僕は普段の学習はできるだけ本物の学力をつけることにこだわっています。つまり内容を理解しながら、一歩一歩体系的に学習を進めることです。
でも、入学試験、漢字検定、英語検定などでは、合格することが目的になります。
そのような時には本物の学力は横に置いて、合格するための勉強を生徒にはさせました。
本物の学力がつけば合格できるだろうというのは理想論です。そうはいきません。
試験というのには偏りがあります。試験に出る問題と試験に出ない問題があるのです。
だから合格するためなら、試験に出る問題を解けるようにする必要がありますが、試験に出ない問題はやる必要が無いのです。
それではどうすれば試験に出る問題がわかるのか。
それは過去問題をすればいいのです。
過去問題は実際に過去に出た問題です。全く同じ問題が出ることはないのですが、それに傾向が似た問題が毎年出されます。
だからそれをやれば、どんな問題が出るのかわかるのです。
僕は高校受験生の夏休みには過去問題に取り組ませました。2次関数、三平方の定理など、まだ学校では学んでない問題もよく出ます。
こんなに難しいのかと落胆する生徒が多いです。でもこれが入試問題だというのを学ばせるのには良かったと思っています。
さて、野口悠紀雄著「『超』集中法」には
次のようにあります。
僕の考えと似ています。
これを読んで僕の考えも間違えではなかったと確信しました。
でも、入学試験、漢字検定、英語検定などでは、合格することが目的になります。
そのような時には本物の学力は横に置いて、合格するための勉強を生徒にはさせました。
本物の学力がつけば合格できるだろうというのは理想論です。そうはいきません。
試験というのには偏りがあります。試験に出る問題と試験に出ない問題があるのです。
だから合格するためなら、試験に出る問題を解けるようにする必要がありますが、試験に出ない問題はやる必要が無いのです。
それではどうすれば試験に出る問題がわかるのか。
それは過去問題をすればいいのです。
過去問題は実際に過去に出た問題です。全く同じ問題が出ることはないのですが、それに傾向が似た問題が毎年出されます。
だからそれをやれば、どんな問題が出るのかわかるのです。
僕は高校受験生の夏休みには過去問題に取り組ませました。2次関数、三平方の定理など、まだ学校では学んでない問題もよく出ます。
こんなに難しいのかと落胆する生徒が多いです。でもこれが入試問題だというのを学ばせるのには良かったと思っています。
さて、野口悠紀雄著「『超』集中法」には
次のようにあります。
私は大学では応用物理学を勉強したのですが、4年生になってから、経済学の勉強をしたくなり、経済学の知識を持っていることを示すために、公務員試験の経済職を受けました。
毎日遅くまで研究室で実験を続けなければならなかったので、厳しい時間的制約のもとでの独学です。
そこでどうしたかというと、公務員試験の過去問題を見たのです。経済学に関する知識がゼロの段階で教科書を最初から順に学習するのではなく、過去問題だけを見ました。
そして経済学辞典を買ってきて、専門用語(例えば「価格弾力性」というような日常用語でないもの)を引き、意味を勉強しました。
(中略)
体系的に学問を極めようとするのではなく、試験に通ることだけが目的なら、過去問題で勉強するのが最も効率的です。
この方法は程度の差こそあれ、誰もがやっているでしょう。運転免許の試験で交通法規を全て覚えるのは大変です。
しかし、過去に出題されたことを勉強すれば大抵は通ります。
僕の考えと似ています。
これを読んで僕の考えも間違えではなかったと確信しました。
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