セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「『学力』の経済学」批判・・・目の前か、人生か
 「『学力』の経済学」を読んでいます。

 この本では、長期的な調査をしたデータを示しているものもありますが、ほとんどは直後の結果です。

 僕は、「なぜ」そうなるのかをわかる学習を、進めてきました。

 なぜ、分数×分数は、分子と分母をひっくり返してかけるのか
 なぜ、負の数×負の数は、正の数になるのか

 そういうことを、理解させてから、計算ができるように指導してきました。

 学校の成績を上げるためなら、そういうことはやる必要はないでしょうね。

 そういうことを理解するのに時間を費やすより、
 ただ、掛け算では分子と分母をひっくり返してかける
 負の数かける負の数は正の数だ
 理由は知らなくていいから、そのまま覚えなさい、
 と言って、ひたすら計算練習をする指導の方が成績は上がるはずです。

 また、僕は塾の時間に「読書」を入れました。読書をする習慣をつけてほしいと思ったからです。

 国語の成績を上げるためには、その単元で習っている文をつかった問題集を解いたほうが、効果があります。
 読書の習慣などというのは、テストの結果には直結しないことは僕でも分かります。

 僕のような指導では、「実験の結果、効果がない」という烙印が押されるでしょうね。

 僕が、このような指導をしているので、中には不安を感じる生徒がいるようです。

 他の塾では、毎日がテスト対策のようなことをしているのですから。

 それで、
 「Yojiさん、セルフ塾は入試に強いんだよね」と確認されたことがあります。

 目の前のテストでは思うように点数が上がらなくても、入試に勝てばいいのだ、ということを自分に言い聞かせたいのでしょう。

 僕はそういう時に
 「セルフ塾は、あなたの人生のために強いんだよ」と答えるようにしていました。

 目の前のテストよりも、人生に役立つ「学力」をつけさせたいと思っていたのです。

 このような僕のような指導は「『学力』の経済学」ので述べられているような実験では「効果がない」ということになるでしょう。

 2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典・東京工業大学栄誉教授は、
「未来のため基礎的な研究を支える社会になってほしい」と語った

 そうです。

 目の前にすぐ結果が出る研究より、未来のために基礎的研究を重視すべきですね。

 実験によりデータもいいのですが、そのあたりも考えてほしいです。
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「『学力』の経済学」批判・・・教員研修に効果はあるのか
 「『学力』の経済学」を読んでいます。
 第5章は「”いい先生”とはどんな先生なのか?」です。

 引用します。

  少子化が進んでいく中では、少人数学級によって、教員の「数」を増加させることよりも、教員の「質」を高める政策の方が教育効果や経済効果が高い可能性があるのではないでしょうか。
(中略)
 最近の研究に限ってみれば、教員研修が教員の質に与える因果関係効果はないという結論が優勢です。
(中略)
 教員の質を上げる方法があります。元々の能力が高い人を採用すれば良いのです。
(中略)
 なるべく能力の高い人に教員になってもらうには、どうしたらいいのでしょうか。経済学者に聞けば、真っ先に提案されるであろうシンプルな方法は、教員になるための参入障壁をなるべく低くする、つまり教員免許制度をなくしてしまうということです。



 つまり、今いる教員に研修を受けてもらっても質は高くならない、
 だから能力の高い人が教員になればいい、
 そのためには教員免許をなくせばいい、
 というのです。

 ぼくは、学校の教師になったことがないので、よくわからないところもありますが、 それでいいのかなというのが、僕の考えです。

 質の高い人が教員になるということには賛成です。

 それでも今いる教員もかなり力を持ってはいると思います。
 教員免許をとるには、けっこう大変です。地域にもよりますが、教員になるための倍率はかなり高いです。そこを通り抜けてきた人たちです。

 その人たちが勉強をして、質を高めていくこともできるのではないでしょうか。

 どんな職業人でも、最初からよくできる人はいません。
 経験を積み、勉強をして、自己をみがいてこそ、いい職業人になれるはずです。

 学生が勉強をしたが、学力は上がらなかったという場合、
 それでは勉強しなくてもいいということにはならないでしょう。

 どのような勉強をしたのかということが、次に問題にしなければいけません。

 研修によって教員の質が上がらなかった、という場合には、どのような研修が行ったら駄目なのか、そして他の方法はないのかなど、いろいろ方法を考え、そのそれが効果があるのかどうか試してみることが必要ではないでしょうか。

 確かに、なんとなく研修を受ければいいという雰囲気があるのかもしれません。

 そうではなくて、どのような研修にすればいいのか考えていけば良いのではないでしょうか。

 そして研修を受けるだけではなく、自分で 勉強をする。いつでも良い教師になるための努力をする、ということが必要でしょう。

 僕ならそういうふうに考えますがどうでしょうか。

 ただ、いま教員は忙しすぎると言われています。
 自分を磨くための時間を確保してこそ、質の良い教員は育つのだと思います。

「『学力』の経済学」批判・・・少人数学級には効果があるのか(3)
 「『学力』の経済学」の著者中室牧子さんは、少人数学級は導入すべきではないという考えです。

 この本にあるように、

 日本の教育に対する政府支出は、国際的に見て低い水準にあります。
その日本の公的教育支出の対GDP比を現状の3.5%から先進国の平均である5%並みに上昇させるとすると、約7兆円の財源が必要になる、と言われています。



 しかし、少人数学級のは効果が小さい。(それについては前回までで述べました。)

 そして、日本が現在財政赤字になっている、つまり借金が大きいということです。

 国の財政を考えると、少人数学級にするためにお金をかけてはいけないと言っているのです。

 確かに、国の借金は大きな問題です。何とかしなければいけませんね。

 でも、そのために教育費を減らすべきでしょうか。
 僕はそうではないと思います。

 まず軍事費を減らせばいいです。現在、財政に対する軍事費はかなり大きいそうです。その軍事費を減らして、それを教育に回せばいいのです。

 それから、日本も格差が広がっていると言われています。
 貧乏人が多くなり、一方で大金持ちが多くなっているのです。
 大金持ちは、すごい大金持ちです。

 それは累進課税が緩やかになっているからです。
 大金持ちからの税金が少なくなっているのです。

 それを、70年代80年代並みの累進課税に戻せば財源はかなりえられるはずです。

 大金持ちに少しだけ日本日本国のためにお金を出してもらえばいいのです。

 これからの日本を作るためにも、子どもたちにはよい教育を受けさせるべきです。教育費を抑える必要はありません。



「『学力』の経済学」批判・・・..少人数学級には効果があるのか(2)
 アメリカコロラド大学のグラス教授とスミス教授が

1学期当たりの生徒数と学力の間には負の相関関係があり、特に1学級当たりの生徒数は20人以下となるのが望ましい
 という研究を発表しました。


 というのを前の記事を紹介しましたが、

 「『学力』の経済学」には、
 慶応技術大学の赤林教授らが行った実験結果が紹介されています。それによると次のようになったそうです。

 少人数学級の因果効果は、小学生の国語には学級規模が1人小さくなると偏差値が0.1上昇する効果が確認されていますが、小学生の国語以外の科目や中学生には効果が見られませんでしたという実験結果を述べています。


 それで

 少人数学級になると、きめ細かい指導ができるなどという根拠のない期待や思い込みで、財政支出を行うのは極めて危険だ


 と、著者の中村氏は述べています。

 それについて考えてみます。

 僕は、多人数学級と同じような授業を行えば、少人数学級になっても学力は上がらないのは当然だろうと思います。

 テレビが変わってきましたね。
 以前のテレビは一方的な放送でした。テレビ局が番組を流し、視聴者が受け取るだけです。

 それが、デジタル放送になり、テレビがインターネットに繋がるようになりました。

 視聴者の意見がテレビに反映されるようになりました。アンケートもすぐにとることができるようになっています。

 双方向性の番組ができるようになったのです。

 少人数学級になると、そういうことが可能になります。

 先生が黒板の前で話し、それを生徒が受け取るという一方向性の授業ではなく、生徒がどの程度できるのか、生徒の進み具合を、少人数になると先生は見ることができるようになります。

 つまずきにすぐ気づくようになるはずなのです。

 でも多人数授業に慣れている先生は、少人数学級でしかできない授業授業にはまだ慣れていません。

 そのノウハウもこれから一つ一つ築き上げていくべきでしょう。

 今単純に多人数と少人数の学級のを比べても差がないのは当然なのです。

 少人数でしかできない授業をこれから築いていけば、学力の向上が望まれるのではないでしょうか。

 それは「根拠のない期待や思い込み」だとは思われません。

 そういうところまで見据えて実験を行わないといけないのではないでしょうか。

Yoji著「適材適所記憶術 中学英単語」をAmazon Kindleから電子出版
 Yoji著「適材適所記憶術 中学英単語」をAmazon Kindleから電子出版しました。




英語が上達するためには、何よりも英単語を覚えることです。英単語を記憶して、記憶して、記憶するのです。英単語を覚えなければ、何にも始まりません。
 それで、英単語を覚えるために、いろいろな方法が考え出されました。
 この本で取り上げた、カタカナ語記憶術、語呂合わせ記憶術、和英まじり文記憶術、暗記英文記憶術、コア記憶術、語源記憶術などです。
 カタカナ語記憶術は、日本語になった英語を利用する記憶術です。ピアノ、バスなどはもともと英語です。でももうすっかり日本語ですね。こういうカタカナ語は、読めるようになり、確認するだけで、単語を増やせたことになります。
 しかし、この方法は日本語になった英単語にしかつかえません。日本語になっていないのは別の方法で覚えるしかありません。
 語源記憶術は、その単語がどのようにしてできたのかによって覚える方法です。teacherは、「教える」という意味のteachと、「人」あらわすerでできた単語です。「teach(教える)er(人)」なので、teacherは「教師」です。
 この方法はなかなかすぐれた記憶術です。「人」あらわすerを覚えれば、singer(歌手), player(選手), writer(作家)などもすぐに覚えられます。
 しかし、この記憶術は、teach, singなどの基本単語を覚えていなければ使えません。
 このように、それぞれの記憶術には一長一短があります。
 それで、この単語はこの方法で、別の単語は別の方法で覚える、という工夫が必要です。つまり、適材適所です。それぞれの単語に適した方法で記憶するというのが「適材適所記憶術」です。
 「適材適所記憶術」で、中学で学ぶ基本中の基本の英単語をまず覚えて、英語を得意になってください。

目次
(まえがき) 2
第1章 カタカナ語記憶術 5
第2章 語呂合わせ記憶術 39
第3章 和英まじり文記憶術 44
第4章 暗記英文記憶術 58
第5章、コア記憶術 62
第6章 語源記憶術 82
第7章 熟語成り立ち記憶術 112
第8章 パターン別過去形記憶術 124
第9章 型別過去分詞記憶術 129
第10章 不規則名詞記憶術 136
第11章 テストで確認記憶術 137

「『学力』の経済学」批判・・・少人数学級には効果があるか?
 「『学力』の経済学」について考えています。
 きょうは少人数学級について。

  米国のテネシー州政府が行った実験が紹介されています。

 1学級あたりの生徒数と学力の間には、負の相関関係があり、特に1学級当たりの生徒数は20人以下となるのが望ましい、という研究を発表しました。

 少人数学級には学力を上昇させる因果効果があったことが示されています。


 (ただし)

 少人数学級は学力を上昇させる因果効果はあるものの、他の政策と比較すると費用対効果は低い政策であることも明らかになっています。


 つまり少人数学級にすると学力はあがるが、お金がかかりすぎるということです。

 さて別の実験、アフリカのマダガスカルで行われた実験では、

 子どもと親(=処置群)は家計調査から学歴と年収のデータを用いて算出された教育の収益率を知らされました。
 そして5ヶ月後、教育の収益率の情報を知らされた子ども達は、知らされなかった子ども達(=対照群)よりも学力が高くなったことが示されています。


 この実験は、親や子どもたちが、教育の価値を過小評価している場合、正しい教育の収益率を知る、つまり、教育を受けることの経済的な価値に対する誤った思い込みを正すだけで、子どもの学力を高めることができることを、示唆しています。

 簡単に言えば、教育をすれば、将来給料の高い職につけることを子どもや親に知らせると、学力があがる、ということです。

 さて、次が問題です。

 これは「子どもの能力を開花させるために、少人数学級や子ども手当などのようにお金のかかる施策はを行う必要は全くなく、
 少ない費用で高い効果を発揮する政策がある」ということを示した素晴らしいエビデンスベンツです。


 とあります。

  簡単に言うと、
 少人数学級にすると効果はあるが、お金がかかりすぎる。
 一方教育を受けると将来給料が高い仕事につけるよ、と子どもと親に知らせると、学力が上がるということ。
 その結果から少人数学級にする必要はまったくない、情報を与えればいい

 と言っているのです。

 まず、僕が思うには少人数学級にすると効果があるのならお金がかかってもいいからやるべきだと思います。情報を与えて、そのうえで少人数学級にすればいいのです。

 その段階で「少人数学級は必要はない」というのはおかしな結論です。
 日本の政府は、他の国に比べると、教育にお金をつかっていないのですから。

 もう一つ、筆者も書いていますが、マダガスカルで行われた実験は、「親や子どもたちが、教育の価値を過小評価している場合」のことです。

 僕はアフリカのマダガスカルについては全く知識がないので失礼になるかもしれませんが、そこはまだ教育の価値を知っていないのです。

 そのようなところでは、教育に金をかけると、将来的には給料が高い職業について、その分十分に取り戻せるよ、というのを教えると、それなら勉強するか、と心を入れ替えてがんばるということですね。

 さて日本はどうでしょうか。
 日本は、「親や子どもたちが、教育の価値を過小評価している」国でしょうか。

 僕はそうは思いません。

 だから、そのような情報を与えられても、学力の向上につながるとは僕には思われません。

 「大学まで進学させると、給料の高い職業につけるよ」と教えると、
「そんなのもちろん知っているよ」という答えが返ってくるように思います。

 どうも、少人数学級を否定するための実験結果の紹介だとしか思われません。
 (明日に続きます )

「『学力』の経済学」批判・・・子どもはほめて育てるべきなのか
 「『学力』の経済学」について考えています。

 この本は、とにかくこれまで教育で常識だと思われていたことを、経済学の手法で覆すことを目的にしているように思われます。

 現在の日本では、「子どもはほめて育てた方がいい」というのが常識ですね。

 だから、それを覆さなければいけないのです。

 そのようなデータを探してきます。

 その結果、

 (ある実験によって)
 

学力が高いという「原因」が自尊心が高いという「結果」をもたらしているのだ、と結論づけたのです。
 学生の自尊心を高めるような介入は、学生たちの成績を決して良くすることはない
 「あなたはやればできるのよ」などと言って、むやみやたらに子どもをほめると実力の伴わないナルシストを育てることになりかねません

 実力が伴わないまま、「あなたはできるのよ」とほめても逆の効果しかないのです


 という実験のデータ結果を持ってきます。

 ほめたらいけないという結論を、まずもってきています。

 その後、立場を変えます。

 しかし、私は子どもをほめてはいけない、と言っているわけではないということはここで改めて強調しておきたいと思います。重要なのはそのほめ方なのです。


 ということで、ほめたほうがいいという話が始まります。

 子どもをほめる時には、「あなたはやればできるのよ」ではなく、「きょうは1時間も勉強できたんだね」「今月は遅刻や欠席が一度もなかったね」と具体的に子どもが達成した内容を上げることが重要です。


 という結論に達しています。

 要するに、教育の常識に落ち着いたのです。

 間違えたほめ方によるデータを持ってきて、まず常識を覆す。そして読者の関心を集めたら、やっぱり結論は常識に落ち着く、ということですね。

 中途半端にこの本を読んで、ほめるのは悪い、と読者が思わないことを願っています。

 なお、僕は、全くの実力の伴わないほめ方は問題でしょうが、基本的には「あなたは、やればできる」というほめ方は正しいと思っています。
 暗示の力というのがあるからです。

 この本の実験では、メールで「あなたはやればできる」というメッセージを送るという方法をとっています。

 もっと子どもの状態をみながら「あなたはやればできる」というメッセージを伝えたらどうなるでしょうか。

 もっと細部にわたる実験の比較が必要なのではないでしょうか。

 マイケル・マハルコ著「アイデアのおもちゃ箱」の7ページに、次のようにあります。


 最近、ある大手出版社のCEO(最高経営責任者)が、編集やマーケティングの部員に創造性がないことを気にかけていた。彼は創造的な社員と創造的でない社員の違いは何なのか、と思い、心理学者に調査を依頼した。

 社員を1年間にわたって調査をした結果、
創造力のある人とない人を比べると,ひとつだけ違いがあった。それは創造力のある人は自分を創造力があると思い,ない人はないと思っているということであった


 僕は塾で勉強を見ていましたが、子どもたちの中には、少し複雑な問題が出ると、もうすぐに諦める生徒がいます。考えようともしないのです。そういう子にそれがその問題が解けるはずがありません。

 自分には解けるんだと思わない限り、問題は解けるはずがないのです。

 学力が高いという「原因」が自尊心が高いという「結果」をもたらすでしょうが、逆に自尊心が高いという「原因」が、学力が高いという「結果」をもたらすこともあると思うのです。

「解ける」と思った人が「解ける」
 
できないと思ったら,絶対にできない

子どもをご褒美で釣ること「『学力』の経済学」批判
「『学力』の経済学」の第2章は「子どもをご褒美で釣ってはいけないのか?」です。

 この本の結論を簡単に言えば、「ご褒美で釣っていい」ということです。どのようにご褒美を使うかは書いてありますが、ここでは省略します。

 僕も、ご褒美でつることは必ずしも悪いことではないと考えています。

 勉強に何もやる気がない子どもを、どうにか勉強に向かわせたい。そういう時にはご褒美を使うというのも一つの手だと思います。

 ただ注意が必要なのです。

 古典的な実験があります。わかりやすさを重視し、正確さの点では不十分です。そのつもりで読んでください。

 猿にパズルを与えます。知恵の輪のようなものです。

 それを猿は一生懸命にそれに取り組みます。サルにも知的好奇心があるのです。何回も何回も繰り返し行います。

 次に、その猿にパズルができたらご褒美を与えます。餌をあげるのです。すると、パズルをする回数が増えるのです。やる気になるのですね。

 次の段階が問題です。
 パズルができても、ご褒美の餌をあげないことにするのです。
 すると、直後はご褒美の餌を目当てに、さらに多くするのですが、そのうちにパズルを解くことをまったく止めてしまうのです。


 褒美の餌がないとパズルをもうやらないということです。


 学習塾をやっていたころ、生徒にちょっとしたお手伝いをお願いすることがありました。例えば、プリントの綴りなどです。

 それをお願いした時に、
 「これをやったら、いくらもらえるの?」という子がいます。何か仕事をしたらご褒美が欲しいということなのですね。

 家庭でも分担して仕事をしたら、お金がもらえるのかもしれません。

 ボランティアで、だれかのためにするのではなく、お金(もの)といった対価がないと動かない子です。

 外国では、チップ制度がありますね。チップのために動くようなものです。

 勉強にしてもそうです。

 ご褒美にお金などがもらえるとなると、ご褒美がない時には勉強をしなくなる可能性があります。必ず何か対価を求めるのですね。

 この「『学力』の経済学」では、アンケート調査で
 「ご褒美が子どもの一生懸命勉強をするのが楽しいという気持ちを失わせてはいなかったのです」という結論に達しています。

 でも、ご褒美で勉強をさせ続けてきた子どもが、ご褒美がなくなった時にどうなるのか、という実験はやっていないようです。
 そうすればどうなるのでしょうか。

 僕は
 ご褒美になれた子どもはご褒美がなければ勉強しなくなるのではないか

 と仮説を持っています。

 僕は実践家であって研究家ではありません。だから悪くなるかもしれないような実験をやるつもりはありません。

 だからご褒美は使うことにとても慎重でした。

 人道的に反しないように、それがどうなるのか誰か実験してもらえたらと思います。

 付け加えます。
 第2章に「目の前にニンジン作戦を経済学的に紐解く」という節があります。

 その結論として
 人間にはどうも目先の利益が大きく見えてしまう性質があり、それゆえに遠い将来のことなら冷静に考えて賢い選択ができても、近い将来のことだとたとえ小さくともすぐに得られる満足を大切にしてしまうのです」

 とあります。

 これは心理学の常識です

 また「明日の百より今日の五十」ということわざもあります。大昔からこのようなことは当たり前のこととして言われてきたことなのです。

 「経済学」というのをわざわざ出す必要はありません。

 以下は、このブログにぼくが書いた記事です。

金銭の約束、やる気そぐ? 脳活動の記録でも判明・・アンダーマイニング効果

きょうの50より,明日の100

即時フィードバックの原理



経済学者でなくても。相関と因果関係の違いはわかる・・・「『学力』の経済学」批判
 昨日の続きです。

 とにかくこの本は「経済学者」が優れているというのを前面に出した本です。

 第1章の「他人の成功体験は我が子にも活かせるのか」は12ページの章になっていますが、そのなかに実に13回も「経済学者」という言葉が使われています。
1ページにおよそ1回です。それには「教育経済学者」も含まれています。

 そして、その他に「経済学」という言葉が5回あります。

 経済学者が、どうこうしたという話になっています。

 この「経済学者」を「心理学者」に替えてもほとんど問題はないと思います。

 経済学者にしかできないことではないのです。

 例えば20ページに

「経済学者がしているもうひとつのこと、それは、「どういう教育が成功する子どもを育てるのか」という問いについて、その原因と結果、すなわち因果関係を明らかにすることです。


 とあり、「相関」と「因果関係」は違うのだということが述べられています。

 ぼくは、2009年7月にこのブログに
「相関」と「因果関係」

 を書きました。

 相関と因果関係は違うのだというのを書いたのです。

 僕は、もちろん経済学者ではありません。そして心理学者でもありません。単に、大学で心理学を専攻していただけです。

 学者でもない僕でさえ、相関と因果関係というのは違うのだというのは理解していたのです。

 経済学者だからというのを全面に出す必要は全くないのです。


「『学力』の経済学」は「『学力』の統計学」
 教育経済学者中室牧子の著作「『学力』の経済学」を読みました。本の帯には「22万部突破」とあります。よく読まれているのですね。
 面白かったです。


 ただ、この本にはいくつも、これでいいのかなと思うところがあります。
 それを何回かに分けて書いてみたいと思います。

 まず本の題の「『学力』の経済学」。なぜ「経済学」なのかです。

 「経済」を辞書で引くと、
人間の生活に必要な物を生産・分配・消費する行為についての、一切の社会的関係。転じて、金銭のやりくり。

とても簡単に言えば、お金の流れのようなものが経済だと思っています。

 その経済の学問が経済学です。それと「学力」がどうかかわっているのか。
 そう思いながら、読み始めました。

 第1章の「他人の成功体験は我が子にも活かせるか」を簡単にまとめてみます。

 どこかの誰かが子育てに成功したからといって、同じことをしたら自分の子どもも同じように成功するという保証はどこにもない。
 教育の効果は数値化が可能になってきている。
 教育の分野でも、因果関係を明らかにする手法としての実験を行うことが必要。
 そこから得られたデータをもとにして、科学的根拠に基づく教育を行うことが必要である。


 僕は、以上のことに100%賛成です。
 教育においても実験を行い、そしてデータを集めて因果関係を明らかにし、そしてそれを教育に活かすことが必要です。

 ただ僕がこの本で読んで思うのは、そのような実験をしてデータを集めるのは、経済学の手法だ、ということで、この「『学力』の経済学」としているようだ、ということです。

 僕は大学で心理学を学びました。
 心理学でも、実験をしてデータを集め、科学的な因果関係を明らかにすることを行います。

 統計学もだいぶ学びました。
 データを処理するために電卓も買いました。ぼくが大学3~4年のころ(1975~76年ごろ)、電卓がやっと庶民にも手が届くようになったころで、3万円ほどの電卓を買った覚えがあります。

 ぼくは途中で挫折してしまったのですが、コンピュータの授業もありました。

 データ処理が心理学でも必要だったのです。

 心理学の授業では、論文をよく読みましたが、実験の論文です。

 この本の最後に「ランダム化比較試験」について書いてありますが、まさにそのようなことを心理学でも行っていたのです。

 実験を行いデータを集め、そして統計学的な結論を求めるということはは経済学に限らないのです。

 だから「『学力』の経済学」というよりは、まだ「『学力』の統計学」とすれば、納得がいきます。

「適材適所記憶術 中学英単語 の発音記号」のつづき
 jogさまから、きのうの記事「適材適所記憶術 中学英単語 の発音記号」にコメントをいただきました。

『適材適所記憶術 中学英単語』拝見させていただきました
素晴らしい内容ですね。この蓄積は宝物ですね。
「 ð 」はLaTeX用のTIPAのソースでもdhなのですごく覚えやすくて納得です。
ここからは私の勝手な感想です。
一般的な発音記号を将来触れた時にスムーズに移行できるように以下のようにしてはいかがでしょうか。
★アクセント記号は左側に付ける
Longmanでpresentを見るとˈprezəntとあります。pre'zentはpr'ezentとする。
★大文字を使う
独自の発音記号は区別できるようにしておくとよいと思います。
jumpは[J'ʌmp]とする。
差し出がましいコメントで申し訳ありません。お許しください。


 
『適材適所記憶術 中学英単語』を見ていただいたようで、うれしいです。

 そして、貴重なご意見、ご提案をありがとうございます。
 jogさまは、英語にかなり詳しいようですね。英語の専門家なのでしょうか。

 「LaTeX用のTIPA」については、まったく知らなかったので検索してみました。

 TIPA は東京大学の福井玲さんが作られた IPA(International Phonetic Alphabet,国際音声記号;謂ゆる発音記号)のフォントです.


 とありました。一応、納得。

 そのソースに[dh]が使われているのですね。
 同じように考えている人もいて、とても心強く思います。

 ★アクセント記号は左側に付ける
 というご意見。

 採用させていただこうと思います。
 Longmanでは、アクセントのある音節の前に(ˈ)がついているのですね。
 でも、ぼくが教わったアクセントの記号は母音の上についています。

 PCで、母音の上につけるのは面倒だったので後ろにつけたのです。
 少しでもLongmanに近づくのなら、jogさんのご提案に従いたいと思います。

 「独自の発音記号は区別できるように大文字を使う 」にも、なるほどと感心しました。

 ただ、少し検討させてください。

 jogさんのご意見ももっともですが、ぼくは目立たないようにした方がいいのではないか、とも思います。

 この本を使う生徒はたぶん、発音記号ではなく、カタカナ発音を読むのではないでしょうか。ぼくは入門時には正確な発音でなくてもかまわないので、それでいいと思っています。

 大文字にすると、かえってそこに目が向いてしまわないでしょうか。また、大文字はアクセントのあるところと勘違いしてしまわないでしょうか。
 もう少し、考えたいと思います。

 


 jogさまから、コメントをいただきました。ここに貼り付けます。
 jogさま、再度のコメント、ありがとうございます。
ご謙遜なさっていますが、とても立派な高校教師だと推察いたします。
貴重なご意見、よく考えてみます。カード版というのも、ぼくができるかどうか分かりませんが、検討したいと思います。
引用ミスは、こちらで修正いたします。
 

拙いコメントを拾っていただき、ありがとうございます。
高校の英語教員をしています。
英語の知識も能力も普通程度だと思います。
いや、最近は優秀な若者が増えてきているので、平均以下かもしれません…。

授業教材等を作成するのにワープロソフト以外にLaTeXを使うことがあり、発音記号はTIPAを用いています。
そのTIPAを使用していて、今まで何も考えることなく[ ð ] を出力するのに“\dh”を入力してきたんですが、「thの濁音だからdh」という考え方をしたことがなく、「そうだったのか!」と目から鱗が落ちた感じで、頭をすっきりさせることができました。

アクセント記号に関して補足させていただくと、LongmanやOxfordなどの英英辞書の電子辞書版やオンライン版では左側に付けてあるのをよく見かけます。
ちなみに、LaTeXのTIPAの場合は左側に“\'”を付ければいいだけです。

大文字については、おっしゃるとおり他とのバランスが悪くなって、見栄えも損なわれてしまいますね。

英語学習の初心者にとって、[ ʃ ]が[ sh ]、[ ʤ ]が[ j ]、[ j ]が、[ y ]、[ Ɵ ]が[ th ]、[ ʧ ]が[ ch ]、[ ŋ ]が[ ng ]、[ ð ]が[ dh ]であることは大変親しみやすいと思います。
それでもカタカナも発音補助の主となるのであれば、発音記号は一般的なものに戻してもいいのかも…と感じます。

立ちはだかる問題は辞書に載っているような発音記号をどのように入力するか…だと思います。
発音記号用のフォントを入れるか…、jpgなどの画像にして貼り付けるか…などありますが、LaTeXでTIPAを用いるのも一考する余地はあると思います。

LaTeXは超マイノリティかもしれませんが、その利点として発音記号のことだけでなく、同じパターンの繰り返しが得意である点が挙げられます。
具体的には「適材適所記憶術 中学英単語」の各単語を一般書籍のイメージではなく、パソコン画面に表示させる単語カード版に変えることを考えた場合、省力化が可能です。
単語カード版にすることでさらに活用の場が増えると思います。

もしLaTeXを導入されるのであれば『[改訂第6版] LaTeX2ε美文書作成入門』(奥村 晴彦氏・黒木 裕介氏)がお勧めです。






jogさまから、またコメントをいただきました。ここに貼り付けます。

LaTeXパラドックス
LaTeXパラドックス…というのがあります(私が勝手に作った言葉ですが…)。

私「LaTeXを使うとこんなことができるよ」
同僚「便利そうね。でもすごく難しそう…」
私「インストールとか設定とかあるけど、いったん流れを作ってしまえば作業自体は簡単だよ。それで短時間で教材を作ることができるんだ」
同僚「そんなに簡単で短時間でできるのなら、教材作りはあなたにお任せね」

…ということで、前置きが長くなりましたが、LaTeXによるカードのサンプルを作ってみました。
Adobe Readerなどで1画面1ページ表示で改ページしていくとパワーポイントのアニメーションみたいな感じで見ることができます。

\def\num{1}
\def\eng{piano}
\def\ipa{pi\'\ae nou}
\def\kat{ピ{\gt エァ}ノウ}
\def\jap{ピアノ}
\def\kai{ローマ字は習いましたね。\\ piano はローマ字読みすると、[ピアノ] 。そうです。pianoは「ピアノ」のことです。\\ もう1つは覚えました。\\ ただ、発音は [ピエァノウ]という感じです。}
の部分を単語分作れば表示切替の方はLaTeXがしてくれます。



jogさま
 コメント、ありがとうございます。
 「LaTeXパラドックス」おもしろいですね。

 これならぼくでもできそうな気がします。
 いま、漢字の学習書、中学数学の改訂など、やりたいことがあります。
 それらが一段落したら、トライしてみたいです。


適材適所記憶術 中学英単語 の発音記号
 Yoji著「適材適所記憶術 中学英単語」の発音記号は、一般に認められているのではなく、ぼくが考えたものがいくつか入っています。英語入門者に入門しやすくするためです。 できるだけ新しい記号(文字)を導入しないようにしたのです。そのつもりで読んでください。
 [ æ ][ ə ] [ ʌ ] [ ɔ ] [ ː ] はそのまま使います。

 まず、アクセント記号について
 この本ではアクセントのしるしはアクセントのある文字の右横に(')をつけました。

 それで、next は [ne'kst ネクスト] になっています。これはパソコンで入力しやすいからです。
 
[ ʃ ] は、そのまま[ sh ] で表します。だから、dish [di'sh ディシュ]
 [ ʤ ]は、[ j ]。Japan[jəpæ'n ヂャペァン]
[ j ]は、[ y ]。young [yʌ'ng ヤング]
[ Ɵ ] は、[ th ]。thank [th'ænk せァサンク]
 [ ʧ ] は、[ ch ]。lunch [lʌ'nch らンチ]
 [ ŋ ] は、[ ng ]。song [sɔ'ng ソング]
[ ð ] は、[ dh ]。with [wi'dh ウィず]
  これは説明が必要ですね。[ ð ] は[ Ɵ ]のにごった音です。[ Ɵ ] =[ th ]、[ t ]のにごった音は[ d ]。だから、[ ð ]=[ dh ]としました。

格安スマホにして困ること
 格安スマホの Simカードを使うようになって、だいぶなります。1年余りでしょうか。

 その間、ほとんど困ったことはありません。
 支払う料金がだいぶ少なくなったので助かっています。

 格安スマホにできないことが一つあります。
 格安スマホだとドコモなどの携帯電話のメールが使えないのです。(調べると、格安スマホでも使えるのがあるようです。詳しくは知りません)

 僕は、通常はヤフーメールを使っています。
 スマートフォンからも Yahoo メールで送信も受信もできます。

 だから、ほとんど困ることはありません。

 ただコンピューターからのメールを拒否する人がたまにいるのです。最近友人にメールすると跳ね返ってきました。

 迷惑メールだという事で受け付けないような設定をしているのでしょう。

 ドコモのスマホを使っている頃は、ドコモのメールを使って送信すれば受け取ってくれたので問題はなかったのです。

 ところが今はそれが出来ません。

 SMSを使うのですが、文字数が限られるので面倒です。

 妻は、まだドコモの携帯電話を使っています。
 それに送信して、そこから転送という形で友人には送ることもあります。

 いずれにしろ面倒です。

 まあその程度の困ったことです。基本的には、格安スマホにしてよかった。

スマートフォンを見ながらシステムの復元
 昨日、パソコンの調子がかなり悪いのでシステムの復元を行いました。

 システムシステムの復元は、本当にたまにしかやらないことです。操作の手順が頭の中にあるわけではありません。

 それで、インターネットで調べて、それに基づいて行います。

 昨日はスマートフォンで検索をして、その画面を見ながらシステムの復元を行いました。とてもスムーズに出来ました。

 スマートフォンって、こういう時にも便利だなと感じたものです。

 これまでは、パソコンでインターネットに繋ぎ、システムの復元を検索、でてきた手順を確認。

 でもパソコンのシステムの復元なので、画面を切り替えたりしなければいけません。

 メモ用紙にメモをしてやる手もありますが、面倒くさがりの僕は、できるだけ簡単にメモをするので、実際にやるときに何だったかわからなくなることもありました。

 それに比べると、スマートフォンを見ながら、それに沿って操作すればいいので楽でしたね。スマートフォンのこういう使い方もあるのですね。


Yoji著「適材適所 記憶術 中学英単語」を公開
Yoji著「適材適所 記憶術 中学英単語」を公開

 きのうは、
Yoji著「適材適所 記憶術 中学英単語」の件での問い合わせ
を書きました。

 WHY塾の原光浩さんから、ぼくの「適材適所 記憶術 中学英単語」について、問い合わせがあり、原稿を使いたいとのことでした。

 ぼくは、一太郎ファイルとワードファイルをヤフーボックスにアップロードして、使ってもらうことにしました。

 英単語の暗記に苦しんでいる中学生にとって良いのができたと思っています。

 それである出版社に売り込んだのですが、出版を断られてしまいました。それでそのままほっておいたのです。

 原さんからの問い合わせがあり、そのままにするよりも無料ででも多くの人に誰かが使ってくれればありがたいと思いました。

 それでここに公開することにしました。

 元々一太郎ファイルで作ったものです。それを、急遽きのうワード形式に変換して、アップロードしました。

 後で見直すと発音記号のところがきちんと変換できていません。
 昨日からその修正作業を始めました。

 できればそれが終わったら、 Amazon Kindle で電子ブック出版をしようと考えています。

 多くの人に使っていただければありがたいです。

 できれば紙の本で出版したいんですね。誰か紹介して頂ければうれしいです。
 
 ダウンロードは次から↓

Yoji著「適材適所 記憶術 中学英単語」(一太郎)

Yoji著「適材適所 記憶術 中学英単語」(ワード)




適材適所記憶術 中学英単語

(まえがき)

 英語が上達するためには、何よりも英単語を覚えることです。英単語を記憶して、記憶して、記憶するのです。英単語を覚えなければ、何にも始まりません。
 それで、英単語を覚えるために、いろいろな方法が考え出されました。
 この本で取り上げた、カタカナ語記憶術、語呂合わせ記憶術、和英まじり文記憶術、暗記英文記憶術、コア記憶術、語源記憶術などです。
 カタカナ語記憶術は、日本語になった英語を利用する記憶術です。ピアノ、バスなどはもともとは英語です。でももうすっかり日本語ですね。こういうカタカナ語は、読めるようになり、確認するだけで、単語を増やせたことになります。
 しかし、この方法は日本語になった英単語にしかつかえません。日本語になっていないのは別の方法で覚えるしかありません。
 語源記憶術は、その単語がどのようにしてできたのかによって覚える方法です。teacherは、「教える」という意味のteachと、「人」あらわすerでできた単語です。「teach(教える)er(人)」なので、teacherは「教師」です。
 この方法はなかなかすぐれた記憶術です。「人」あらわすerを覚えれば、singer(歌手), player(選手), writer(作家)などもすぐに覚えられます。
 しかし、この記憶術は、teach, singなどの基本単語を覚えていなければ使えません。
 このように、それぞれの記憶術には一長一短があります。
 それで、この単語はこの方法で、別の単語は別の方法で覚える、という工夫が必要です。つまり、適材適所です。それぞれの単語に適した方法で記憶するというのが「適材適所記憶術」です。
 「適材適所記憶術」で中学で学ぶ基本中の基本の英単語をまず覚えて、英語を得意になってください。
 なお、ここで覚える英単語は、ウェブ上の次のページの単語を基本にして、必要な単語を少し加えました。

英語 中学教科書 最重要単語リスト
http://www.linkage-club.co.jp/entry/word_lists/junior_high_textbooks.html

「主要英語教科書5社の中学3年分に掲載されている英単語と英熟語・連語の合計は2257語です。このうち,過半数の3つ以上の教科書で掲載されているものは845語」だそうです。


もくじ
第1章 カタカナ語記憶術
第2章 語呂合わせ記憶術
第3章 和英まじり文記憶術
第4章 暗記英文記憶術
第5章、コア記憶術
第6章 語源記憶術
第7章 熟語成り立ち記憶術
第8章 パターン別過去形記憶術
第9章 型別過去分詞記憶術
第10章 不規則名詞記憶術
第11章 テストで確認記憶術

Yoji著「適材適所 記憶術 中学英単語」の件での問い合わせ
WHY塾の原光浩さんから、ぼくの「適材適所 記憶術 中学英単語」について、問い合わせがありました。
 原さま、ありがとうございます。

 WHY塾は、「自ら学ぶを学ぶ塾」で、ぼくの教材も活用してもらっています。

WHY塾のホームページは次から。
子供の自主性を伸ばす茅ヶ崎市の学習塾WHY塾

 以下に、メールを転載いたします。


仲松様

お世話になります、WHY塾の原です。

「適材適所 記憶術 中学英単語」の件での
問い合わせとお願いになります。。

〇問い合わせ
発売はいつ頃ですか?
(Kindleをチェックしたのですが、
 見落としてたらごめんなさい。)

〇お願い
またしても、図々しいお願いですが、
原稿を塾で使用させていただく事は
可能でしょうか?

今、考えているのは、高1の女子で
現在体験中の子、(多分入ってくれる)
に、使ってもらいたいなと考えています。

数学・物理は得意だが、英語が全くダメ
という事で、塾を訪ねてくれています。
プログラム学習、中1のローマ字の
ところから始めて貰っています。
サクサク、フォニックスのところも
分かるし、文法も納得していっている
と思います。
とても、素直に勉強してくれています。

あ~、中1の時にこの本があったら、
とのことです。(渡しているのは
コピー)
ただ、鳥や馬の英単語が覚えてないのです。
そして、何故か先生についても。

英単語は別に勉強した方がいいね。
で、本人も乗り気なのですが。

単語の本って、重要度順のものしか
思い至らず、

仲松先生の、セルフ塾の英語(単語・熟語)
の分かる教え方を読みましたら、

1, カタカナ語 記憶術
(フォニックス)
2,語呂合わせ 記憶術
3,和英 まじり文 記憶術
4,暗記 英文 記憶術
5,コア(語義) 記憶術
6, 語源記憶術
を、適材適所 に利用して記憶する、
中学英単語とありましたので。

これって、その子に会いそうと
思ったのです。
素直にというのは、分かる、納得する事が
好きな高1の女子のようで、
逆に単に覚えるというのは、負担に感じる
子なのかな。と感じています。

様々な覚え方を、適材適所に配置する
という発想がすごい!

図々しいは承知ですが、
ご検討いただけたら幸いです。

WHY塾 原 光浩


 上のメールに対し、ヤフーボックスにおさめtが原稿を紹介し、使ってもらうことにしました。それについては明日のブログに書きます。
 自由に使ってもいいことも書きました。
 また、メールをブログに掲載させてもらいたいとお願いしたところ、快諾してくださいました。それに次の文も添えてくださったので、それも紹介いたします。

仲松様

「適材適所 記憶術 中学英単語」自由に使わせて頂きます。
フィードバックが出来たらな、と思っています。

中学校の英単語という範囲、ターゲットが明確になっている。
その上で、英単語が覚え易い記憶術の順番で並べてられている。

中学生や中学生のレベルから英語を復習したい人
(大人を含む)にはうってつけの英単語記憶のやり方の提案だし、
それぞれの記憶術の案内にもなっていて私は、良いな~と思います。
特に暗記は苦手(あほ草)と、思っている人達に。

塾で、高1女子と、それに中学生にも使ってもらって、彼女達の
意見をフィードバックします。
中学生は、高校入試及び期末試験の期間になっており、それが終わ
ったらと考えています。




子どもは最悪の教師
僕は普段「親は最悪の教師」と言っています。

 親と子は感情的にとても近い。それで勉強を教える時に、つい感情的になってしまうのです。

 子どもは子どもで親に甘えて、わがままをします。

 そのことについては、まとめて Amazon Kindle から出版しています。


 さて、スマートフォン、タブレット、パソコンなどを使う時には、立場が逆転しますね。

 大抵は子どもの方が上手です。
 親は子どもから教えてもらう立場になります。

 その場合には、子どもが教師になるのですが、それもまた「最悪の教師」になりがちです。

 親は年を取っているのですから、頭が硬くなっています。なかなか一度では覚えてくれません。

 子どもは「さっき教えたでしょ」と突き放してしまいます。

 頭を下げ下げ、教えてくださいと頼むこともたびたびだとか。

 親と子で教えあうのは難しいものなのですね。

糸ようじホルダー(デンタルフロスハンドル)
 半年ほど前に、歯医者に行って歯の掃除をしてもらいました。
 その時に、歯間ブラシと糸ようじを使っていました。

 話を伺うと使った方が綺麗になるとのこと。素直の僕は帰ってすぐに準備をして始めました。

 糸ようじは、ホルダーの付いたものを最初は使っていました。
 でも使い終わるとそれを捨てるのはもったいないです。

 糸の部分だけが汚れるのですから、そこだけ交換できるようにならないかなと思います。

 糸を指にまいてもできるようですが、結構難しそうです。

 糸の部分だけ交換出来できるのはないか、と Amazon を探すとありました。

 ハンドル(ホルダー)があって、それに糸を付けるのです。

 半年ほど使っていますがなかなかいいです。しっかり糸が固定できます。歯の間が綺麗になるように感じています。

 おすすめです 。


人間に「ポチ」という名をつけたら
 さだまさしの歌「関白失脚」の歌詞に次のようなのがありますね。

いつもポチと二人、
ゆうべのカレー、チンして食べる。


 ポチが犬だというのは歌詞の中にはありません。
それでもぼくらは犬だと思いますね。
 もうこれは日本人の常識です。

 それで、ふと考えました。

 もし、ポチという名を人間につけたらどうなるかなと。
 多分いじめにあうでしょうね。

 「ポチ、はい、お手して」なんて言われるでしょう。

 だいぶ前に「悪魔」という名を子どもにつけようとして、役場にストップをかけられたというニュースが飛び交いました。

 名前を付けるのは親の自由だろう、と親は言っていましたが、結局は親が折れたと、僕は記憶しています。

 ポチと名前を届けても役場は拒否するのでしょうね。

 ふと、どうでもいいことですが、思ったことを書いてみました。

初代行政主席比嘉秀平の銅像
 初代琉球政府行政主席の比嘉秀平氏の銅像を見てきました。
IMG_20170206_123543.jpg

 比嘉秀平さんは 読谷村大木の生まれです。
 太平洋戦争(沖縄戦)の後、沖縄はアメリカ施政権のもとにおかれます。そ球琉球政府の初代の行政主席が比嘉秀平さんです。

 比嘉秀平氏のことを僕は読谷に来るまで全く知りませんでした。
 舅の曽根信一に教えてもらいました。

 子どもの頃にサトウキビ絞りに右手を挟まれて失ったこと。
 早稲田大学の英文科に進み英語が得意だったこと。
 そのためにアメリカ政府との交渉もよくできたので行政主席になったとのこと。などなど。

 英語力だけではなかったのでしょうが、あの時代ですから、大きな力になったのでしょう。

 琉球政府の最後の行政主席は読谷村瀬名波の屋良朝苗さんですね。

 アメリカ施政権下の琉球政府で、初代と最後の行政主席が読谷から出ているのですね。

 屋良さんのことは子どもたちもよく知っていますが、比嘉秀平さんのことは、読谷に住む多くの人も知らないのではないでしょうか。

 銅像は大木公民館のすぐ後ろにあります。

 僕は35年ほど前に、読谷に住むようになってすぐに舅の曽根信一に連れられて、それを見ました。

 母は比嘉秀平さんのことをよく知っていました。それで、ぜひ銅像を見たいとのことだったので、連れて行きました。

 35年前に見た時にはまわりには建物がほとんど全くなかったのですが、今はすぐ近くにアパートも立っています。


 友人のHiroくんが、フェイスブックにコメントしてくれました。

以前先輩から聞いた話なんだけど
比嘉秀平は 非常に優秀な人だったけど校長先生になれなかった
片腕 で御真影を 持つことが許されなかった
興味深いでしょ


 興味深い話ですね。戦前の日本ならありそうです。




  そこに書かれていた「比嘉秀平顕彰の記」と「略歴」を書き写しました。間違いがあるかもしれませんが、ご了承ください。



比嘉秀平顕彰の記
先生の御生前の御偉
業を偲び御功績を讃
え心熱き教育者政治
家比嘉秀平良生の御
遺徳を限りなく慕う
ため時の流れに刻み
附設に心ゆるぎなき
殊に創り磨き称慕と
感謝とふせつの悠久
をここに顕彰する
昭和五十六年八月十八日
字大木比嘉秀平先生
銅像建立委員会


IMG_20170206_123554.jpg

略歴

初代行政主席比嘉秀平先生御※?厂
明治34年6月7日
  読谷村字大木で御出生
明治41年4月・大正3年3月
  読谷読谷村古堅尋常高等小学校
大正3年4月・大正8年3月
  沖縄県立第2中学校
大正9年4月・大正14年3月
  早稲田大学英文学部
大正14年4月・昭和3年3月
  和歌山県高野山中学校教諭
昭和3年4月・昭和14年3月
  沖縄県立第二中学校教諭
昭和14年4月・昭和20年7月
  沖縄県立第三中学校教諭
昭和20年9月・昭和21年3月
  沖縄沖縄諮詢委員会翻譯部長
昭和31年4月昭和25年3月
  沖縄民政府渉外部長
昭和25年4月昭和25年5月
  臨時琉球諮詢委員会委員
昭和26年4月・昭和27年3月
  琉球臨時中央政府行政主席
昭和27年4月・昭和31年10月
  琉球政府初代行政主席
昭和31年10月25日
  主席在任中急逝


 ※ 「?厂」は「略歴」かな
IMG_20170206_123624.jpg

次は大木公民館の地図です。そのすぐ裏にあります。
大木公民館の地図

最近 Google の音声認識でユーザーの言葉が認識されない
  Google の音声認識入力をよく利用しています。

 しばらく前までは、僕が個人的に使う言葉もよく認識してくれました。個人的に使う言葉というのは、家族や友人、知人などの名前です。

 最初は、もちろん認識してくれなかったのですが、手動で入力し直していたからなのか、そのうちに見事に認識して、入力してくれました。電話帳にある名前も参考にしていたのかもしれません。

 すごく進化したものだと感心したものです。

 ところが、2週間ほど前からか、それが全く認識されなくなっています。
 一人だけではなく、すべての人に対してです。

 多分 Google のスーパーコンピューターの方で何かをいじったのでしょうね。 Google の方でも試行錯誤をしているのかもしれません。

 そのうちに、また認識してくれることを願っています。



 ついでに、もう一つ別のことを書きます。

  Google の音声認識では句読点を打つことができません。
 僕は一通り音声で入力をしてから、手動で句読点を打っています。

  iPad を借りて使ったことがあります.
そこでは「まる」「てん」と言うと、句読点に直してくれるのです。

 そのような機能が Google の音声認識でもできないかと色々探したのですが、まだ駄目なようです。

 早めにそれも改善してもらいたいです。
 できれば文章の流れを見て、自動的に句読点を打ってくれたら、さらに良いのですが。

 間があると読点、終止形で終わってしばらく間があると句点を打ってくれるということです。

なぜ、送電線は高圧なのか。
 きのうは、なぜ
「導線間の電圧は、なぜ0になるのか」

 を書きました。

 さて、発電所で作った電気を家庭に送る線を送電線といいますが、高圧線ともいうように、電圧が高くなっています。なぜでしょうか。

 きのうのブログにも書きましたが、導線間の電圧は、0Vに近いのですが、完全に0Vではありません。
 できるだけ導線の電気抵抗が小さいのを使うのですが、それでも0Ωにはならないからです。

 送電線のように長い距離になると、抵抗も大きくなります。それでそこで電気エネルギーが消費されてしまうのです。電線が熱くなり、熱エネルギーとなって逃げていくのです。

 そのために、送電線では高圧にして、消費される電気エネルギーが小さくなるように工夫しているのです。

 それでは、なぜ電圧が高くなると、電気エネルギーの消費が小さくなるのかです。

 電気エネルギー=電力×時間 です。

 電力=電圧×電流 ですね。

 この式から、同じ電力なら、電圧が大きくなると電流は小さくなることが分かりますね。

 同じ電力を送るなら、電圧を大きくして、電流を小さくすると、消費される電力は小さくてすむのです。

 具体的に数字を使って説明します。実際の送電線ではとても大きな電力を送るのですが、分かりやすいように、小さな値を使います。

 いま、1000Wの電力を家庭に送ります。送電線の抵抗は行きに1Ω、帰りも1Ωとします。
高圧線1

 そういう条件で、電圧が100Vのときと200Vのときで比較します。


 まず、電圧が100V場合、
 送る電力は1000W. 電圧が100Vだと、電流は10Aになりますね。( 電力=電圧×電流 )

 行きの導線の抵抗は1Ωです。そこを10Aの電流が流れているので、そこでの電圧は10V。 ( 電圧=電流×電気抵抗 )

 帰りの導線も同じく10V 。

 直列の場合、全体の電圧=部分の電圧の和 ですね。

 だから、100V=10V+10V+(家庭での電圧)
 
 それで、家庭での電圧=80V です。

 流れる電流はどこも同じなので10A。

 だから家庭で消費できる電力は、80V×10A=800W 
高圧線2

 1000Wの電力を送ったのに家庭で消費できるのは800W
 200Wは、導線の部分で消費されて、無駄になったのですね。


 次は、電圧が200V場合、
 送る電力は1000W. 電圧が200Vだと、電流は5A。

 行きの導線の抵抗は1Ω。そこを5Aの電流が流れているので、そこでの電圧は5V。
 帰りの導線も同じく5V 。

 直列の場合、全体の電圧=部分の電圧の和 なので、
 200V=5V+5V+(家庭での電圧)
 
 それで、家庭での電圧=190V です。

 流れる電流はどこも同じなので5A。

 だから家庭で消費できる電力は、190V×5A=950W 
高圧線3

 1000Wの電力を200Vで送ると、家庭で消費できるのは950W
 無駄になったのは50V

 まとめると、1000Wの電力を

100Vで送ると、800W届き、200Wの無駄
200Vで送ると、950W届き、50Wの無駄

 このように、高電圧で送った方が無駄は少なくてすむのですね。

導線間の電圧は、なぜ0になるのか
くまのみさんから質問メールをいただきました。くまのみさんは度々質問をしてくださる方です。いつもありがとうございます。

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送信者:くまのみ
日付:2017/02/05 17:37:23
件名:導線の電圧
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こんばんわ。お世話になります。中学生の電流の単元で電圧測定をさせたとき、導線間の電圧は0になります。生徒は疑問をもつのですが、教科書にはそうなるという結果しかのせていません。このときの教え方として、「電圧は電流を流す働きをするものだから、導線は電流をよく通すからその働きがほとんどいらないので電圧はほぼ0になる」という教え方をしてもいいのでしょうか。簡単に理解させたいのです。よろしくお願いします。
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 くまのみさんが書かれているように、
 「電圧は電流を流す働きをするものだから、導線は電流をよく通すからその働きがほとんどいらない」と教えてもいいと思います。

 でも、せっかくですので、僕なりに説明を加えます。

 電池、発電機などで、電気のエネルギーを作り出しますね。

 その電気のエネルギーで、光を作ったり、熱を発生させたりして、私たちの役に立てるのです。

 その他、モーターで力を作ったり、音楽などを聴くこともできます。

 そのために電気を使うのですが、そこでは電圧が高くなります。
 電気を使って仕事をする、そのときには電圧がかかるのです。

 電気のエネルギーが使われる所だと考えていいでしょう。

 ところが、導線というのは、その電気のエネルギーを使うところまで運ぶだけです。その間では、できるだけエネルギーを消耗したくないわけですね。

 舗装されていない道路を、舗装して通りやすくしていくのようなものです。リニアモーターカーでは車体を浮き上がらせて、さらに通りやすくします。

 導線には、そのために電気が通りやすいものが使われているのです。
 よく使われているのは銅ですね。銅は電気が通りやすい物質なのです。

 実は、銀の方が、銅よりさらに電気を通しやすいのです。でも銀だとコストがかかりすぎます。それでよく銅が使われているということです。

 その導線を通るときには、エネルギーがほとんど使われないので、電圧が0にかなり近くなるということです。ただ、実際には全くゼロというわけではないのですが、電圧計では測れないくらいだということでしょう。

古着deワクチン【赤すぐ】
 古着の処分については多くの主婦が悩んでいるようです。

 まだまだ使えるのに、太ってきたので着ることができない、その他いろいろな理由で着なくなっている古着です。

 それを、ただただ捨てるのももったいないと思っているのですね。

 僕の妻もそうでしたが、最近は「古着でワクチン赤すぐ」をよく利用しています。

 それは、「赤すぐ」から専用の伝票を1000円(税込み1080円)で買い、古着をダンボールに入れて送ります。その時の送料はいらないとのこと。

 1000円出して、古着を処分するのです。それらの古着は開発途上国で利用され、ワクチンにもなるということです。

 ただただ捨てているのとは違うので、気分的に良いのでしょう。

 専用伝票は5枚まとめて注文すると伝票の送料が無料になります。
 それで妻は、身近な人に声をかけて5人集めて注文しています。ネットで注文するのは僕の役目。

 多くの人が古着の処分については悩んでいるようで、周りの人には評判が良いようです。

 詳しくは次のページで


古着を処分することでワクチンを寄付できる

池上彰「子どもたちは、当時の私にとって、デスクであり、先生でもありました」
 池上彰さんは、よくご存知ですね。難しいニュースなどを、とてもわかりやすい解説してくれるので有名です。

 さて池上彰さんの
 『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える 伝える力』を読み始めました。

 その20ページに、次のようにあります。

 

この「週刊こどもニュース」では、本当に勉強をさせてもらいました。誰にかと言えば、それはなんといっても、子どもたちにです。
 子どもたちは当時の私にとって、デスクであり、先生でもありました。
 大人には通じる〝常識″が、子どもには通じない。知識も社会経験も、大人に比べると少ないのですから当たり前です。
 その子どもたちに、どうやって世の中で起きてる事件や事故、出来事をわかりやすく伝えるか、これが大変だったのです。


 そういう気持ちで色々な出来事やニュースなどを説明するので分かりやすいのですね。

 僕は以前に、
 理解力の低い生徒は厳しい先生

 を書きました。

 理解力の高い生徒を教えるのは、とても楽なことです。教科書に書いてあることを、そのまま話せば、すぐに理解してわかってくれます。

 でも、理解力の低い生徒には、それでは分かってもらえず、できるようになりません。

 その子達に分かってもらうためにはどうするのか、色々と勉強もし、工夫もしました。

 そのために、僕は自分の教える力がついてきたように思います。
 ということで、ぼくの姿勢と池上彰さんの姿勢は似ているな、と感じたのです。


「天皇」と「天皇陛下」の使い分け
 天皇の退位問題がクローズアップされ、最近はニュースでよく見聞きします。

 さてその時に「天皇」と「天皇陛下」という言葉を使い分けていることに気づきました。

 僕はこれまで「天皇」と「天皇陛下」が違うことは知りませんでした。

 ただ、それを知らなくてもニュースでは理解できるようにテレビ局などでは工夫しているようです。

 「全ての天皇」「天皇陛下一代限り」というように言っています。これだと、違いは意識しなくても理解できます。

 これを聞いて、僕は使い分けてると思ったのです。

 要するに「天皇」という時には普通名詞でしょうね。「昭和天皇」「大正天皇」「明治天皇」なども、そして今後現れるだろう「天皇」も全て「天皇」です。

 それに対して「天皇陛下」というのは「現在の天皇」について言っているのです。今上天皇ですね。そして、たぶん「平成天皇」になる人です。

 その人のことを言うときには「天皇陛下」と言っているのです。
 「陛下」というのは天皇や皇后などにつける敬称だそうです。まあ「天皇様」ということでしょうか。

 しんぶん赤旗で見ると「現天皇」と言っています。こちらの方がすぐわかりますね。

私にとって、依頼そのものが報酬である
 先日テレビで「探偵少女アリサの事件簿」を見ました。
探偵少女アリサの事件簿|テレビ朝日

 ドラマ自体も面白く見ましたが、
 その中でシャーロックホームズのセリフに

 「私にとって、依頼そのものが報酬である(The work is its own reward.)」

というのがあるとのこと。

 それを聞いた時、僕は「分かる、分かる、僕もそうだ」と思いました。

 あのシャーロックホームズと同じだというのは、厚かましいのですが、僕にとっても
「依頼そのものが報酬である」です。

 僕のところに、質問メールが届くことがあります。

 そういうのが届いた時には、嬉しいですね。
 頼られているのがうれしいのです。

 そういうときは、よしうまく答えてやろうと、やる気になります。

 お金いくらかもらえるわけではないのですが、それこそが報酬になっているのですね。

 ということなので、ご遠慮なく依頼してくれるとうれしいです。

 さて、僕がテレビを見ながら「僕もわかるよ」と言うと、妻が
 「あなたにとってもそうだというのも分かるよ」言いました。

 パソコン教室の生徒が、教えてほしいという質問の電話がくると、うれしそうに答えているとのこと。

 ばればれですね。


2017年1月のブログ拍手ランキング
1月のブログ拍手は44回でした。先月の倍以上です。ありがとうございます。

 1位は拍手数3の「読谷村社協の車椅子を借りる」

 身近な話題ということで多かったのかな。

 
拍手数3
読谷村社協の車椅子を借りる
 
拍手数2
Google フォトの PC とスマホ間の同期について
小学英語は、会話中心で
ウレー、ママックヮドゥ ヤンナー(この子は、継子なのですか)
試験に通る目的なら過去問題を勉強する
中学生のための「アルキメデスの原理」
動詞とは?
 
拍手数1
Yojiの教材は「キミの分からないを教えてくれ」で溢れている
iPhone iPad 型のキーボード、一文字ずつ移動する方法
兄弟を同じように育てることはできない
屋良朝苗生誕之地
漢字の成り立ち、白川静氏の説明は藤堂明保氏の説明よりとても難しい
「林」と「森」の違いについて
繰り下がりの引き算の指導(2)・・・引き算九九
算数の繰り下がりの引き算の指導(1)
オランダ人女性と読谷をまわる
「ひとりで学べる算数」の読者が訪問
算数はできるだけ 早く終わらせる
正四角すいの 高さを求める公式は 直方体の対角線の公式の応用
分類をまちがえやすい動物
シティーカード(City Card)の退会、・解約の方法
ツツジは、合弁花類????
整流子の分かりやすい教え方
電流計、電圧計のマイナス端子をテレビのチャンネルにたとえる
分数を割り算に直す方法
割り算の意味は、分けること、割ることとは限らない。
倭寇、元寇の「寇」の字は、「外敵」を表す
「指名」と「任命」の違い。天皇による「任命」は形式的、儀礼的なもの。
比較級で長い単語にはmoreをつける、「長い」ってどういう意味?
御成敗式目と武家諸法度の違い、
三角形の対応する順序
同位角,錯覚を教える
能動的学習と受動的学習
漢字,熟語の構成
共産主義と社会主義との違いは
「つりあい」と「作用・反作用」



 
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