『必』の書き順は、
、(点)→ノ(左払い)→し(そり)→ノ(左の点)→、(右の点)
ですね。
なぜ、あのような変な書き順なのでしょうか。
ネット上で調べると、台湾や中国ではまったく違う書き順なのがわかりました。
日本では、字の成り立ちによる書き順になっているそうです。
漢検、テストに出るので、ここは素直に日本式を覚える必要があります。
平凡社 白川静著「常用字解」の「必」の項には 次のようにあります。
ま
た、ネット上をさがすと、次のようにありました。
「八」と「弋」からなる、ということです。
「弋」は矛を意味し、「八」が装着した部分と考えていいでしょう。
「水」の書き順のように、真ん中を書いてから、端を書くと考え、
「弋」→「八」 となった。
ここまではいいのですが、「弋」の書き順は
一(右に長く、横棒)→し(そり)→、(点) です。
「必」の書き順とまったく異なります。
そこで、次のように推測しました。
「弋」の「一」がある時期に「ノ」に変化します。
「一」は左から右に書きますが、「ノ」は右上から左下に払います。
そのとき、『ノ」を書く前に「、(点)」を書いてしまった方が書きやすいとなったのではないでしょうか。「、」→「ノ」、つまり「ソ」にしたのです。
そう考えれば、「必」の書き順になります。
、(点)→ノ(左払い)→し(そり)→ノ(左の点)→、(右の点)
ですね。
なぜ、あのような変な書き順なのでしょうか。
ネット上で調べると、台湾や中国ではまったく違う書き順なのがわかりました。
日本では、字の成り立ちによる書き順になっているそうです。
漢検、テストに出るので、ここは素直に日本式を覚える必要があります。
平凡社 白川静著「常用字解」の「必」の項には 次のようにあります。
( 象形 文字) 兵器の戈(ほこ)・矛(ほこ)や鉞( まさかり)の頭部を柄(え)に装着する部分の形。必は [木必](本当は1文字:ひつ・え)のもとの字である。( 中略)
金文では「弋(かなら)ず」のように弋(よく)を用いるが それが[木必]の部分のもとの形である。
ま
た、ネット上をさがすと、次のようにありました。
漢和辞典を見ると 『必』という字は
[会意文字]
「八」ハツ・ヒツ(=分ける)
「弋」(=くい) とから成る。
「八」と「弋」からなる、ということです。
「弋」は矛を意味し、「八」が装着した部分と考えていいでしょう。
「水」の書き順のように、真ん中を書いてから、端を書くと考え、
「弋」→「八」 となった。
ここまではいいのですが、「弋」の書き順は
一(右に長く、横棒)→し(そり)→、(点) です。
「必」の書き順とまったく異なります。
そこで、次のように推測しました。
「弋」の「一」がある時期に「ノ」に変化します。
「一」は左から右に書きますが、「ノ」は右上から左下に払います。
そのとき、『ノ」を書く前に「、(点)」を書いてしまった方が書きやすいとなったのではないでしょうか。「、」→「ノ」、つまり「ソ」にしたのです。
そう考えれば、「必」の書き順になります。
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