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「アルファベット」と「英語の文字(英文字)」

「アルファベットで書く」をGoogleで検索すると、

日本語をアルファベットで書く場合、「つ」はTSU、「こ」はKO、「り」はRIで合ってるのでしょうか?


日本人の名前をアルファベットで書く時・・・・


数字をアルファベットで書く場合と書かない場合・・・・


など、たくさん出てきます。

この文、おかしいと思いますか。

思わない人が多いでしょうね。ぼくも長い間、このような使い方をしてきました。

でも、ある日、国語辞書で「アルファベット」を引いてみたのです。

次は、ネット辞典「大辞林」からです。


アルファベット 【alphabet】

《ギリシャ文字のα(アルファ)、β(ベータ)から》字母表。特にラテン文字(ローマ字)の字母表。本来は西ギリシャ系の文字で、それが徐々に西欧世界に使用されるに至った。ABC。→字母表


そして、字母表を調べると、

じぼ‐ひょう 〔‐ヘウ〕 【字母表】
一つの言語に用いられる字母のすべてを、一定の順序に配列した表。アルファベットや五十音図などの類。


とあります。

つまり、アルファベットとは、一つ一つの英語の文字ではなく、それを順序よく並べた表なのです。

ABCDEFG・・・・XYZ  全体をアルファベットというようなのです。

日本語の「五十音」や「いろは」に対応したものです。順序があるのですね。

だから、上の例文は、「アルファベットで書く」ではなく「英語の文字で書く」「英文字で書く」としなければいけないということです。


「英語の文字」という意味で「アルファベット」を用いている例は、とてもよく聞きます。

「アルファベット」に「英語の文字」という意味がないのだろうか、とその他の辞書も引いてみました。

旺文社の標準国語辞典
「一定の順序に並べられた ローマ字の全体。英語のアルファベットは ABCから XYZまでの26文字」

学研の ジュニアアンカー 国語辞典
「ヨーロッパやアメリカで使われている文字を一定の順序で並べたもの。 英語ではAからZまでの26の文字。字母表」

三省堂の 新明解国語辞典
「[ギリシャ 字母の第一字アルファと第二文字ベータ] 一定の順序で並べられた ローマ字の字母表。 普通26文字。狭義では、ローマ字の第1,2を指し、日本語におけるイロハと同様、全ての文字を代表して表す」


小学館の現代例解辞典
「<ギリシャの文字の第一番目と二番目の字アルファとベータから> ギリシャ文字を基礎としてできた ラテン文字 ローマ字の全体。普通ABCDという一定の順に配列したものを言う」

ベネッセ 「チャレンジ 国語辞典」
「西欧諸国 の言語を書きあらわすために作られた文字。 またそれが一定の順序で並べられたもの。 英語では、AからZまでの26文字。(参考)ギリシャ文字の最初の字のアルファ(α)と第二番目の字のベータ(β)から出たことば。


とあります。

ベネッセ「チャレンジ 国語辞典」の説明「西欧諸国 の言語を書きあらわすために作られた文字」からすると、英語の文字と考えてもいいように思われます。

ただ、その他の辞典では、一致の順序で並べられたものとしています。

皆さんは「アルファベット」と「英語の文字(英文字)」を区別して使っていますか。

僕は国語辞典をひいてから後は、 区別して使うようにしています。

ただそうしなければいけないと言い張るつもりはありません。 どうなのでしょうか。

そして 英語では、それはキチンと 区別して いるのでしょうか。

Longman Online Dictionary
学習者向けロングマン英英辞典のオンライン版
で調べると、

al‧pha‧bet [countable]
a set of letters, arranged in a particular order, and used in writing
the Greek/Roman etc alphabet

とあります。

やはり、一定の順序で配列された文字のセット ですね。国語辞典と同じです。

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