではあります。

 しかし、一段一段登ることによって 最終の 難しい問題までたどりつくことができることが これまでの説明で分かっていただけるのではないでしょうか。

 このように 階段をもうけることによって、少しずつのぼっていき、難しい問題もこなせるように 工夫してきたつもりです。

 だから、最終の問題につまずく生徒のためには、詳しい解説をもうけるよりも、 それにいたる階段を復習させることが大切です。

 それまでの階段をもう一度 きちんと、一歩一歩上り直すことができれば、最終の問題もひとりでできるはずです。

 このように、解説は詳しくなくても、ひとりで学べる学習書に なっていると 僕は自負しています。


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