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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

プログラム学習書と仕事の原理

 以前 「分かるとけるできる中学数学」の欠点は ぶ厚いこと
「わかる解けるできる中学数学」の欠点は「分厚い」こと

 という記事を書きました。

 拙著「プログラム学習英語」「ひとりで学べる」シリーズ、「分かるとけるできる中学数学」は、プログラム学習の原理にもとづいて作っているつもりです。

 プログラム学習は、学ぶべき内容をできるだけこまかく分け、それを階段のように並べます。学ぶ者は、その階段を一段一段上ることで、 学習が進むと言うものです。

 このような方式であると、どうしても学習書はぶ厚くなってしまいます。

 ぶ厚い学習諸はやる気をなくしてしまいます。
 こんなにやらなければいけないのかと思って引いてしまうのですね。

 さて 中学3年の理科で「仕事の原理」について学びます。

 仕事の原理とは 次のとおり。

仕事の原理 【principle of work】
滑車や梃子(てこ)などのような道具を用いて仕事をしようとする場合に,力を小さくすることは可能であるが,仕事の量を軽減することはできない.


さて典型的な、斜面を引き上げる場合と直接まっすぐ上に引き上げる場合の仕事を考えてみます。

 まっすぐ上に引き上げる場合には、距離は短くてすみます。

 その代わり、力は 大きいなければいけません。力持ちでなければ、引き上げることができません。

 一方、斜面を引き上げる場合は、力が小さくてすむ代わりに、距離が長くなります。
 長く引き上げなければいけませんが、弱い力でも仕事はできるのです。

プログラム学習書は、斜面を引き上げる 仕事に似ています。
 一方、薄い学習書で学習をするのは、まっすぐうえに引き上げる仕事に似ています。

 まっすぐ上に引き上げる仕事は、短い時間で出来るでしょうね。
 でも、学習する能力がかなり高くなければできません。だれでもができる学習ではないのです。

 一方 プログラム学習で学習する場合、一段一段が とても低くなっているので、学習の能力がそれほど高くない生徒でも、のぼっていくことができます。

 学習するのが楽で、無理なくできるのです。

 山登りに例えてみます。
 ロッククライミングと緩やかな斜面を登る場合。

 垂直な絶壁を上るロッククライミングは、距離は とても短くてすみます。

 でも、体力も 技術もかなり必要とします。だれでもができるものではありません。

 それにくらべると緩やかな斜面は、歩く距離は長くなりますが、体力も技術もなくても、のぼっていくことができます。

 プログラム学習は、階段をこまかくこまかく分けているために、ぶ厚つくはなるのですが、誰でもが上ることができる 学習書なのです。

 急がば回れです。分厚くても、楽に学習ができるのです。
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