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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

小文字は「しょうもじ」?
 「小文字」をどう発音していますか。

 ぼくがそれを「こもじ」と読むと,「おかしい,『しょうもじ』じゃないの?」とある中学2年の女の子が言いました。これまでも何度もあります。

 ぼくのが間違えているのかなあ,と思って,辞書を引いたら,やはり「こもじ」でした。「しょうもじ(小文字)」はありません。

 ネットで調べても,やはり「小文字」は,「こもじ」です。

 数人の子に「小文字」を読ませると,「しょうもじ」が多いですね。

 ぼくの地域の子どもたちだけでしょうか。
 ある先生が「しょうもじ」と教えているのでしょうか。

 もちろん,「こもじ」と読もうが,「しょうもじ」と読もうが,英語の力には影響しません。
 「大文字」を「だいもじ」と読む子はいません。『大文字』は「おおもじ」です。全員。なぜ,『小文字』を「しょうもじ」と読むのでしょうか。

「小(しょう)」は,音読みです。それに対して「大(おお)」は訓読み。だから,
 訓読み同士で,「大文字(おおもじ)」に対しては「小文字(こもじ)」です。

 「大(だい)」に対しては「小(しょう)」でしょうね。

「大型(おおがた)」の反対は「小型(こがた)」
「大口(おおぐち)」←→「小口(こぐち)」
「大声(おおごえ)」←→「小声(こごえ)」
「大味(おおあじ)」←→「小味(こあじ)」
「大物(おおもの)」←→「小物(こもの)」
「大判(おおばん)」←→「小判(こばん)」
「大潮(おおしお)」←→「小潮(こしお)」
「大柄(おおがら)」←→「小柄(こがら)」
「大粒(おおつぶ)」←→「小粒(こつぶ)」

 それに対し
「大差(たいさ)」の反対は「小差(しょうさ)」
「大食(たいしょく)」←→「小食(しょうしょく)」
「大国(たいこく)」←→「小国(しょうこく)」
「大脳(だいのう)」←→「小脳(しょうのう)」
「大事(だいじ)」←→「小事(しょうじ)」
「大腸(だいちょう)」←→「小腸(しょうちょう)」
「大教室(だいきょうしつ)」←→「小教室(しょうきょうしつ)」


 小を大にすれば反対語になるかと言えば,そうでもないようです。

 小人(こびと)に対して大人(おおびと)とはふつう言わないです。大男,大女と言う。
 
 小言(こごと)の反対は大言(おおごと)ではない。

 大風呂敷を広げる,大ほら吹き,大もうけ,小心,小冊子,

 こういうのは,大を小にすれば反対になるわけでもないようです。

 大人数は(おおにんずう)ですね。「だいにんずう」も聞いたことがありますが,辞書にはありません。
大人数(おおにんずう)の反対は,小人数(こにんずう)です。

 ぼくは,少人数(しょうにんずう)はよく使いますが,小人数(こにんずう)は使わないですね。

 大人数の反対は少人数だと思っていたが,

 たぶん,大人数(おおにんずう)の反対は小人数(こにんずう)

 多人数(たにんずう)の反対が少人数(しょうにんずう)なんでしょう。

 小文字の読み方から,漢字に弱いぼくがいろいろ考えてみました。
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Re: 中学校英語教師です
かなでママさま、コメントありがとうございます。
教頭先生のおっしゃる通りで、言葉というのは生き物で、どんどん変化していく、ものだと思います。
 だから、「こもじ」でなければいけない、「しょうもじ」と言ってはいけない、と目くじらを立てて注意するほどでもない、と思っています。
 ただ、まだ辞書には「しょうもじ」とはないようなので、僕自身は意識的に「こもじ」と言うようにしています。
selfyojji | URL | 2012/05/13/Sun 17:52[EDIT]
中学校英語教師です
私も、これまで、「しょうもじ」 と教えました。
でも、今の学校の校長が授業参観に来られて、授業後 「こもじ」 が正しいのではないか?」と言われました。 それで、検索したら、このサイトに・・・。 
でも、またまた、後日に教頭から、これまでの多くの英語教師が「しょうもじ」 という言葉を使っているから、「言葉というものは、多くの人が使うものが 常識になっていくものだ」 とおっしゃっていました。
かなでママ | URL | 2012/05/13/Sun 11:34[EDIT]
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