昨日は、通勤や買い物に車なしで生活できるのは都会だけだと書きました。
車が普及する前の田舎ではどうだったでしょうか。
僕が小学生の頃、1960年代、自家用車を持っている人はほとんどいませんでした。
高度成長期になり沖縄も少しずつ豊かになっていきました。
中学生、高校生となり、自家用車を持つ人も少しずつ増えてきました。
僕が小学生の頃、車が普及する前、田舎ではどうだったのか。
僕は那覇市首里に住んでいました。まあ都会にいたようなもの。
妻は読谷で産まれ、育っています。話を聞いてみました。
まずバスの便がとても良かったとのこと。あの頃はバスが頻繁に通っていてほとんど不自由しなかったそうです。
通勤、通学もバスでできたのです。
それからまちやぐゎーか多かった。まちやぐゎーは というのは、小売店、雑貨店のことです。
歩いて数分の所にまちやぐゎーがあったので買い物をするのも不自由ではなかったのです。
それから勤め先も今のように広域化していなかったのではないかな。
だから今とは環境がだいぶ違っているのです。
あの頃は車を使わなくても通勤、通学、買い物ができたのです。
少なくてもあの頃のようにバスの便が良くなれば、もっとバスを利用するようになるのではないでしょうか。