「最近のペットボトルの蓋はきつく締めすぎているよね。 開けるのに一苦労するよ」
妻は沖縄県民生協に入っています。 週に一度は荷物を受け取るために班の人、数人が集まります。
その一人 C さんがそう言ったのです。
それに対し、妻は
「何を言ってるのよ。 蓋がきつくなったのではなくて、あなたの手の力が弱くなったのよ」 と返したとのこと。
年をとって手の力が弱くなったので、 蓋を開けきれなくなった。 それは蓋がきつく締まっているからだと思ったのですね。
妻は固い蓋も自分で開けようとします。
僕が開けてあげようかと言うと
「いいよ。自分でやらないと力がなくなるから」と言います。
少し頑張ることで力を維持しようとしているのです。
それでも時間がない時には、僕に開けてと頼むこともあります。
生協の仲間から
「100円ショップなどで蓋を楽に開けることができる道具もあるよ」と勧められたそうですが、
「 できるだけそういうのには頼らないようにする」と答えたとのこと。
年を取ると 手の力も足の力も徐々に弱くなってきます。 ほんの少し抵抗している という感じかな。